スニーカーにインソールを入れると疲れない!?インソールの機能と理由について

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スニーカーを履いて長時間歩いたりすると疲れやすいと感じますか?

そんな時は足に合うインソールを入れて履くと疲れないかも知れません。

足に合うインソールには様々な機能があります。

その中のいくつかの機能が、足が疲れないようにする効果を発揮します。

そこで今回は、疲れないようにスニーカーにインソールを入れて履く効果についてまとめました。

スニーカーにインソール入れると疲れない理由

スニーカーのイラスト

足に合うインソールには様々な機能が備わっています。

しかし、インソールにも様々な種類があり、どんなインソールを選べば良いか悩みますよね。

ここで言うインソールとは「土踏まずの辺りが立体成形されているインソール」です。

素材も少し固めでしっかりとしたインソールの方が効果を発揮します。

価格帯で言うと定価3,000円より上のインソールとしては高い部類の価格帯のインソールをオススメします。

ではなぜ少し固くて立体的な構造のインソールを入れると疲れないのでしょうか?

その理由を3つご紹介いたします。

靴の中で足が動きにくくなるから

足にフィットするイラスト

足の形に合う立体的なインソールを使うことで、靴の中で足が動きにくくなります

歩いたり走ったりしていると、靴の中で足が滑って微妙に前後に動いてしまいます。

足が微妙に動くことで、足の指に力が入って無意識に足の指で靴を掴む動作が生まれます。

その動作が足の裏の筋肉を少しずつ使っていることになります。

小さなパワーの積み重ねが足の疲れにつながるのです。

土踏まずの辺りが足の形に合っているインソールを入れることで、足が靴の中で滑りにくくなります。

土踏まず部分にしっかりと足がフィットすることで足が靴の中で前後に動きにくくなるからです。

かかとがしっかりと固定されるから

かかとを安定させるインソールのイラスト

スニーカーを履いていてかかとがパカパカとなることはありませんか?

実はそのパカパカとなっているのは足と靴が固定されていないからです。

しっかりとかかと側に足を詰め、靴紐をしっかりと締めるとだいぶ軽減されます。

ほとんどのスニーカーのかかとにはヒールカウンターというかかとを固定するためのパーツが入っています。

そのヒールカウンターにかかとをしっかりと当てることでかかとが浮きにくくなります。

かかとが浮いてしまうということは、これもまた足が靴の中で動いてしまっているサインです。

靴の中でかかとが左右に動いたり、足全体が前後に動いてしまっています。

足が動くということは、歩く際に余計なパワーを使っている証拠です。

立体成形のインソールの多くはかかと部分がお椀型の形状をしています。

お椀型の形状にかかとをすっぽりと収めることでかかとの前後左右の動きをしっかりと安定させることができます。

かかとが安定することで、歩く際の支点がしっかりと安定して無駄な力を使わずに歩きやすくなります。

衝撃を吸収・分散しやすくなるから

衝撃を吸収するイラスト

歩いたり走ったりする時に、全体重を支えているのは足の裏です。

そして、地面に足の裏がつく時に地面からくる衝撃を受けるのも足の裏です。

足の裏を支える土踏まずには想像以上に筋肉がついていて、地面からの衝撃を吸収・分散するためのサスペンション機能として働いています。

長時間歩いていると、足の裏が痛くなるのはそのためです。

足の形に合うインソールには足の裏の筋肉の衝撃・分散する機能を補助する役割があります。

素材がある程度硬いインソールには、足の裏の筋肉を下から支える働きをするからです。

下から支えることでバネのような働きをする筋肉の伸び縮みを補助することで疲れにくくする効果が生まれます。

また、足の裏の筋肉がかかと・ふくらはぎ・ふともも・腰・背中・首と体中の筋肉と連動しているのはご存知ですか?

足の裏の疲れが最終的には体全体の疲れへとつながるのです。

スニーカーに最初から入っているインソールとの違い

シダス アクションプラスインソールの写真

多くのスニーカーには最初から取り外しできるインソールが入っています。

全国展開する某靴屋で働いていた経験から、スニーカーに最初から入っているインソールでは先ほどご紹介したインソールの機能はあまり働きません。

ほとんどが平らで薄っぺらい形状をしていて、立体的な構造にはなっていません。

一部のスニーカーでは土踏まず部分が立体的になっている物もありますが、素材が柔らかいことが多く足の裏をしっかりとサポートする機能までは持ち合わせていません。

最初から入っているインソールと市販されている立体形状のインソールを比べると一目瞭然です。

スニーカーを履いていて疲れると感じる場合は、一度入っているインソールを確認してみてください。

スニーカー選びも大切

靴屋さんのイラスト

スニーカーにインソールを入れて履く場合、スニーカーを選ぶ時も疲れないスニーカーを選ぶことが大切です。

ファッションアイテムとしてもスニーカーは定番ですね。

かっこいいスニーカーやオシャレなスニーカーを選びたいという気持ちも理解できます。

でも、どんなスニーカーを選ぶにしても履いていて疲れやすいとあまり履きたくなくなります。

実際に私も限定品のスニーカーが抽選で当たって購入したのですが、どうも履いていると疲れるので箱に入れたままになっています。

そんなことにならないよう、スニーカーを選ぶ時にも疲れないスニーカーのポイントを押さえて選ぶようにしてください。

足に合うスニーカーを選ぶ

サイズとワイズに合う靴のイラスト

まず、疲れにくいスニーカーを選ぶ上で大切なことは正しいサイズのスニーカーを選ぶことです。

靴屋さんには足のサイズを計測する計測器が置いてあります。

店員さんに測ってもらえるお店や、自分で測るお店と様々ですが実際に自分の足のサイズを計測して足に合うサイズのスニーカーを選ぶようにしてください。

23cmだったとしたら、23cmのスニーカーを選んで試し履きしてください。

そして、試し履きをして横幅がきついからと23.5cmや24cmにサイズアップして購入するのは絶対に止めてください。

23cmで幅がきつかったり、甲の部分に圧迫感がある場合は靴の幅のサイズがあなたに合っていません。

ここでサイズアップして靴を選んでしまうと、疲れやすい靴を選んだことになります。

他の23cmのスニーカーを試し履きし、横幅や甲の部分が気にならないスニーカーを見つけることが大切です。

靴には足の長さのサイズと、足の幅と足囲のワイズの2種類のサイズがあります。

多くの方は足のサイズだけで選びがちですが、サイズとワイズの2つのサイズの合うスニーカーが疲れないスニーカーを選ぶ上で重要です。

スニーカーの形状も気にする

様々な靴のイラスト

スニーカーには様々な種類や形があります。

「ゴム底で布や革素材の靴」をまとめてしてスニーカーと呼びます。

かなり幅が広く、ランニングシューズ、バスケットボールシューズ、テニスシューズ、体育館シューズ、上靴などどれもスニーカーに当てはまります。

疲れないスニーカーを選ぶためには、靴紐やベルトでサイズを微調整して締め付けができるスニーカーを選ぶようにしてください。

スリッポン形状の靴の場合、サイズの微調整ができずに足を靴の中で固定できないため疲れやすくなります。

また、靴底が平らなバスケットボールシューズ・テニスシューズ等も長時間歩いたり走ったりすると疲れやすいです。

どうしても、競技用のスニーカーは激しく動いたり急に止まったりするために靴底が平らになっていることが多いです。

靴底が平らになっていると、足を前後に動かす際に振り子運動がしにくくなります。

ランニングシューズやウォーキングシューズは歩いている時に足が振り子のような動きをしやすく設計されています。

つま先が少し上を向いていて、かかと側は地面と少し隙間がある形状です。

つま先を蹴り出しやすくし、かかとが地面につく時に抵抗を少なくするためです。

何千歩と歩いたり走ったりすると小さな抵抗や小さな力の積み重ねが疲れにつながるため、少しでも疲れないように考えられています。

スニーカーの素材も大切

クッション素材のイラスト

スニーカーの素材も疲れにくいスニーカーを選ぶ上では大切です。

柔らかすぎる素材のスニーカーは避けるようにしてください。

柔らかいとクッション性が高いと思いがちですが、実は違います。

素材が柔らかいと、体重で靴の形状が潰されてしまいクッション性を失います。

そして、歩いたり走ったりする際の地面からの衝撃が足の裏に伝わって疲れやすくなります。

比較的定価が安いスニーカーは柔らかい素材が使われていることが多いです。

逆に革靴のような硬い素材が使われているスニーカーも避けるようにしてください。

同じように衝撃がダイレクトに足の裏の筋肉に伝わりやすいからです。

異邦人にできること

異邦人のイラスト

異邦人はウォーキングシューズ(スニーカー)とオーダーメイドインソールを専門に販売している靴屋です。

私達のお店では、まずお客様が靴や足のトラブル等のお悩みをお伺いします。

そこから、足に合う靴とインソールをご提案して販売する少し変わった接客を行っています。

様々なお客様がご来店されますが、多くのお客様が正しく靴を選べていないと実感しています。

スニーカーを履いていると疲れるからインソールを入れようかとお考えかと思います。

少しでもお客様の靴やインソールを選ぶためにお役に立てれば嬉しく思います。

どうしても、ご自身ではわからないという場合は、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。

お客様の足に合う疲れにくいスニーカーやインソールをご提案させていただきます。

まとめ

スニーカーにインソールを入れると疲れないように感じるのは正しいです。

疲れないというよりも疲れにくいが正解かも知れません。

ただし、土踏まず部分が立体的な形状の足に合うインソールを入れるようにしてください。

立体成形のインソールには様々な機能が詰まっています。

  • 靴の中で足が動くにくくなるように、土踏まず部分がフィットする。
  • かかとがお椀型になっていてかかとが安定する。
  • 足の裏の筋肉を下からサポートして衝撃を吸収。分散できる。

他にも、血行を促進したり、体幹の向上などの機能もあります。

また、インソールだけでなく疲れないスニーカーを選ぶことも大切です。

足に合うスニーカーで形や素材も気にして選ぶようにしてください。

ぴったりと足に合うスニーカーや、足に合うインソールがどうしても見つからない場合はいつでも異邦人にご来店ください。

様々な靴や足のお悩みを解決してきた経験豊富なスタッフがお客様の足に合う1足を見つけるお手伝いをさせていただきます。

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