ウォーキングシューズとスニーカーの違いは?スニーカーでウォーキングしても大丈夫?

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ウォーキングシューズと街中で皆様が履いているいわゆる”スニーカー”には少し違いがあります。

広い意味ではウォーキングシューズもスニーカーの1つの種類です。

しかし、ウォーキングシューズは歩くことを目的として歩くことに特化してデザインされています。

そのため、歩くための機能性がスニーカーに比べるとたくさん盛り込まれています。

そこで今回は、ウォーキングシューズと一般的なスニーカーの違いについてまとめました。

ウォーキングシューズとスニーカーの違い

ウォーキングシューズと一般的なスニーカーにはいくつか違いがあります。

特徴的なのは、

  • 靴底の形
  • かかと部分の形状
  • 使われている素材
  • 靴の重さ
  • インソール
  • 靴紐
  • デザイン

などに違いがあります。

靴底の形

スニーカーとウォーキングシューズの靴底の形の違いの写真

ウォーキングシューズとスニーカーの一番の違いは靴底の形です。

ウォーキングシューズの靴底はつま先が少し反り上がっています。

一方、一般的なスニーカーは平らになっていることが多いです。

この違いは、歩く際の蹴り出しやすさの違いにあります。

つま先を少し反り上がらせることにより、歩く際につま先で蹴り出しやすいようになっています。

ランニングシューズなども同じ理由からつま先側が少し上がっていることが多いです。

かかとの形状

スニーカーとウォーキングシューズのかかとの違いの写真

一般的なスニーカーとウォーキングシューズの違いとして次に特徴的なのはかかとの形状です。

かかとといっても、靴の外側ではなく内側のヒールカウンターという部分になります。

ウォーキングシューズは歩く際にかかとがしっかりとホールドされるようしっかりとした作りになっています。

一方のスニーカーは、少し平らな形になっていて、かかとが固定されにくいです。

スニーカーで歩いているとかかとに靴ずれができたりするのはこれが理由です。

この違いは、歩く際にかかとがぶかぶかと動かないようにするためです。

ウォーキングシューズでは歩く際にかかとをしっかりと固定して、足をしっかりと靴の中で固定してくれます。

使われている素材

様々な素材のイラスト

ウォーキングシューズのアッパー(靴の上側)比較的しっかりとした素材が使われることが多いです。

革・合皮など固めの素材が使われています。

歩くことが多く、長く歩いても変形ににくい素材が採用されることが多いです。

一方のスニーカーは、比較的デザイン重視で靴によって使われている素材はバラバラです。

同じように革・合皮も使われていますが、スニーカーによってはキャンバス地・ナイロン系の生地など本当に多種多様な素材が使われています。

また、靴底に使われているそ素材にも違いがあります。

ウォーキングシューズの場合は比較的固めの靴底が採用されることが多いです。

歩くために設計されているので、靴底が減りにくい素材になっているのも特徴の1つです。

靴の重さ

測りのイラスト

靴の重さは靴によってバラバラです。

しかし、スニーカーに比べるとウォーキングシューズは少し重たく設計されています。

ウォーキングシューズを少し重たくする理由は、足を踏み出す際に踏み出しやすくするためです。

靴を少し重たくすることにより、歩く際に足が進みやすくなります。

僅か数グラムから数十グラムの範囲ですが、少し重たくすることで歩きやすくなるのです。

軽い方が足が疲れないと思いがちですが、少しの重さの違いで歩く際の踏み出しのテンポがよくなります。

インソール

インソールの違いの写真

一般的なスニーカーに入っているインソールは平らになっていることが多いです。

ウォーキングシューズに入っているインソールは立体形状になっています。

インソールを立体的にすることにより、土踏まず部分にフィットさせて足が靴の中で防ぐ構造になっています。

また、土踏まず部分にフィットさせることでインソールが足の裏の筋肉の働きを補助します。

地面からの衝撃吸収や疲れにくさなどにも効果的です。

靴紐

ウォーキングシューズについているファスナーの写真

スニーカーには靴紐やベルクロなどのマジックテープで足と靴の締付けを調整することが一般的です。

ウォーキングシューズはしっかりと足に固定することで、歩きやすくなる設計です。

そのため、靴紐などの微調整できる機能の他に脱ぎ履きしやすいようにファスナー(チャック)がついていることが多いです。

また、Boaなどのダイヤル式の調整具が靴紐の代わりに採用されているモデルもあります。

ダイヤル式の場合、しっかりと足に固定する機能と脱ぎ履きのしやすさが両立されているためとても人気です。

デザイン

ウォーキングシューズとランニングシューズの違いは?

スニーカーの方が様々な種類がありデザインが豊富です。

また、カラーバリエーションなども豊富で同じモデルの靴でも様々な種類が市場に出回っています。

一方、ウォーキングシューズは比較的地味なデザインのモデルが多いです。

黒・グレー・紺など濃い目の色が多く、カラーバリエーションもスニーカーに比べると1つのモデルで数色しか販売されていません。

ウォーキングシューズもスニーカーの1つ

ウォーキングシューズのイラスト

ウォーキングシューズとスニーカーの違いをお伝えしてきましたが、実はウォーキングシューズもスニーカーの1つの種類になります。

スニーカーは靴底にゴムなどの素材が使われている運動靴を指します。

靴底の硬い革靴と区別するためにスニーカーと呼ばれるようになりました。

元は英語の忍び寄るという単語のSneakから来ています。

靴底の堅い革靴では、後ろから静かに忍び寄れませんが、靴底の柔らかいスニーカーを履けば後ろから音をたてず静かに忍び寄ることができるというのが語源のようです。

そのため、ウォーキングシューズを含めバスケットボールシューズ・ランニングシューズ・テニスシューズなどもすべてスニーカーに当てはまります。

一般的に街中で履かれているスニーカーはバスケットボールシューズやランニングシューズがベースになっていることが多いです。

スニーカーでウォーキングをしても大丈夫?

ウォーキングする女性のイラスト

結論から言うと、ウォーキングはどんな靴でしても大丈夫です。

ウォーキングシューズと一般的なスニーカーの違いは形状と歩きやすさです。

歩きやすさを求めるならウォーキングシューズの方が歩きやすいため、長い距離を歩いた際の足の疲れなどで違いが出ます。

毎日1万歩以上ウォーキングする場合などは、ウォーキングシューズの方が効率的に歩けます、

スニーカーでもウォーキングに適したスニーカー

ウォーキングシューズとランニングシューズの写真

スニーカーの中でもウォーキングに適した形状で、疲れにくい靴はランニングシューズになります。

ランニングシューズも、ウォーキングシューズのように靴底の先端が上がっています。

また、かかともしっかりとホールドされるようなデザインが多いです。

大きな違いはソールで、ランニングシューズの場合走る際に地面からの反発が使えるように柔らかめの素材が採用されていることが多いです。

そのため、ランニングシューズでウォーキングしていると靴底がすぐに磨り減ってしまうのがデメリットです。

バスケットボールシューズなどのハイカットシューズは靴底が平らになっていて、ハイカットであることが多くあまりウォーキングには適していません。

テニスシューズのようなローカットタイプの方がウォーキングにはまだ使えます。

スニーカーをウォーキングシユーズの代用品として使うためのランキングにすると、

  • ❶ ランニングシューズ
  • ❷ テニスシューズ
  • ❸ バスケットボールシューズ

になるでしょうか?

ウォーキングする際のベストはやはりウォーキングシューズですが、本格的に始める前にお試しで始める場合に手持ちのスニーカーから選ぶならランニングシューズタイプのスニーカーを使ってください。

足に合っているかが大切

足に合うピッタリの靴を履いているイラスト

ウォーキングする際に靴よりも大切なことがあります。

それは、足に合っているかどうかです。

ウォーキングシューズでウォーキングする場合でも、スニーカーでウォーキングする場合でも足に合っていない靴で歩くと疲れやすくなります。

足に合っていない靴で長時間歩くと、靴ずれやマメ・タコなどができる原因にもなります。

そのため、ウォーキングする際の靴は足に合う靴を正しく履くようにしてください。

足のサイズ・幅に合う靴をしっかりと履くことで靴ずれやマメ・タコなどのトラブルを回避できます。

ウォーキングするための靴を新しく購入しようとしている場合は、足のサイズや幅を測って靴を選ぶようにすることが大切です。

ウォーキングシューズ専門店の異邦人

異邦人のイラスト

異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門に販売している靴屋です。

少し普通の靴屋とは違い、お客様が靴を選ぶのではなくスタッフがお客様の足に合う靴をご提案する形でウォーキングシューズを販売しています。

ご来店いただいたお客様の足のサイズや幅をしっかりと測り、足の裏の形を写し取るフットプリントを作成してお客様の足の特徴や歩き方の癖などをスタッフが分析します。

そして、店頭にあるウォーキングシューズの中からお客様の足に合う靴をご提案させていただくという形です。

一般的な靴屋さんでは、気に入ったデザインの靴を選びサイズを出してもらって試着して購入という流れですが、異邦人では今までの靴屋とは全く違うアプローチでお客様の靴をご提案します。

多くのお客様が足や靴に何かしらの悩みを抱えたお客様ですが、リピート率がとても高く異邦人の靴を気に入って履いていただいているのが当店の強みです。

もし、ウォーキングシューズ選びに不安があるようでしたらお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。

まとめ

ウォーキングシューズと一般的なスニーカーにはたくさんの違いがあります。

靴底の形・かかと部分の形状・靴の重さ・インソールなどが代表的な違いです。

ウォーキングシューズもスニーカーの1つの種類で、歩くことを最優先してデサインされた靴がウォーキングシューズと呼ばれています。

スニーカーは靴底がゴム製になっている靴の総称です。

スニーカーの中にはバスケットボールシューズ・ランニングシューズ・テニスシューズなども含まれます。

ウォーキングをする時には必ずしもウォーキングシューズでなければならないというわけではありません。

ランニングシューズやバスケットボールシューズでもウォーキングはできますが、靴の寿命を早めたり疲れやすいというデメリットがあります。

長期的に本格的にウォーキングをする場合はウォーキングシューズを購入するのがオススメです。

また、ウォーキングをする際に履く靴は、足に合う靴を履くようにしてください。

足に合わない靴で長時間のウォーキングをすると足のトラブルの原因になります。

足に合うウォーキングシューズを体験してみたいと感じた場合はお近くの異邦人までお気軽にご来店ください。

お客様の足を細かく計測し、お客様の足に合うウォーキングシューズを異邦人がご提案させていただきます。

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