長距離のウォーキングでインソールを交換する効果

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長距離をウォーキングする方は履く靴やインソールにこだわりを持っていらっしゃる方が多いです。

1日に10km〜20kmと歩く場合、足に合わない靴やインソールを履いていると足への負担が大きく、疲労の蓄積にもつながります。

健康のために毎日ウォーキングをされている方にも同じことが言えます。

そこで今回は、長距離ウォーキングでインソールを交換する効果やメリットについてまとめました。

長距離のウォーキングでのインソールの効果!

ウォーキングする女性のイラスト

靴に入っているインソールをスポーツやウォーキング向けのインソールと交換して靴を履くことで様々な効果があります。

足に合うインソールを入れることで、小さな効果が1つ1つ積み重なります。

特に長時間かけて長距離をウォーキングする場合、その影響は大きくなるのです。

特に長距離のウォーキングをする場合、

  • かかとの安定感の向上
  •  足の力を地面に伝える伝達力
  • 衝撃の分散と吸収
  • 疲れの軽減
  • バランスの向上

などの効果を得られることは大きなメリットです。

かかとの安定感の向上

かかとの安定感の向上

ウォーキングやスポーツ向けのインソールはかかと部分の形状が最初から靴に入っているインソールに比べてしっかりとしています。

かかと部分が立体的な形状をしていて、1.5cm前後の深さも確保されています。

その深さのおかげでしっかりとかかとがホールドされ、安定する効果があります。

かかとは歩く際には足の方向を決めるための舵を取るためににとても重要です。

また、力を伝えるための支点となる部分にもなります。

そのかかとをしっかりと包み込み、歩く方向をしっかりと定める効果があります。

足の力を地面に伝える伝達力

パワーをしっかりと伝達するイラスト

足の力を地面に伝えるには、足と靴の隙間を極力少なくすることが大切です。

足に合うインソールを入れることで、足と靴の隙間が少なくなります。

特に立体的なアーチサポート機能のあるインソールを使うと、土踏まず部分にピッタリフィットさせることができます。

足の裏のアーチにインソールがフィットすると、足の力を無駄なく地面に伝達できるようになります。

結果的に少ない力で蹴り出すことができ、長時間のウォーキングする際には体力の消耗を最小限に抑える効果があります。

衝撃の分散と吸収

地面からの衝撃を吸収・分散する効果

足の裏にあるアーチは歩くときに伝わる地面からの衝撃を吸収・分散する役割があります。

車が走っているときに凸凹や段差の衝撃を和らげるバネ(サスペンション)の役目と似ています。

足に合うアーチが立体的なインソールを入れることで、長距離をウォーキングする際の体に伝わる衝撃を和らげる効果を発揮します。

特に長時間歩く場合は効果が大きく、疲労の蓄積を軽減する効果があります。

疲れの軽減

疲れの軽減

インソールには足裏のサポーターとしても機能があります。

足の裏の筋肉を下から補助することにより筋肉の働きを助けるからです。

足にピッタと合わせることで、フィット感を向上させサポート効果も高まります。

長時間のウォーキングでは、足が疲れてくると筋肉が緩み始めます。

その筋肉の緩みが一番最初に出てくるのが足の裏の筋肉です。

足の裏の筋肉が緩みだすとアーチが低下し、ふくらはぎやふとももなど他の筋肉が支えようとして疲れが連鎖します。

足のアーチをインソールで下から支えることにより足の裏の筋肉の負担を和らげ、体全体の疲れを軽減する効果があります。

バランスの向上

体幹を支えるバランス力アップ

インソールには体のバランスを維持するための力を最小限に抑える効果があります。

無意識ですが、人間は体を直立させるために体全体の筋肉を使っています。

自然に毎日行っていることなので、意識はしていません。

インソールを入れることで、バランスが取りやすくなり無意識に働いている筋肉への負担を少なくすることができます。

また、体のバランスが崩れるとバランスを戻そうとするためにも力を使います。

インソールを入れることで、足元からバランスを維持しやすくなりバランスを整えるための力を節約する効果もあります。

長距離のウォーキングに効果的なインソールの条件

かかとの形が丸くて縁に少し壁があるインソールの写真

長距離のウォーキングをする際には足に合うインソールを選ぶことは必須条件です。

しかし、足に合えば良いかというとそれだけではありません。

長距離のウォーキングのために効果的なインソールには一定の条件があります。

ある程度の硬さ

インソールの写真

インソールにはある程度の硬さが必要です。

柔らかいインソールでは足の裏から筋肉を補助することができません。

また、柔らかい素材のインソールだと消耗も激しいため、すぐに効果がなくなってしまいます。

インソールを地面に置いてもアーチ部分が変形したり崩れたりしないような硬さのインソールを選ぶようにしてください。

土踏まず部分のサポート

インソールに土踏まずの高さが合っている写真

インソールを選ぶ上での最も大切なポイントは土踏まずのサポートです。

立体的なインソールのほとんどの商品が土踏まずをサポートするためのアーチサポートインソールになっています。

しっかりとご自身の足のアーチにフィットするインソールを選ぶようにしてください。

土踏まずがサポートされないインソールでは入れ替えるメリットを存分に発揮できません。

程よいクッション性

様々な素材のイラスト

インソールは柔らかすぎてもダメですが、一定のクッション性も必要です。

市販されている多くのアーチサポートインソールは複数の素材が組み合わされています。

足が当たる表面には固めの素材が使われていて、裏側にクッション性の高い素材が使われています。

1つの素材ではなく複数の素材を組み合わせることで、いくつかの層に分かれているのが特徴です。

オーダーメイドインソールもオススメ

インソールの写真

インソールには「オーダーメイドインソール」といって足の形に合わせて成形できるインソールが販売されています。

オーダーメイドインソールは足の形に合わせて成形するため、ピタッと足に合わせることができるのが最大のメリットです。

成形には専門のスタッフが立ち会ってくれるお店がほとんどです。

インソールの効果を最大限に発揮できることもあり、登山をする方やスキーヤー・スノーボーダーなど長時間ブーツを履いている方にもよく使われています。

長時間のウォーキングをする場合にも、オーダーメイドインソールは効果的に機能するため、選択肢の1つとして考えてみてはいかがでしょうか?

靴選びも大切!

靴屋さんのイラスト

長時間のウォーキングには靴選びも大切です。

インソールだけを入れても足に合わない靴に入れていてはそのメリットを得ることができません。

長時間のウォーキングをしようと考えている方はまずは靴選びからしっかり時間をかけて行ってください。

足のサイズ・幅・足囲などを測り、足に合う靴を手に入れた上でその靴に合うインソールを入れることをオススメします。

異邦人にできること

異邦人のイラスト

異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門に取り扱う靴屋です。

足や靴に関して何かしらのお悩みを抱えたお客様が多くご来店されます。

中にはお遍路さんを回るための靴が欲しいトレッキングシューズ用にインソールを作って欲しいというお客様もいらっしゃいます。

長時間のウォーキングをするための靴をお探しのお客様にも今までの経験や知識を活かし、足に合う靴からインソールまでご提案できる靴屋です。

長距離を歩くご旅行や健康のためのウォーキングシューズをお探しでしたら、お気軽にご来店・ご相談ください。

まとめ

長距離をウォーキングする場合、インソールを入れ替えるメリットは大きいです。

足に合うインソールには様々な効果があります。

1つ1つは小さな効果ですが、長距離をウォーキングするとその小さな効果の積み重ねが大きなメリットになってきます。

特にインソールの持つ地面からの衝撃を吸収・分散する効果やバランスを取りやすくなる効果は疲労の蓄積にも影響するためメリットが大きいです。

長時間のウォーキングでインソールを選ぶ際には、ある一定の硬さ・アーチのサポート・クッション性能の有無などを気をつけて選んでください。

足の形に合わせてオーダーメイドできるインソールも足にピタッと合うのでオススメです。

また、長時間のウォーキングにはインソールを入れる靴選びにも気をつけてください。

しっかりと足に合う靴を選び、その靴にインソールを入れることが大切です。

異邦人では長距離や長時間歩くためにインソールやウォーキングシューズをお買い求めにご来店されるお客様もいらっしゃいます。

インソールや靴選びに不安がありましたら異邦人までお気軽にご来店・ご相談ください。

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