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立ち仕事をしていると、かかとが痛くなることがありませんか?
また、かかとが痛くなり始めたと思ったら足全体がだるくなってくることはないでしょうか?
その理由は、足の裏の筋肉と足の筋肉が連動しているからです。
私達の人間の体は様々な筋肉が連携してバランスが保たれています。
そこで今回は、立ち仕事をしているとかかとが痛くなる原因や対策についてまとめました。
このページの目次
立ち仕事でかかとが痛くなる6つの原因
異邦人には立ち仕事でかかとや足の裏が痛くて困っているとご相談にご来店されるお客様が多くいらっしゃいます。
看護師・接客・販売・工場・運送業・警察官・自衛官など様々なご職業の方が困っているようです。
立ち仕事をしていてかかとが痛くなる原因は様々ですが、大きな原因として6つあると異邦人では考えています。
❶ オーバーワーク
立ちっぱなしが多いご職業の方ですので、長時間立って働くことには慣れていらっしゃる方も多いです。
しかし、毎日のように長時間の立ち仕事をしているとどうしても疲れが蓄積されていきます。
特に休みなく連続して働いた後や、休憩を取らずに連続で何時間も立ちっぱなしの場合などはかかとや足の裏が痛くなってくるようです。
オーバーワークが原因の場合は、体を休めることで痛みが改善されます。
また、靴やインソールなどで疲れが溜まりにくいように対策することもできます。
❷ 足に合わない靴
靴が足に合っていないことも立ち仕事でかかとや足の裏が痛くなる原因の1つです。
靴が足に合わないと、靴の中で足が安定せずに足が動いたりすることで無駄に筋肉を使っています。
意識はしていなくても、無意識にバランスを保とうとすることで様々な筋肉を動かしているからです。
立ち仕事で履く靴こそ、疲れを少しでも軽減するために足にきちっと合う靴を選ぶことが大切です。
❸ 履く靴の種類
立ち仕事をするときに履いている靴の種類に原因があることもあります。
- ハイヒールやパンプスなどかかとが高い靴
- 制服で指定されている靴
- 足首が固定されてしまうブーツ
- 靴底が硬い革靴
- 足に固定されないスリッパやサンダル
このような靴は長時間の立ち仕事をするには向いていません。
立ち仕事をするようなときは、なるべく足への負担が少ない足に合う靴を履くようにしてください。
また、制服で指定されている場合はインソールなどを入れて対策するようにしてください。
❹ 足のトラブル
足に様々なトラブルを抱えていることが原因で足のかかとや裏が痛くなることがあります。
特にかかとや足の裏が痛くなることが多いのが足底筋膜炎です。
また、甲高や幅広など生まれもった足の形が原因でトラブルになることもあります。
外反母趾・内反小趾・扁平足なども足が痛くなる原因です。
X脚・O脚など足のバランスが崩れてしまって、負担が増えて痛みがでていることもあります。
❺ 足の筋力の低下・体重の増加
足の筋力の低下もかかとや足の裏が痛くなる原因の1つです。
また、体重の増加も足への負担が増える原因になります。
特に加齢とともに筋力の低下と体重増加は進行しやすくなります。
❻ 床の硬さ
立ち仕事をしている床の硬さが原因になることもあります。
特に硬いコンクリートやアスファルトなどの上で立ち仕事をしていると、痛くなりやすいです。
床が硬いと足への衝撃が床材に吸収されずに足へとダイレクトに伝わります。
足を少し動かしたり、歩いたりする少しの衝撃が、少しずつ少しずつ疲労を蓄えていくことで痛みが生じています。
かかとの痛みと筋肉の働き
立ち仕事をしていて、かかとの辺りが痛くなってきたと思ったら、次はふくらはぎの辺りがだるくなってきませんか?
その理由は、足の裏の筋肉の働きをふくらはぎ辺りにある筋肉が働きを補って動いているからです。
かかとの辺りにある足の裏の筋肉が疲れると、ふくらはぎや足の指など近くにある筋肉がその働きをカバーしています。
そのため、痛みやだるさが他の足の場所にも現れてくるのです。
人間の体の筋肉の数は600以上と言われており、それらの筋肉同士は複雑に連動して動いています。
1つの筋肉に負担がかかりすぎたり、疲労が蓄積されるとその筋肉の働きを補うために他の筋肉を使おうとします。
どんなスポーツにおいても、最大限にパフォーマンスを発揮するためには様々な筋肉を連動させて使うことが大切だと言われています。
人間の体は不思議なことに、動く度に様々な筋肉が助け合いながら動いているのです。
立ち仕事を楽にするために
立ち仕事でかかとや足の裏が痛くなる原因は様々です。
少しでも楽に立ち仕事の負担を減らしたり、かかとや足の裏の痛みを軽減するためにできる対策は足にかかる負荷を減らすしかありません。
そのためには、足に合うインソールを入れたり、足に合う靴を履くことで効率的に対策をすることができます。
インソールを入れる
靴に入れて使うインソールは足の裏側から体を支えるサポーターのような働きをします。
腰が痛い時や膝が痛い時にサポーターを使うように、かかとや足の裏が痛い時はインソールを使うようにしてください。
足の裏の形に合う立体的な構造のインソールを使うことで、足の裏側から体を支えることができます。
また、かかと部分をすっぽりと立体的に包み込むことで、安定感が増してバランスを保つために今まで使ってきた力を少なくする働きもあります。
すなわち、今までよりも疲れにくくなるということです。
インソールは本来の足の働きを補助するためのものであり、痛みを無くしたり和らげるような医療用途ではありません。
あくまでも、今までよりも疲れにくく、痛くなりにくなるということを覚えておいてください。
足に合う靴を履く
インソールを入れる時に大切なことは、足に合っている靴に入れることです。
インソールを入れて履く「靴」はインソールよりも大切です。
せっかく足に合うインソールを入れていても、靴が足に合っていないとインソールの効果を発揮することができないからです。
かかとや足の裏の痛みを少しでも楽にしたいとお考えでしたら、インソールと一緒に靴も見直すことがオススメです。
また、靴を履く時にはしっかりとかかと側に足を詰めて靴紐やベルトを締めて履くようにしてください。
靴と足が歩いている時でも靴の中で足が動かないように調節することも大切です。
異邦人にできること
異邦人はオーダーメイドインソールとウォーキングシューズを専門に販売している靴屋です。
様々な足のトラブルや靴のお悩みを抱えたお客様がご来店されます。
立ち仕事をしていて、足の痛みやかかとの痛みを改善したいとご相談にご来店されるお客様もよくいらっしゃいます。
異邦人ではお客様のお話をお伺いし、お客様の状況に合わせた対策や靴・インソールなどをご提案させていただきます。
お客様の中にはお仕事で使う靴をお持ちになられて、靴に合うインソールを作成して欲しいとご来店される方もいらっしゃいます。
同じようにお仕事で使う靴い入れるインソールや立ち仕事でかかとや足の裏が痛くなるとお悩みでしたらお気軽にご来店・ご相談ください。
まとめ
立ち仕事をしているとかかとや足の裏が痛くなることがあります。
また、長時間立って働いていると、少しずつふくらはぎや膝の周辺などに痛みが広がっていくこともあります。
かかとや足の裏が痛くなる原因は様々で、
- オーバーワーク
- 足に合わない靴
- 履いている靴の種類
- 足のトラブル
- 筋力低下や体重増加
- 床の硬さ
などが挙げられます。
痛みの根本的な原因は足の裏の筋肉へ負荷がかかっているからです。
足の裏の筋肉を含め、体中の筋肉は連動して動いているため、かかとの痛みから足の他の部分の痛みや疲れへつながります。
少しでも足の裏の筋肉への負荷やかかとの痛みを軽減させるためには、足に合うインソールを足に合う靴に入れて履くことが効率的な対策方法です。
足に合うインソールはサポーターのように足の裏の筋肉の働きを助ける役割を担います。
そのサポーターをしっかりと固定するためには、足に合う靴を履くことが大切です。
毎日の立ち仕事で、足が疲れていたりかかとや足の裏が痛いとお困りでしたらオーダーメイドインソールとウォーキングシューズの専門店異邦人までお気軽にご来店ください。
様々なお客様の足や靴のお悩みを一緒に解消してきたスタッフがお客様へのベストをご提案させていただきます。