内反小趾で靴にインソールを入れるのは効果的?

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異邦人のお客様で内反小趾で小指が痛いとご相談にご来店されるお客様がいらっしゃいます。

内反小趾は外反母趾と似たような足のトラブルで、足の小指が内側へと変形していく症状です。

女性のお客様に多く、外反母趾やハンマートゥなど他の足のトラブルと併発しているケースが多いように感じます。

男性でも革靴などを普段からよく履いているお客様がご相談にご来店されることがあります。

そこで今回は、内反小趾で靴にインソールを入れる効果などについてまとめました。

内反小趾で靴にインソールを入れる効果

内反小趾のイラスト

内反小趾の改善や痛みの予防にインソールを入れると一定の効果を得ることができます。

歩いていて小指の付け根や小指に痛みが出ているケースではインソールを入れるだけでは痛みが取れないこともあります。

そのようなケースでは靴も一緒に見直すことを強くオススメします。

内反小趾のお客様が靴にインソールを入れて得られる効果は主に3つです。

  • アーチのサポート
  • 足の指の働きを改善
  • バランスの向上

アーチのサポート

アーチをサポートして負荷を分散しているイラスト

インソールの効果として一番のメリットは足の裏にあるアーチをサポートすることができることです。

膝や腰が痛いときにサポーターを使うと痛みが和らぐ経験をしたことはありませんか?

インソールは足の裏のサポーターと例えることができます。

足の裏にあるアーチは筋肉によって構成されています。

その筋肉の働きをサポートするのがインソールの役割です。

内反小趾を含め、外反母趾や扁平足など足のアーチを構成する筋肉がしっかりと働かなくなるために起こるトラブルです。

その筋肉の働きを補助することで、内反小趾の改善につなげます。

足の指の働きを改善

アーチサポートのイラスト

インソールを入れて、足のアーチの働きを補助することで足の指の働きも改善します。

人間は歩く際に足の指で地面を蹴って歩いています。

かかとから足を付け、足の指全体で蹴り出すのが正しい歩き方です。

内反小趾や外反母趾になると、足の指の筋肉が正しく使えなくなります。

インソールを使うことで、その働きを整えてしっかりと足の指で地面を蹴る動きの改善につなげます。

足の指をきちんと使わずに歩き続けていると、足の裏の筋肉に負担がかかり更にトラブルを悪化させることにもなります。

バランスの向上

足にフィットするイラスト

内反小趾や外反母趾など足のアーチを構成している筋肉にトラブルを抱えてしまうと、体全体の骨格バランスの崩れにつながります。

足のアーチには歩く際の地面からの衝撃を吸収・分散させる機能やバランスを保つ機能が備わっています。

足の小指側にある外側のアーチにはバランスを維持する役割を担っています。

小さな足の小指ですが、人間が自立して二足歩行で生活するためにはとても大切な指なのです。

足のアーチが崩れて、体全体の骨格バランスに歪みが生じてくるとそのバランスを維持するために体の他の筋肉が働いてバランスを維持するようになります。

すると、体の他の部分への負荷が増えて膝・腰・背中・肩・首など足とは関係なさそうなところに痛みが出ることがあります。

インソールを入れることで、膝痛や腰痛が改善したという事例も珍しいことではありません。

内反小趾改善のためにできること

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内反小趾を改善のためにインソールは一定の効果を得ることができます。

しかし、インソールだけでは限界があります。

インソールの効果を得るためにもいくつかポイントがあります。

足に合う靴を履く

足に合うピッタリの靴を履いているイラスト

インソールの効果を得るためには、足に合う靴を履くことはとても大切です。

特にサイズの合わない靴や幅の狭い靴を履いていると、靴の中で足が動いたり靴の幅が狭くて横から圧迫されるなど内反小趾が悪化する原因にもなります。

インソールの効果を得るためには”足に合う靴”がとても重要です。

足に合わない靴にインソールを入れていてもその効果を最大限に得ることができません。

足のサイズ・幅に合う靴をきちんと選ぶようにしてください。

かかとがしっかり固定される靴を履く

靴のかかとは足を靴の中にしっかりと固定する役割があります。

かかとがしっかりと靴の中に固定されることで、靴の中で足が動くのを予防する効果があります。

また、靴紐やベルトなどでしっかりと靴を足に密着させることも大切です。

インソールを入れていても、靴の中で足が動いてしまってはあまり意味がありません。

かかとの低い靴を履く

内反小趾になりやすい靴のイラスト

上のイラストのような靴は内反小趾になりやすい靴の一例です。

内反小趾や外反母趾の原因としてヒールやパンプスなどかかとの高い靴を履いていることが挙げられます。

かかとの高い靴はどうしても前傾姿勢になりやすく、足の爪先側に負担がかかってしまいます。

また、ヒールやパンプスなどはつま先側が細くなっている形状の靴が多く内反小趾を抱えていらっしゃる方にとってはオススメできません。

ヒールやパンプスなどを履く場合は、なるべくかかとの低い靴を履くようにしてください。

五本指ソックスを履く

五本指ソックスのイラスト

五本指ソックスは足の指を自由に動かせるため、足のトラブルの改善に一定の効果があります。

足の指を自由に動かせるということは、足の裏の筋肉を自由に使えるということです。

足の裏の筋肉をしっかりと使うことで、足の指が正しく動くようにする効果があります。

インソールは足に合うインソールを使う

外反母趾の方がオーダーメイドインソールを作っている写真

インソールも足に合うインソールを使うようにしてください。

足のアーチ部分が高すぎたり、低すぎたりしていてはインソールを入れる意味がありません。

インソールの効果をしっかりと発揮するためにも、靴に入れるインソールは足に合うインソールを使うようにしてください。

足の裏の筋力強化

元気な筋肉のイラスト

インソールはあくまでもサポーターに過ぎません。

怪我をしたときに痛みが改善するまでサポーターを付けて生活するように、インソールもその働きを補助するための道具です。

改善するためには、足の裏の筋力を強化することは欠かせません。

今までと変わらない生活をしているては、年齢とともに筋力は落ちていくばかりです。

普段からなるべく定期的に運動をして筋力の低下を抑えることも大切です。

内反小趾は他の足のトラブルの原因にも

外反母趾でも歩きやすい靴はある!外反母趾でも歩きやすい靴とは?

内反小趾は他のトラブルの原因になることもあります。

足のアーチの筋力が低下して併発しているケースが多い症状は、

  • 外反母趾
  • 扁平足
  • ハンマートゥ
  • 浮き指

などです。

これらの症状が出ているお客様の場合は、外反母趾と内反小趾ハンマートゥと内反小趾など複数の足のトラブルと併発しているケースが目立ちます。

どちらが先かはお客様の足を見ただけではわかりませんが、内反小趾が気になっているという場合は他の足のトラブルの原因になることもあります。

少し小指が曲がってきているなと気になっているようであれば、改善するために早めに行動することも大切です。

異邦人にできること

異邦人のイラスト

私達のお店、異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門に販売している靴屋です。

足のトラブルや靴のトラブルで足に合う靴がないなどのお客様が多くご来店されます。

その中でも外反母趾内反小趾で足や足の指が痛いとご相談にご来店されるお客様は割合としては半分近くになります。

当店で取り扱っている靴はウォーキングシューズのため、オシャレな靴は少ないです。

お客様の足のサイズや幅に合う靴とオーダーメイドインソールをご提案して、お客様の足の健康や足・靴のトラブルの改善につなげるのが当店の特徴です。

内反小趾で様々なことを試したがどうにも改善しない場合や痛みがましにならないなど、お困りの場合は異邦人までご来店・ご相談ください。

今まで数多くのお客様の足や靴のトラブルの相談を受けたスタッフがお客様の足に合う靴をご提案させていただきます。

まとめ

内反小趾のお客様が靴にインソールを入れると一定の効果を得ることができます。

内反小趾の原因は足の裏のアーチを構成する筋力の低下が原因です。

足を正しく使えていなかったり、足を圧迫していたり様々な要因が働いて内反小趾や外反母趾などの足のトラブルを招きます。

インソールを入れることで、足の裏の筋肉の働きを正すために補助する効果を得ることができます。

ただ、インソールを入れるだけではその効果を最大限に発揮することはできません。

足に合う靴を履いたり、靴を正しく履くなど靴と足をしっかりと密着させることも大切です。

足の小指には人間の体のバランスを維持するために重要な役割があります。

そのため、内反小趾で少し小指が曲がっているからとそのままにしておくと体全体の骨格が崩れる原因になることもあります。

内反小趾だと気づいた段階から、改善するために努力することが今後の健康寿命を伸ばすためにも大切です。

異邦人ではお客様の足に合う靴やインソールをご提案させていただいております。

内反小趾の改善に靴やインソールを購入したいけど、どこへ相談すれば良いのかわからない等ございましたらお気軽にご来店ください。

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