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毎日の立ち仕事ご苦労様です。
異邦人のスタッフも毎日立ち仕事です。
お客様に靴を履かせるために、立ったり地面に座ったりを何度も繰り返します。
立ち仕事をしているとどうしても「足の裏が痛い…」ということがありますよね。
そこで今回は、立ち仕事をしていて足の裏が痛くなる原因や対策についてまとめました。
このページの目次
立ち仕事で足の裏が痛い…
立ち仕事で足の裏が痛くなることはよくあります。
特にたまにしか立ち仕事をしない方に多い症状ですが、毎日のように慣れている方でも年を重ねて筋力が低下してくると痛くなることがあります。
立ち仕事が続いて、足の裏が痛くなると休みの日も出かけたりするのがおっくうになりますよね。
立ち仕事をしていて足が痛くなる原因はいくつかあります。
代表的な原因は、
- 足の筋力の低下
- 運動不足や慣れない立ち仕事をしたから
- 靴が足に合っていない
- 床の問題
- 足の疾患
の5つです。
今回はこの5つの原因と痛くならないようにするための対策方法を1つずつご紹介いたします。
足の筋力の低下
足の筋力が低下してくると足の裏が痛む原因になります。
足の筋肉は足の裏 → ふくらはぎ → 膝 → ふともも → 腰へとつながっています。
年齢や運動不足などでどこかの足の筋力が低下するとつながっている足の裏が痛くなるのです。
また、立ち仕事をしていると一番体重がかかる足の裏の筋肉を一番使います。
立つためにバランスを取ったり、歩く時などの衝撃を吸収する役割があるからです。
そのため、足の他の部分は痛くないのに足の裏が痛くなるケースが多いです。
足を鍛える
足の筋力が低下して立ち仕事で足が痛くなる場合は、足の裏や足全体の筋肉を鍛えると足の裏が痛くなりにくくなります。
バランスよく足全体を鍛えるならウォーキングやジョギングなどがオススメです。
上半身も使うため、運動不足の解消にもなりますよ。
また、足の裏の筋トレも効果的です。
足の指を使ってタオルを引き寄せるトレーニングや、足の指をグー・パーと繰り返すトレーニングなどがあります。
1日10分程度続けるだけで、足の裏の筋肉を鍛えることができます。
足の裏の筋肉をサポートする
怪我をした時に筋肉の働きを補助するためにサポーターを使います。
実は足の裏用のサポーターがあります。
それは、インソールです。
インソールは足の土踏まず部分にあるアーチを持ち上げて足の裏の筋肉をサポートする働きがあります。
立ち仕事で足の裏が痛いとお悩みの方は、足に合うインソールを使用するのもオススメです。
運動不足や慣れない立ち仕事をしたから
普段から立ち仕事をしていると、足の裏の筋肉が衰えることは少ないです。
しかし、普段はデスクワークなのに展示会やイベントなどで何日か連続で立ち仕事が続くと足の裏が痛くなります。
普段から運動をしている方でも立ち仕事で使う筋肉は足の裏がほとんどのため、足の裏だけ痛くなることがあります。
運動する量を増やす
普段からあまり運動をしていないと、たまの立ち仕事で1時間〜2時間ぐらいすると足の裏が痛くなってきます。
足の裏が痛くなってきたからと休憩が長くなったり、ついつい座ってしまったりと一緒にお仕事をしている同僚にも迷惑がかかりますよね。
そうならないためにも、デスクワークが中心の方はなるべく事前に運動して足の裏の筋肉を鍛えるようにしてください。
20代〜40代ぐらいまでの方なら、1ヶ月ほど週3回程度1時間ほどのウォーキングを続けるだけでも全然足の裏の疲れ方が変わります。
様子をみる
急に立ち仕事に配置転換された方などはどはしばらく様子を見るようにしてください。
立ち仕事を続けているとだんだんと慣れてきて、足の裏の痛みが少なくなってきます。
1ヶ月ほど続けていれば、いつの間にか仕事が終わっても足の裏が痛くなくなっていることがあります。
まずは、立って仕事をすることに慣れるようにしてください。
靴が足に合っていない
足に合わない靴を履いていても、足の裏が痛くなることがあります。
特に毎日立ち仕事をしている方が新しい靴に替えたら足が痛くなったといケースが多いです。
靴が足に合っていないと、どうしても足の裏の筋肉の使い方が変わります。
そのため、今まではあまり使っていなかった足の裏の部分を使うようになったりするため痛みがでます。
2〜3日履いてみて、それでも痛みが出る場合は靴を見直すようにしてください。
多くの場合、何日か履いていると靴が足に馴染んできて、足も靴に慣れてきます。
足に合った靴を探す
何日か新しい靴を履いて立ち仕事をしたけど、足の裏の痛みがどうして取れないという場合は足に靴が合っていない可能性が高いです。
残念ですが、新しく足に合った靴を探すようにしてください。
足に合った靴を手に入れたいときは、必ず足のサイズを正確に測ってからサイズの合う靴を購入するようにしてください。
サイズは合うけど横幅がきつい場合、1〜2サイズ大きめの靴を買う方もいらっしゃいます。
しかし、サイズの大きい靴は足の裏の筋肉を無駄に使う原因になります。
足に合うサイズで、履き心地がよく横幅のサイズも合う靴を時間をかけて見つけることをオススメします。
インソールを入れる
足に合う靴と一緒にインソールを使用するのもオススメです。
インソールには足の裏の筋肉の働きを補助する役割があります。
足の裏全体が靴と接することで、足の裏で立つ時のバランスが取りやすくなるからです。
立っているだけでも、足の裏はバランスを取るために力を使っています。
普段はあまり意識しませんが、二本の足でバランスを取るというのはとても難しいのです。
様々な最新技術を取り入れたロボットでも、二足歩行の動きはどことなくぎこちないですよね。
それぐらい、二本足でバランスを取ることは複雑な体の使い方をしています。
床の問題
立ち仕事をする床の素材や硬さでも足の裏が痛くなる原因になります。
特にコンクリート打ちっぱなしや硬い木製のフローリングの床など素材が固くて、クッション性がない床材を使った職場の方に多いケースです。
木造建築の建物とコンクリート造りの建物を比べても、コンクリート造りの建物の方が足の裏が痛くなりやすいです。
クッション材を敷く
立ち仕事をしている場所がお客様から見えない場所であれば、クッション材を敷くのも対策方法の1つです。
私も以前コンクリート造のイベント会場で仕事をしていたことがありますが、ダンボールを1枚敷くだけで足の裏の疲れ方が変わってきます。
お客様の目につくところであれば、小さめの玄関マットやカーペットなどもオススメです。
床の素材が硬いとどうしても衝撃が分散されなくなり、少し歩くだけでも足腰に衝撃が伝わりやすくなります。
そのため、床の間に1枚クッション材を入れるだけで劇的に改善することがあります。
靴を替えてみる
クッション材を敷けない場合は、なるべくクッション性の高い靴やインソールを入れてみてください。
硬い床に靴底の硬い靴の相性は最悪です。
1歩動くだけでも、体全体に衝撃が足の裏から伝わってしまいます。
床から伝わる衝撃をできるだけ足の裏や体に伝えないためにも、靴やインソールで対策するようにしてください。
ウォーキングパンプスやビジネスウォーキングシューズなどビジネスでも使えるクッション性の高い靴も販売されています。
足の疾患
何かしらの足の疾患を抱えていると、立ち仕事で足が痛くなる原因になります。
特に足底筋膜炎を患っている方は足の裏が痛くなりやすい傾向にあります。
また、扁平足や外反母趾を患っている方も足の裏の筋肉のバランスが崩れてしまっているため足の裏が痛くなりやすいです。
まずは病院で診察
何かしらの足の疾患を患っている方はまずは病院で診察してもらってください。
足の疾患の治療と並行して靴を見直したり、インソールを入れるなどの対策をするのがオススメです。
特に足底筋膜炎やひどい外反母趾の場合は、治療にも”足底板”と言われるインソールが使用される場合があります。
まずは病院で診てもらうことで、病院の先生のアドバイスも聞くことができます。
異邦人にも足の疾患を患っていて、立ち仕事で足の裏が痛いと悩んでご来店される方がいらっしゃいます。
しかし、私達は靴屋であって医者ではないためこうすれば治ると断言できません。
あくまでもお客様へのアドバイスと、ご提案しかできません。
オーダーメイドインソールがオススメ!
異邦人はオーダーメイドインソールとウォーキングシューズを専門に販売している靴屋です。
靴や足の痛みなどの相談に様々なお客様が毎日のように相談に来られます。
立ち仕事で足の裏が痛いと悩んでご来店されるお客様もかなり多いです。
そんな時には必ずオーダーメイドインソールの使用をすすめています。
足の形に合ったオーダーメイドインソールを使用することで、足の裏の筋肉の働きを補助することができるのを知っているからです。
また、一緒に足に合った靴を正しく履くことも大切です。
足に合った靴を正しく履くだけでも、足への負担を減らすことができるからです。
2019年で16年目に入った異邦人ですが、当店のオーダーメイドインソールを長年ご愛用いただいている方もたくさんいらっしゃいます。
足や靴に関する知識と経験で、お客様の足の裏の痛みのお悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。
まとめ
「立ち仕事をしていて足の裏が痛い…」と悩んでいらっしゃる方がかなり多いです。
私達が運営している異邦人にも同じような悩みを抱えてご来店されるお客様がたくさんいらっしゃいます。
立ち仕事で足の裏が痛くなる主な原因は、
- 足の筋力の低下
- 運動不足や慣れない立ち仕事をしたから
- 靴が足に合っていない
- 床の問題
- 足の疾患
の5つです。
運動不足を解消したり、仕事に慣れるなどすると足の裏が痛くなりにくくなります。
なかなか足の裏の痛みが改善しない場合は靴を見直したり、インソールを入れるなどの対策がオススメです。
床が固くで足の裏が痛い場合は、クッション性の高いクッション材を1枚靴と床の間に入れるだけでも改善します。
足の疾患を抱えている場合は、病院で一度診てもらうようにしてください。
私達も毎日店頭で立ったり座ったりを繰り返すため、同じように足の裏が痛くなることがあります。
お客様にご提案するように、足に合う靴とオーダーメイドインソールへ変えると足の裏の痛みが改善するのも実体験として知っています。
同じように毎日の仕事で足の裏の痛みに悩まされていらっしゃる方はお気軽に異邦人のお店までご来店・ご相談ください。
今まで積み重ねた実体験や足や靴に関する知識と経験でお客様のお悩みを解決できるご提案をさせていただきます。