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ナースシューズを履いて仕事をしていると足に疲れが溜まってしまいますよね。
長時間履いているのが辛くなってしまうこともあります。
立ち仕事が多くて動き回っることがほとんどで、足の疲れ対策は長年付き合っていかなければいけない悩みです。
少しでも疲れを溜めずに快適に過ごしたいのが本音ではないでしょうか?
そこで今回は、ナースシューズで疲れないための対策をまとめました。
このページの目次
ナースシューズを履いて疲れないための対策
ナースシューズを履いて疲れないためには、二つの対策が有効です。
1つは、足に合ったナースシューズを履くことです。
「足に合っている」というのはナースシューズのサイズだけではありません。
甲が高い・足の幅が広いなど、足の形は人それぞれ違います。
自分の足のサイズや形をよく知って、足に合ったナースシューズを履くことはとても大切です。
もう1つは、ナースシューズにインソールを入れることです。
職場によっては、ナースシューズが指定されている場合や支給される場合もあります。
足に合うインソールを入れて履くことで、指定のナースシューズでも自分の足に合わせて履くことが出来ます。
足に合ったナースシューズを履く
汎用品のナースシューズはサイズが合っていても、足の形に合っていないこともあります。
仕事内容によって必要な、
- 蒸れにくさ
- 消臭機能
- 脱ぎ履きのしやすさ
- 軽さ
- 丈夫さ
- 汚れにくさ
などの機能を兼ね備えていても、足に合っていないと仕事に支障をきたします。
ナースシューズを履いていて疲れないためには、自分の足の形を把握した上で選ぶことがとても重要です。
ナースシューズにインソールを入れる
職場によってはナースシューズが指定されていたり、支給されたりする場合もあります。
ナースシューズ自体を自分で選ぶことが出来なくても、インソールを入れることで足の形に合わせることができます。
インソールを入れることで足が持つクッション性を高め、足にかかる圧力を分散させる働きを担います。
また、足元を安定させることができるため、靴が軽く感じたり歩きやすくなる効果もあります。
インソールも足に合ったインソールを入れないとあまり効果がありません。
ナースシューズを履いていると疲れる理由
ナースシューズを履いていると足が疲れてしまう理由は2つあります。
1つ目の理由は足に合っていないことです。
- 靴のサイズ
- 足の幅
- 靴とのフィット感
など、自分の足と靴が合っているかポイントをしっかりと押さえたナースシューズを履くようにしてください。
足に合っていないナースシューズは足に不要な力がかかるため、とても疲れやすくなります。
もう1つは、かかとが安定していないことです。
サイズが合っておらず、靴と足に隙間があったり、ナースシューズのかかとの構造がしっかりしていないと安定せずに足が動きます。
かかとを安定させるために足に無駄な力がかかってしまうため、結果的に足の疲れにつながります。
ナースシューズが足に合っていない
体を支える”足”は立ち仕事を長時間する時に大きな負担がかかります。
足にはクッションの役割を果たすアーチが土踏まずの部分に形成されていて、歩く時の衝撃を吸収するなどの役割があります。
足に合わない靴を履いているとアーチの働きが制限され、足がとても疲れる原因になります。
また、サイズ以外にも靴の幅も重要なポイントです。
靴の幅が広すぎると歩くときに足が前にずれてしまい、靴の中で足が動いてしまうために無駄な力が必要になります。
靴の幅がきつすぎると靴の中で足が圧迫され、痛くなったり、足が変形する原因にもなります。
ナースシューズを選ぶ際は、正確に足のサイズを測り、足の形に合ったナースシューズを選ぶことをオススメします。
かかとが固定されていないケース
サンダルタイプやスリッポンタイプは、蒸れにくさや脱ぎ履きしやすさなどの機能的な面があります。
しかし、かかとが浮きやすく歩く時に安定感がありません。
かかとが固定されていない履き物を履いて歩くと、かかとが横にずれるため足が内側や外側に傾いてしまいます。
傾きを安定させるために足に負担がかかり足が疲れやすいです。
また、O脚や扁平足などの足の疾患を患ってしまうこともあります。
シューズタイプの場合でも、足を靴に入れる際につま先をトントンとしてしまいがちです。
靴を履く時は、座って履いてかかと側をコンコンと地面に軽く叩きつけることで、つま先に余裕を持たせてかかとを安定させることができます。
ナースシューズを履いていて疲れを軽減させるためにも、靴を正しく履いてかかとをしっかり固定するようにしてください。
ナースシューズで疲れないようにするために
ナースシューズを履いて仕事をしても疲れないようにするために、
- ナースシューズの選び方を見直す
- スニーカーで代用する
- インソールを入れる
の3つを試してみることをオススメします。
ナースシューズの選び方を見直す!
ナースシューズを選ぶ際に重要視するポイントは人それぞれです。
機能面では、
- 動きやすさ
- 脱ぎ履きのしやすさ
- 蒸れにくさ・通気性
- 消臭機能
- 汚れにくさ
- 丈夫さ
- 軽さ
など様々です。
デザイン面でもちょっとした配色が施されている靴や、男女問わず履けるシンプルな靴までたくさんあります。
職場から指定や支給される場合を除けば、自分が重要視するポイントを押さえて選びます。
その際に、ナースシューズとしての面だけではなく「靴としての機能」も考えることで、選び方を見直すことができます。
例えば、
- かかとを固定出来るしっかりした作りになっているか?
- 靴裏のソールは全体が曲がってしまう柔らかすぎるものではないか?
- そもそも足に合っているか?
などです。
多くの汎用品のナースシューズは靴のプロから見ると”靴”としての機能がお粗末な商品が多いです。
”靴”としての機能面も考えることで、疲れにくさを軽減することが出来ます。
また、職場で長い時間履くナースシューズを購入する際は試着して足に合っているか確認してから購入するのも大切です。
スニーカーで代用する
ニューバランス CT10
歩くことや体を動かすことを想定したスニーカーは長時間履いていても疲れにくい靴です。
かかとの作りもしっかりしているモデルが多く、靴紐で足の幅の締まり具合も調整もできます。
ナースシューズをスニーカーで代用するのも1つの方法です。
カラフルなデザインの場合はナースシューズとしては向きませんが、多くのブランドでは白ベースのスニーカーを必ず販売しています。
また、たくさん歩きまわってもクッション性があって疲れにくい構造になっています。
スニーカーで代用する際も足に合ったスニーカーを選ぶことはとても大切です。
特に海外メーカーのスニーカーの場合は細身であることが多く、日本人の足の形と合わせにくいこともよくあります。
インソールを入れる
ナースシューズを使用する職業の方は動き回ることも多く、靴が傷むのが早いです。
汚れや細菌にさらされるため、見た目も清潔なことも求められます。
繰り返し洗っているだけでは補えないこともありますよね。
必然的に買い替え頻度が多くなってしまいます。
そこで靴ではなく、足に合ったインソールを入れる方法もオススメです。
インソールは足が直接あたる部分に入れる中敷きです。
自分の足に合ったインソールを入れると靴が指定や支給されたものでも、疲れにくくする効果があります。
足にかかる圧力を分散させ、アーチをサポートすることによりクッション性を改善して「歩きやすくて疲れない」実感が持てますよ!
足に合わせたオーダーメイドインソールがオススメ!
インソールを入れる場合は、市販品よりも足に合わせたオーダーメイドインソールがオススメです。
市販品のインソールで足に合うものが見つかれば問題ありません。
しかし、なかなか足に合うインソールを見つけることは難しいのです。
足の形は人それぞれで、左右にも違いがあります。
そこで、オーダーメイドインソールを使ってあなたの足に合わせたインソールを作ります。
足にピッタリと合うインソールは足のアーチ機能を正常に働かせ、足元が安定します。
足の歪みだけではなく、体全体の歪みも防止して体全体のバランスを安定させる効果もあります。
また、オーダーメイドインソールは毎日使っていても1年〜2年使用可能です。
ナースシューズに合わせて使えばナースシューズよりも買い替え頻度は少なくなり、疲れを軽減することができますよ。
まとめ
ナースシューズを履いて疲れないためには「足に合っている”靴”」を選ぶことがとても大切です。
ナースシューズを選ぶ際は”靴”としての機能にも目を向けて選ぶようにして、足に合ったナースシューズを履くようにしてください。
なるべくかかとが固定される作りのしっかりしたスニーカーなどで代用するのも1つの方法です。
また、疲れないようにするためにインソールを入れて足を安定させるのも疲れないようにするためには効果的です。
異邦人にもナースシューズをお持ち込みされてオーダーメイドインソールを作られるお客様もいらっしゃいます。
その時にお伝えさせていただくことは「足に合った靴を正しく履く」ことが一番重要だとお伝えさせて頂いています。
足に合わない靴を履き続けていると、足だけではなく体全体に疲れが溜まる原因になるからです。
異邦人では正しい靴を選んで、正しく履き、オーダーメイドインソールを入れて足の裏にピッタリと合わせることをオススメさせて頂いています。
お仕事中に足がとても疲れる場合は、お気軽に異邦人までご相談ください。