安全靴が外反母趾で痛い…インソールを入れると改善するかも!?

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外反母趾の方が安全靴を履くと、どうしても出っ張っている部分が靴の内側に当たって痛いですよね。

仕事のために安全靴を履かなくてはいけない方も、たくさんいらっしゃいます。

安全靴に足が当たって痛くなる場合は、インソールを入れると痛みが軽減するかも知れません。

そこで今回は、外反母趾の方が安全靴を履く時にオススメのインソールについてまとめました。

外反母趾で安全靴を履く時にはインソールがオススメ!

外反母趾のイラスト

外反母趾の方が安全靴を履く時は、インソールを入れることをオススメします。

インソールを入れると安全靴の中で足が安定して前後に動かなくなります

安全靴の中で足が動かないと、外反母趾で出っ張っている親指の付け根の骨が安全靴に当たりにくくなるからです。

結果的に痛みが軽減して、楽に安全靴を履けるようになります。

安全靴を履くと外反母趾が痛くなる理由

外反母趾のイラスト

安全靴を履いていて外反母趾が痛くなる理由は、靴の素材が硬いからです。

安全靴は工事現場や工場などで重作業を行う方のために、作られた専用の靴です。

警察官や自衛官の方が履いていることもあります。

危険な作業を行う際に、足を守るように硬い素材を用いて作られています

重たいものを足の上に落としても怪我をしないように、つま先の部分に樹脂や金属などで補強されていることが多いです。

安全靴には

  • 耐衝撃性能
  • 耐圧迫性能
  • 表面の剥離抵抗

などの性能に基準値が定められています。

それらを満たした靴が、JISの規格に認められた安全靴として販売されます。

つま先以外の部分も足を守るために、革靴やスニーカーなどの靴よりも硬い素材が用いられることがほとんどです。

靴の特徴である硬い素材を用いることにより、安全靴の中で足が動いてしまうと足が靴の内側部分の硬い素材に当って痛みが出ます。

特に外反母趾のように足が変形して出っ張っていると、出っ張っている部分が当たりやすくなり痛みを伴います

痛いまま履き続けると…

安全靴のイラスト

外反母趾で痛みがあるまま履き続けてると、外反母趾を更に悪化させてしまうことがあります。

また、痛いからと足をかばうように歩くことで、足や体のバランスの崩れにもつながります。

足や体のバランスが崩れてしまうと、

  • 足の他の部分にも違和感や痛みが生じる
  • 体が疲れやすくなる
  • 膝痛・腰痛・肩こりの原因
  • 足のアーチの崩れ
  • 他の足の疾患

など仕事にも支障をきたす可能性も出てきます。

特に危険なのは仕事中に足に力を入れて、上手く踏ん張ることが出来なくなることです。

安全靴を履いて仕事を行う方の場合、危険な場所で仕事をすることもよくあります。

バランスが崩れてしまうと転倒しやすくなったり、安定感が低下してとても危険です。

安全靴を履いていて痛みがある場合は、安全面からも早めに見直すようにしてください。

安全靴にインソールを入れると外反母趾が痛くなりにくい理由

オーダーメイドインソールのイラスト

インソールには土踏まず部分にあるアーチを支える効果を持っています。

アーチを支えることで、靴の中で足が安定して前後に動きにくくなります

足が前後に動きにくくなると、外反母趾で出っ張っている部分が靴の内側に当たりにくくなるのです。

結果的に靴の中で足が靴に当たることを防ぎ、痛みの予防につながります。

外反母趾の方が安全靴に入れるインソールの選び方

オーダーメイドインソールの価格は?オーダーメイドインソールの写真

市販のインソールを購入する場合は、土踏まずの形に合う立体的なインソールを選ぶのがポイントです。

外反母趾は、足の裏の土踏まず部分にあるアーチの崩れが原因で起こります。

平らなインソールを使用しても、アーチを支えることができません。

そのため、外反母趾の方がインソールを選ぶ時は立体的になっていて、アーチを支えることができるインソールを選んでください。

土踏まずをサポートするインソール

アーチにフィットしているインソールのイラスト

外反母趾の方向けのインソールは基本的に、足の裏の土踏まず部分にあるアーチを支えるように作られています。

外反母趾になっている方のアーチは崩れていることがほとんどです。

そこで、インソールを用いて崩れているアーチを下と横から支えることが重要になってきます。

正常な足のアーチに復元できるように立体的な構造で土踏まずを支えることがインソールを入れるようにしてください。

足のアーチを支えることによって上手に足裏の筋肉を動かせるようにサポートしてくれます。

実際に使ってみると、土踏まずの当たりを持ち上げられているような感じです。

最初は少し違和感があるかも知れませんが、慣れてくるとあまり気になりません。

外反母趾の方にはオーダーメイドインソールがオススメ!

オーダーメイドインソールを作っている写真

外反母趾の方向けのインソールは靴屋さんなどでも市販されています。

しかし、市販品の場合は足に合っているか、きちんとアーチを支えているかが判断できません。

そこで、オーダーメイドインソールがオススメです。

市販されている外反母趾用のインソールは標準的な外反母趾の方の足型に合わせて作られています。

そのため、1人1人の足にぴったり合うかはわかりません。

足に合っていないインソールは外反母趾の痛みが強くなったり、他の足のトラブルを引き起こしたりする可能性もあります。

外反母趾の痛みを軽減したい場合は、足に合うインソールを入れるようにしてください。

オーダーメイドインソールの特徴

オーダーメイドインソールの一番の特徴は、1人1人の足型に合わせてインソールの成形できることです。

オーダーメイドインソールは欧米では足の疾患の治療に用いられることもあります。

足の形に合わせてオーダーメイドインソールを専門家に作ってもらうことで、ピッタリと足の形に合うインソールを入れることができます。

また、オーダーメイドインソールは足の形だけでなく、インソールを入れる安全靴にも合わせることができます。

安全靴は革靴やスニーカーなどに比べて幅広に作られていることが多く、市販品だと合わないこともあります。

オーダーメイドインソールの価格

お金のイラスト(15,000円)

オーダーメイドインソールの価格は8,000円から30,000円くらいまで様々です。

医療用の場合はさらに高額になることもあります。

販売しているブランドやお店によって値段がバラバラですが、平均的に15,000円前後で販売されていることが多いです。

異邦人で取り扱っているオーダーメイドインソールはフランスのシダス社製のインソールで14,000円(税別)から作成・販売しています。

オーダーメイドインソールは市販のインソールに比べると割高ですが、1度作ると毎日使って1〜2年ぐらい使うことができます。

外反母趾の方は安全靴選びも大切!

足のサイズを計測している写真

足の健康のために一番大切なのは、自分の足に合った安全靴を履くことです。

足の病気は長期にわたる圧迫による変形が原因であることがほとんどです。

外反母趾も例外ではありません。

外反母趾は症状が重くなると、完治が難しく何年も付き合っていかなければいけない病気です。

そのため、若い頃から足に合った安全靴を履き、予防していくことが大切です。

外反母趾の原因は足に合っていない安全靴の可能性も!

外反母趾は女性のハイヒールが原因で発症するイメージが強いです。

確かに女性の方が外反母趾を患っている方が多いのは間違いではありません。

しかし、足に合わない靴を履いていても、外反母趾を発症する原因になります。

安全靴が足に合っていないと靴の中で、足が前後左右に動いてしまうことで外反母趾になることがあります。

特に安全靴の硬い素材は他の靴と比べると足への刺激が強く、外反母趾になりやすい靴の1つです。

なるべく足に合う安全靴を選び、足の健康を損なわないようにしてください。

足に合う安全靴の選び方

安全靴の売り場の写真

足に合う安全靴を探すのも外反母趾の痛みを軽減する1つの方法です。

安全靴を購入する際には、必ず足のサイズを正しく測ってから購入するようにしてください。

足のサイズは自分が思っているサイズと実際に測るサイズとで違うことがよくあります。

多くの方は大きめのサイズの靴を履いていることが多く、靴の中で動いてしまっていることがよくあります。

正しく測ったサイズの靴を選び、必ず試し履きしてから購入してください。

試し履きする時は座ってかかと側にトントンと足を詰めて履くようにします。

しっかりと紐やベルトを締めて足が動かないように固定することもポイントです。

脱ぎ履きしやすいからと紐やベルトを緩めて履いていると、靴の中で足がずれてしまう原因になります。

試し履きをして、足にフィットするかを確かめます。

足に圧迫感があったり、足の一部が靴のどこかに当たったりする場合は違う靴を試してみてください。

決してデザインだけで選ばずに、足にフィットするかを確かめることが大切です。

違和感が無い場合は、店内を歩き回ったり、仕事中に取る姿勢や動きを確認して違和感がないことを確かめます。

試し履きをしている時に外反母趾の出っ張っている部分に痛みを感じる場合は、仕事中に痛みが出る可能性が高くなります。

なるべく多くの靴を試し履きして、足に合う安全靴を見つけるようにしてください。

足に合わないからと、大きめのサイズの靴を購入するのだけはオススメできません。

大きめの靴は靴の中で足が動く最大の原因になるからです。

まとめ

外反母趾の方が安全靴を履く時は、インソールを入れることをオススメします。

インソールを入れることで安全靴の中で足が安定し、靴の中で足が前後に動きにくくなります。

結果的に外反母趾で出っ張っている親指の付け根の骨が安全靴に当たることを予防します。

外反母趾の方が安全靴を履いていて足が痛くなる原因は、安全靴に用いられる硬い素材に足が当たることです。

足裏のアーチをサポートして動きにくくなるインソールを入れることで、最大の原因を予防してください。

インソールも足に合うインソールを入れていないとあまり意味がありません

足にピッタリと合うインソールが見つからない場合は、オーダーメイドインソールを入れることをオススメします。

異邦人はオーダーメイドインソールの専門店で、安全靴をお持ちいただけましたら靴と足に合うオーダーメイドインソールを作成させていただきます。

安全靴も足のサイズをきっちり測って足に合う安全靴を選ぶようにしてください。

足に合わない安全靴を履き続けることも、外反母趾や痛みを悪化させる要因になります。

外反母趾で安全靴を履くのが辛い方は、足に合う安全靴とオーダーメイドインソールを併用して外反母趾の改善・予防してみてはいかがでしょうか?

分からないことがございましたら、異邦人までお気軽にご相談ください。

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