長靴に中敷きやインソールを入れると疲れない!?長靴を楽に履くためのポイント

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仕事でいつも長靴を履いているととても疲れます。

なぜ長靴を履いていると疲れるのかご存知ですか?

長靴を履いていて疲れる原因は足が長靴の中で動いているからです。

中敷きやインソールを長靴に入れると足が動きにくくなり、足が疲れにくくなります。

そこで今回は、長靴に中敷きやインソールを入れて楽に履くポイントをまとめました。

長靴に中敷きやインソールを入れると疲れない?

長靴のイラスト

長靴に中敷きやインソールを入れると疲れを軽減させる効果があります。

しかし、長靴に中敷きやインソールを入れるだけでは足が疲れる原因を取り除くことはできません。

長靴を長い時間履き続けるときに足が疲れる原因は他にもあるからです。

長靴に中敷きやインソールを入れるだけではダメ!

中敷きやインソールには足の裏をサポートする役目があります。

歩いたり立ったりする時に人間の足の裏は重要な働きをしています。

その働きを補うのが中敷きやインソールです。

中敷きやインソールを入れると少しは疲れにくくすることができます。

しかし、他の原因も解消しないと足の疲れを大きく軽減することはできません。

長靴を履いていると足が疲れる原因

長靴を履いていると疲れてしまう原因は長靴自体にあります。

長靴は足が濡れずに、丈夫で汚れてもすぐに洗い流せる便利な履物です。

仕事で使うような長靴には、

  • サイズが大きめ
  • ヒモなどで固定できない
  • 柔らかい素材

などの特徴があります。

この長靴の特徴が長い時間履き続けると足が疲れてしまう原因になっています。

サイズが大きいことで長靴の中で足が動き、ヒモなどでかかとが固定されていないからです。

長靴の中で足が動く

長靴のイラスト

長靴は足を入れるだけで簡単に脱ぎ履きできるようになっているのが特徴です。

そのため、サイズ・足首・ふくらはぎなどの部分が大きめに作られています。

脱ぎ履きが簡単にできるのはメリットですが、足にピッタリと合う長靴を見つけることはとても難しいです。

また、サイズも靴のように0.5cm刻みではなく”S・M・L”のようなサイズ表記で販売されていることも多いです。

実際の足のサイズよりも長靴の方が大きく、中で足が前後左右に動いてしまいます。

これが足が疲れる最大の原因です。

また、長靴の中で足が動くのを止めようとして足の指を踏ん張ります。

踏ん張ることが癖になり、足の指が曲がって変形することもあります。

長靴の中でかかとが固定されていない

長靴のサイズが大きいことで、歩くたびに足が動き前にずれてしまいます。

足が前にずれるとかかとが浮いてしまい脱げやすくなり、歩くと歩き方がぎこちなくなってしまいます。

人間が正しく歩く時はかかとが先に地面に着き、足の指を使って蹴り出します。

かかとが浮いていると正しい歩き方ができなくなり、疲れる原因になります。

また、正しい歩き方で歩く癖がついていないと土踏まずのアーチが崩れてしまう可能性もあります。

長靴を長時間履いて仕事をしている方はアーチが崩れて足の踏ん張る力が弱くなったり、転びやすくなってしまうこともあります。

長靴を履いても疲れないようにするために

長靴を長時間履き続けることは足の健康に悪いです。

しかし、お仕事でどうしても長時間履かなければならない方もいらっしゃいます。

そこで、長時間履いても疲れないようにするポイントをご紹介します。

  • 長靴の選び方を見直す
  • 長靴固定ベルトを使う
  • 中敷きやインソールを使う

の3つです。

長靴の選び方を見直す!

長靴を選ぶ時は必ず足にピッタリ合う長靴を選ぶようにしてください。

脱ぎ履きしやすさい少し大きめを買う方が多いです。

しかし、必ず試着して足のサイズに合う長靴を選ぶことが疲れないポイントです。

足のサイズも普段履いているスニーカーや靴のサイズではなく改めて測ってから購入することをオススメします。

日本人の多くは自分の足のサイズよりも1cm〜2cm大きめの靴を履いている方が多いからです。

また、足の幅のサイズを知っておくと長靴を選ぶ時の参考にもなります。

長靴の中には足の幅のサイズも記載されている商品があります。

最も大切なことは必ず試し履きをしてから購入することです。

サイズだけに頼って選ぶと足が疲れる原因になります。

足の詳細なサイズを知りたい場合は異邦人で計測させて頂きますので、お気軽にご来店ください。

長靴固定ベルトを使う

長靴固定バンドの写真

なかなか足に合う長靴に巡り合うことができない方は長靴固定ベルト(ベルト)を使うのもオススメです。

長靴固定ベルトは長靴を履いた時に足首やかかとを固定するためのゴム製のベルトです。

長靴を履いた上から使います。

長靴をかかとに固定することができ、かかとが浮くのを防ぎます。

農家の方が田植えの時にぬかるんだ田んぼで長靴が脱げないようにするのによく使われているようです。

長靴の中でかかとを固定するためにも役立ちます。

ホームセンターやインターネット通販で購入することができます。

中敷きやインソールを使う

インソールのイラスト

足に合った長靴や長靴固定ベルトと合わせて中敷きやインソールを使うと疲れを軽減することができます。

中敷きやインソールは足のアーチをサーポートすると同時に足が靴の中で動くことも防ぎます

アーチをサポートすることにより靴の中でバランスが取りやすくなり、足の裏の動きを妨げることが少なくなるからです。

しかし、中敷きやインソールが合っていないと、痛みが生じたり疲れる原因になることもあります。

長靴にはオーダーメイドインソールがオススメ!

インソールの写真

中敷きやインソールは靴屋さんなどで販売されている市販品が多いです。

しかし、なかなか自分の足に合う中敷きやインソールを見つけることができません。

そこでオススメなのがオーダーメイドインソールです。

オーダーメイドインソールは足の形や入れる靴の形に合わせて制作します。

  • 中敷きを使ってみたけど、症状が改善されない
  • 長靴や自分の足に合っているのか分からない

といった失敗がありません。

長靴の履き方も!

長靴の履き方にも足が疲れる原因が隠れています。

疲れにくい長靴の履き方はズボンの裾を足首に巻き付けるように折ります。

巻き付けた裾が崩れないように長靴に足を入れて履いてください。

ズボンを巻きつけるだけで履き心地がよくなります。

また、足首周りを固定され、かかとが浮きにくくなる効果もあります。

履き方にも気をつけて長靴を履いてくださいね!

まとめ

長靴に中敷きやインソール入れることでも足の疲れないようにする効果があります。

しかし、長靴を履いていて疲れる原因は足が長靴の中で動くこととかかとが固定されないことです。

そのため、中敷きやインソールを入れるだけではあまり効果がありません。

長靴を履いて疲れないようにするためには、足に合った長靴を選ぶことがとても重要です。

正しく足のサイズを測り、様々な種類の長靴を試し履きして足に合った長靴を見つけてください。

なかなか足に合う長靴が見つからない方には長靴固定ベルトを使うのもオススメです。

足に合う長靴や、かかとを固定して履くことで中敷きやインソールが疲れの軽減に役立ちます。

お客様の中にお仕事で長靴を履き続けていらっしゃる方にオーダーメイドインソールを制作させていただいたことがあります。

その際に、足に合った長靴とインソールを合わせて使わないとあまり意味がないことをご説明させていただきました。

たくさんの長靴を試着され、持ち込んで頂いた長靴に合わせたオーダーメイドインソールを制作するととても楽になったとおっしゃっていました。

長靴を日々履いてお仕事されている方で足の疲れに悩まれていらっしゃる方はお気軽に異邦人までご相談ください。

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コメント

  1. 加藤敏 より:

    長靴を履く仕事に再就職して一年半になり、右足が痛くて悩んでいました。まさにここに書いてある通り、サイズ大きめで靴の中で足を踏ん張るです。インソールとゴムで様子を見て行こうと思いました。足に合う長靴ですけど、毎日長靴仕事で消耗品のため安いが一番でしたけど、足が痛くてはどうしようもないと思い直す機会をありがとうございました。

    • 加藤 敏 様

      この度はコメントいただきありがとうございます。
      当店の記事がご参考になったようでよかったです。
      なにか足や靴でお困りごとがございましたらお気軽にご相談ください。