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毎日立ち仕事をしていると足の裏が痛くなったり、太ももやふくらはぎが重だるく感じます。
午前中は大丈夫ですが、夕方を過ぎると足がむくんで立っているのが辛いですよね。
毎日の立ち仕事で足の疲れが取れず、むくみが酷くなって疲れが溜まっていませんか?
そんな時は靴の中にインソールを入れると足の疲れを軽減することができます。
そこで今回は、立ち仕事で足が辛い方にインソールを入れる効果や選び方についてまとめました。
このページの目次
立ち仕事でインソールを入れる効果
毎日の立ち仕事で足が辛い時に、インソールを入れることで足の疲労の軽減に繋がります。
インソールを入れるとで足が安定し、無駄な負担が減り分散されて逃げる力が少なくなるからです。
また、足のインソールで足裏のアーチをサポートすることによって歩く時の負担も減らし、歩き方の改善にも繋がります。
インソールによる疲労の軽減
立ち仕事をすると、足だけではなくなぜ全身が疲れるのかご存知ですか?
足が疲れると血液を心臓へ送り返す役割のふくらはぎのポンプ機能が弱くなります。
血液を送り返せなくなると、全身の血液の巡りが弱まって全身が疲れやすくなるのです。
そのため、足の疲労は全身への疲労感へと繋がっています。
インソールを靴に入れることで足にかかる負担を減らし、ふくらはぎや膝にかかる負担を軽減することができます。
結果的に、全身の疲労感を軽減することにも繋がっています。
インソールで足が安定
インソールは靴の中で足が動いたり滑ったりすることを防ぐ効果もあります。
靴の中で足が滑ると、足が本来使う力以上に負荷をかけて立っていないといけません。
その力を省エネ化することによって、疲れを軽減できます。
上手に力を伝えれるようになると、歩く時に余計にかかってる負担も軽減することができます。
また、インソールで足が安定すると靴擦れやタコなどの足のトラブルを防ぐことにも繋がります。
インソールで足裏のアーチをサポート
靴・加齢・歩き方のくせなどが原因で足のアーチが崩れてしまうと、疲れるだけではなく足の疾患を引き起こす原因になります。
足裏のアーチが崩れると足底筋膜炎や外反母趾などを引き起こし、足の痛みに悩まされながら生活を送らなければいけません。
アーチをインソールでサポートすることで、疲れの軽減と共に足の疾患予防にも繋がります。
インソールで歩き方の改善
普段からヒールの高い靴や革靴などの硬い靴を履いている方は、正しい歩き方ができていない可能性があります。
ヒールの高い靴や硬い靴は、足の指を使って踏み切る”正しい歩き方”には向いていないからです。
知らない間に”間違った歩き方”が癖づいてしまう原因になります。
”間違った歩き方”は足が疲れやすくなるだけではなく、巻き爪やタコなどの疾患の原因にもなります。
インソールを入れて足を安定させると、ヒールの高い靴や硬い靴で”正しい歩き方”がしやすくなります。
可能であれば、ヒールの高い靴や硬い靴を履くのを避けるようにする方が無難です。
立ち仕事が多い方のインソールの選び方
足の疲れを軽減させるためには足に合うインソールを靴に入れて使う必要があります。
では、足に合うインソールを選ぶにはどうすればいいのでしょうか?
インソールを選ぶ時は、可能であればしっかりと試してから選ぶようにしてください。
足に合わないインソールを入れて靴を履いていると余計に足が疲れたり、足が痛くなる原因になります。
インソールを選ぶ時は、足へのフィット感・靴の種類に合うインソールを選ぶことが大切です。
インソールの足へのフィット感
足の裏は人によって全く形が違います。
長さ(サイズ)・幅・アーチの形・指の長さなど十人十色です。
インソールを購入する前には足の形に合うかどうか試してみてください。
店員さんにお願いしてインソールを出してもらい、床に置いて足を乗せて立つだけです。
特に土踏まずの部分のフィット感が大切です。
突き上げ感があったり、土踏まずがインソールに触れていない場合は足にあまり合っていません。
また、素材も柔らかいインソールは安定性がなく、逆に足が疲れる原因になるためオススメできません。
いくつかインソールを試して、足にピッタリと合うインソールを見つけてください。
決してインターネット通販で試さずに購入しないようにしてください。
インソールを入れる靴の種類
インソールは靴の種類によって様々な種類が販売されています。
パンプスやヒールには薄めのインソールや、ハーフサイズのインソールがあります。
革靴向けにも薄めのインソールが販売されています。
長さ・幅・厚みが靴に合うインソールを必ず選ぶようにしてください。
市販のインソールは多くの場合は2〜3サイズ販売されていて、靴の形に合わせてカットして使います。
カットする際は、元から入っているインソールの大きさに合わせてカットしてください。
インソールが入っていない場合は、コピー用紙などを使って型紙を作ってカットすると靴に合わせることができます。
立ち仕事で疲れやすい方はオーダーメイドインソールがオススメ!
立ち仕事で疲れやすい方はインソールをオーダーメイドすると足にピッタリのインソールを作ることができます。
オーダーメイドのインソールは、1人1人の足の形やクセを型どって作製するインソールです。
足の疾患を抱えている方の予防・改善にも使われます。
足にピッタリと合うインソールは効果を最大限に発揮し、足の疲れを軽減することで全身の疲労感を取り除きます。
足の疾患を予防しながら足の疲れの楽にしてあげてください。
オーダーメイドインソールは1足10,000円〜20,000円程度と少し高価ですが、毎日使っても1年〜2年は使えます。
毎日の立ち仕事で疲れやむくみで悩んでいる方にはオススメです。
立ち仕事には靴選びも大切!
立ち仕事で足が疲れやすい方はインソールを入れるだけではなく、靴も見直すようにしてください。
足に合わない靴は足への負担をかけ、余計に疲れが溜まる原因になります。
長い時間足に負担がかかる立ち仕事だからこそ、足に合う靴を選んでください。
足に合う靴を選ぶ
足に合う靴を選ぶときは、足の長さ(足長)・幅(足囲)・甲の高さなどが合う靴を選ぶようにしてください。
靴を履いて歩いた時に足が動いたり、靴の中で足の指が動かせない靴は大きかったり小さかったりする可能性があります。
また、靴紐やベルトなどで幅や高さを調整できる靴がオススメです。
靴が足に合っているか確かめるには、必ず試着して店内を数分歩くようにしください。
違和感を感じる場合は足に合っていない可能性があるので、別の靴を試すようにしてください。
決してデザインや価格だけで選ばないのがポイントです。
こんな靴は足が疲れる原因に
足が疲れる原因になる靴は身近にたくさんあります。
- かかとが浅い靴
(パンプスやハイヒールなど) - つま先が狭い靴
(革靴やヒールなど) - 素材が硬い靴
(革靴や安全靴など) - ヒールが高い靴
(ハイヒールなど) - 素材が柔らかすぎる靴
(上靴や安価で販売されている靴など) - 靴紐やベルトで足を固定できない靴
(スリッポンやパンプスなど) - 足首を固定してしまう靴
(ロングブーツやハイカットスニーカーなど) - 靴底の分厚い靴
(厚底ブーツやサンダルなど) - スリッパタイプの履物
(家庭用スリッパやクロックスなど) - サンダルタイプの履物
(ビーチサンダルや下駄など)
何気なく普段履く靴のほとんどが条件に当てはまります。
足に合う靴を探すのはなかなか難しいのが現実です。
一生のうちに1回も足に合う靴と巡り合わない方もいらっしゃいます。
立ち仕事が多い方は、仕事用の靴はなるべく足に負担のかかるような靴は避けてください。
購入時はきっちりと試し履きを行い、インソールなどを入れて足にピッタリと合うように靴を履くことが疲れの軽減に繋がります。
まとめ
立ち仕事で足が辛い時はインソールを靴に入れると足の疲れを軽減することができます。
インソールを入れると足が安定し、足にかかる負担を減らすことができます。
また、足の疾患予防や”正しい歩き方”で歩きやすくなる効果もあります。
足の疲れを軽減するためには、足に合う靴を履くこともとても大切です。
インソールも靴も購入する際は、試し履きを行ってしっかりと足の形や靴に合わせて選ぶようにしてください。
異邦人はお客様の足に合う靴を販売することを目的に営業しています。
靴選びや、足にピッタリ合うインソールをお求めの場合はお気軽にご来店・ご相談ください。
特に立ち仕事で毎日足を酷使されるお仕事の方は足にピッタリと合うオーダーメイドインソールは疲れの軽減に効果的です。
異邦人にも立ち仕事で足の疲れで悩んでいらっしゃるお客様がよくご来店します。
職場で靴が指定されている場合はお持ち込みいただければ、足と靴に合わせたオーダーメイドインソールの作成も可能です。
慢性的に足の疲れや浮腫みに悩んでいらっしゃる方はいつでもフラッとご相談にお越しください。
心よりお待ちしております。