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歩く時や立っている時に足のかかとや土踏まずの辺りが痛むのが足底筋膜炎の症状です。
足底筋膜炎になると出歩くのがおっくうになり、普段の活動が制限されてしまいますよね。
足底筋膜炎の原因は足の裏の筋肉の膜が炎症を起こしているからです。
足の裏の筋肉の炎症を抑えるためには、足に合った靴とオーダーメイドインソールがオススメです。
そこで、今回は足底筋膜炎におオススメのオーダーメイドインソールについてまとめました。
このページの目次
足底筋膜炎とオーダーメイドインソール
足底筋膜炎の方にオーダーメイドインソールをオススメする理由は、足の筋肉の伸び縮みを正常に働くようにサポートすることができるからです。
足底筋膜炎は足の裏の筋肉が伸び縮みする時に足のかかとや土踏まずの辺りが痛くなります。
歩く時に足の裏の筋肉を無理に伸び縮みさせているからです。
長い間の歩き方の癖や、立ち方などで足の裏の筋肉を無理に使い続けた結果、足底筋膜炎が発症します。
そこで、オーダーメイドインソールを使って筋肉が伸び縮みを正常になるようにサポートします。
筋肉が正常に動くようになると、足底筋膜の炎症を緩和させることができます。
結果的に足底筋膜炎の痛みも抑えることができます。
足底筋膜炎用のインソールはオススメ?
足底筋膜炎の痛みを緩和するインソールはオーダーメイド以外にも市販品のインソールが販売されています。
市販品の足底筋膜炎用のインソールも足裏をサポートして筋肉が正常に動くように設計されているものや、クッション性を高めて痛みを緩和させる物など様々です。
一般的には多くの方の足型に合うように作られてはいますが、足に合わない方もいらっしゃいます。
また、クッション性が高いインソールは歩く時に不安定になり他の足の病気を招く可能性があります。
あなたの足に合えば市販のインソールでも改善することができますが、確実ではありません。
足底筋膜炎のインソールは靴に入っているものでも大丈夫?
靴を買うとインソールが最初から入っていることが多いです。
多くの靴には平たいインソールが入っています。
足の筋肉が正常な方でしたら平たいインソールでも足の裏の筋肉がアーチをしっかり維持できるため問題ありません。
しかし、足底筋膜炎の方が平たいインソールのまま靴を履き続けると痛みが悪化する可能性があります。
なぜなら、平たいインソールを使うことにより足の裏の筋肉を現状以上に使う原因になるからです。
足底筋膜炎の方がオーダーメイドインソールを作るメリット
足底筋膜炎の方がオーダーメイドインソールを作成し、足に合った靴を履くことにより改善する可能性があります。
足底筋膜炎の方は歩く時に常に足裏の筋肉が過度に伸び縮みするため、痛みが発生しています。
そこで、足に合ったオーダーメイドインソールを作り、足の筋肉が正常に伸び縮みできる状態を作る必要があります。
ストレッチ等も効果的ですが、普段の生活から足の裏の筋肉に負担をかけないことも重要です。
異邦人にも多くのお客様が足底筋膜炎に悩んでご来店され、オーダーメイドインソールを作成して痛みが緩和したと喜んでいただいています。
足底筋膜炎の方がオーダーメイドインソールを作らないと?
足底筋膜炎の方がオーダーメイドインソールを作らずに、そのままの状態で生活を続けるとさらに悪化する可能性があります。
足底筋膜炎は普段履いている靴や、歩き方の癖、加齢による筋肉の緩みからくる症状です。
今までと変わらない生活を続けていると、悪化する要因は取り除かれません。
また、今のまま生活を続けると足裏の筋肉をかばうようになり、歩き方に変な癖がつく可能性もあります。
歩き方に癖がつくと、足底筋膜炎以外にも扁平足・外反母趾・内反小趾・膝痛・腰痛・肩こりなどの症状が出てくる可能性もあります。
足底筋膜炎と診断が出ているなら、なるべく早く正常な治療とオーダーメイドインソールと足に合った靴を履くことをオススメします。
足底筋膜炎になる原因
足底筋膜炎は足の裏の筋肉がくっついている骨の膜が痛む症状です。
足の裏の筋肉はかかとの骨や、足の親指や小指の根元辺りとつながっています。
そのため、足底筋膜炎になるとかかとや土踏まず辺りに痛みが出ます。
足底筋膜炎になる原因はいくつかあると言われています。
- 靴
- 同じ姿勢
- 足裏への強い衝撃
- 足の使いすぎ
- 扁平足
- 体重の増加
- ハイアーチ
などハッキリとした原因は人によって様々です。
足の裏の筋肉を過度に使うことによって、足の裏の筋肉の膜に炎症が起こります。
足の裏の筋肉はかかとから、足の指の骨にまでたくさんの筋肉が張り巡らされ、それらが複雑に連動して動いています。
また、歩く時・ジャンプする時・立っている時など、その時の動きに合わせて動き方が違います。
それらの筋肉が、歩く時やジャンプする時にクッションの役割を果たして体全体を受け止める働きをしている訳です。
筋膜に炎症が起こると動きが固くなり、クッションとしての働きができなくなります。
その際に、足の裏の骨がトゲのように飛び出ることもありますが、トゲが直接痛みを起こしているわけではありません。
足底筋膜炎のデメリット
足底筋膜炎になると、足を着くときにかかと、土踏まず、母子球辺りに痛みを伴います。
ひどい方は、そのまま寝たきりになることもあるぐらい問題になっている症状です。
朝起きて一歩目がびっくりするぐらい痛く、やりたいことが思うようにできないなど弊害が生まれます。
しかし、足底筋膜炎は必ず治る病気です。
なかなか治らない足底筋膜炎は、普段の生活に変化を起こさない限り改善はしません。
その第一歩として日常生活で履く靴のインソールを足型に合わせたオーダーメイドの物に交換することをオススメしています。
足底筋膜炎のまま日常生活を続けると、他の足の疾患や肩こり・腰痛・膝痛などになることもあります。
早く足底筋膜炎を改善し、自由な生活を手に入れてください。
足底筋膜炎の治療法
足底筋膜炎の治療には足の裏の筋肉を和らげることが必要です。
- 日々のストレッチ
- 靴の改善
お医者さんに行くと痛み止めの注射や薬などで一時的な治療が行われます。
しかし、あなたの生活を改善しない限り再び同じように痛みは戻ってきます。
まずは日々の足のストレッチを行い、日常的に靴を正しく履き、オーダーメイドインソールを入れて足の働きをサポートすることをオススメします。
ストレッチで足裏の筋肉を柔らかくし、筋肉を再び固くしないように日常的にケアを行うことで徐々に回復することも分かっています。
オーダーメイドインソールの作り方
異邦人では、オーダーメイドインソールを作る前にお客様の足の形を細かく計測させて頂きます。
足の長さ・周囲など細かい足のサイズを計測してカルテにまとめて保管致します。
その後、オーダーメイドインソールを作成する専用の椅子でフランスのシダス社製のオーダーメイドインソールを作成します。
オーダーメイドインソールは熱成形で作ることができ、温めたインソールをあなたの足型に合わせます。
その後、靴の形に合わせて微調整を行い、完成です。
作成時間は20分前後ですが、計測などを含めると早い方で1時間程かかります。
まとめ
足底筋膜炎の方にはオーダーメイドインソールを使うことをオススメします。
足底筋膜炎は足の裏の筋肉が伸び縮みする時に痛みが発生する症状です。
常に緊張状態の筋肉をサポートして、筋肉の伸び縮みを補助するためには足の形にピッタリと合ったオーダーメイドインソールが役立ちます。
また、オーダーメイドインソールを利用するだけではなく、足に合った靴も併せて履くようにしてください。
靴とインソールがあなたの足に合わなければ意味がありません。
足底筋膜炎の改善には足裏のマッサージも効果的です。
お悩みの方はお気軽に異邦人までご相談ください。
直接治療を行うことはできませんが、長年の経験から靴とオーダーメイドインソールを使って足底筋膜炎の改善をお手伝いすることはできます。
日々のマッサージとオーダーメイドインソールと足に合った靴で足の痛みから開放され自由な日常を取り戻してくださいね。