オーダーメイドインソールの洗い方は?洗っても大丈夫?

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お店でオーダーメイドインソールを購入されたお客様が「インソールを洗っても大丈夫ですか?」とご質問いただくことがあります。

もちろん、インソールは洗っても大丈夫です。

毎日のように靴に入れて履くインソールは汚れや臭いが気になる場合は丁寧に優しく洗うようにしてください。

他にもいくつか気をつけていただくポイントがあります。

そこで今回は、オーダーメイドインソールの洗い方についてまとめました。

オーダーメイドインソールの洗い方

シダスのインソールの種類と異邦人で取り扱っているインソールについて

異邦人が販売しているシダス社製のオーダーメイドインソールは水に濡らしても変形等はしません

洗い方としては、ぬるま湯程度の温度の水で中性洗剤や洗濯用洗剤を溶かした水などで洗うようにしてください。

汚れがひどい場合は使い古した歯ブラシや靴を洗うためのブラシなどで優しく擦って洗っても大丈夫です。

洗ったインソールは日陰で1日〜2日程度しっかり乾くまで陰干しするようにしてください。

中途半端に濡れたまま靴に入れて履くと、生乾きで臭いの原因になるためしっかりと乾かすことが大切です。

オーダーメイドインソールを洗うときの注意点

高温注意のイラスト

オーダーメイドインソールは熱で温めて足の形に合わせています。

そのため、高い温度にさらされると変形する原因になります。

50度以上の熱湯に入れて洗ってしまうと足型に合わせたインソールが変形してしまうことがあるのでご注意ください。

もう1点は洗濯機に入れて洗うのも控えてください。

ネットに入れてソフト洗い等優しく洗濯機を回しても洗濯機の回転する力によって変形してしまうことがあります。

変形してしまってはせっかく足型に合わせたインソールが足に合わなくなることがあります。

オーダーメイドインソールの中には表面に柔らかいボア素材やマイクロファイバーが使われていることがあります。

柔らかい素材の場合、硬いブラシでこすってしまうと生地を痛めてしまう原因にもなるため激しくブラシでこすらないようにしてください。

オーダーメイドインソールを乾かすときの注意点

乾燥機NGのイラスト

オーダーメイドインソールを乾かすときは必ず陰干しでゆっくり乾かすようにしてください。

直射日光に当たってしまうと熱を持って変形してしまうことがあります。

また、乾燥機に入れて乾かすのは絶対NGです。

冬場はこたつの中やストーブの前などで洗濯物を乾かす場合もありますが、オーダーメイドインソールは暖房器具の熱でも変形してしまうことがあります。

絶対に暖房器具そばで乾かすのは避けるようにしてください。

暖房器具を使う場合は最低でも3m〜4m離し、直接熱風が届かないところで乾かすようにしてください。

オーダーメイドインソールを洗う頻度

カレンダーのイラスト

インソールを洗う頻度としては街中で一般的に靴を履いている場合は2〜3ヶ月に1回程度洗うぐらいで大丈夫です。

私の場合は夏場は汗をよくかくので月1回程度、冬場は冬が始まる前に1回洗って、春に暖かくなってきたら1回洗う感じです。

だいたい、4月・7月・8月・11月ぐらいに洗っていることが多いです。

1年間履き続けていると、インソールがヘタってくるため4回ほど洗って買い替えています。

サッカー・ラグビー・野球・登山靴にインソールを入れている場合は、多い方は毎日水洗いしているというお客様もいらっしゃいました。

やはり外で運動すると土が靴の中に入ってかなり汚れるみたいです。

土や砂埃がインソールの目地に入ったまま使い続けると洗っても汚れが落ちにくくなるので、なるべく頻繁に洗うことをオススメします。

私のオーダーメイドインソールの洗い方

お風呂場のイラスト

私がオーダーメイドインソールを洗うのはお風呂に入っているタイミングです。

使うのは使い古した歯ブラシとお風呂場にあるボディーソープで洗っています。

お風呂で一通り頭や体を洗い終わったあとにそのまま一緒にインソールも洗っています。

  • ❶ 入るタイミングで風呂桶に人肌程度のお湯を入れてそこにインソールを浸けておく
  • ❷ 頭や体を洗い終わったらインソールを風呂桶から取り出し少量のボディーソープを表面につける
  • ❸ 使い古した歯ブラシで全体をまんべんなく優しく磨く
  • ❹ シャワーを使ってしっかりとすすぐ
  • ❺ あがるときにパスタオルで体を拭いたあとに一緒にインソールも拭く
  • ❻ 室内で陰干しする

こんな感じでお風呂に入るついでにいつも洗っています。

インソールを洗うためだけにバケツなどを用意しなくて良いのでオススメです。

ボディーソープで洗っても今のところとくに不具合もなく使えています。

インソールを洗っても臭いが取れないときは?

臭い靴のイラスト

インソールを洗っても臭いが取れない場合は、インソールの中にまで菌が増殖してしまっている証拠です。

臭いの原因菌を滅菌できればインソールの臭いはかなり落ちます。

そのためには、重曹をお湯に溶かして1時間程つけ置きしてから洗うようにしてください。

1リットルのお湯(40度前後)に大さじ3杯ぐらい重曹を溶かしてその中に1時間ぐらいつけ置きしてください。

つけ置きが終わったら、中性洗剤と歯ブラシなどで洗ってあげてください。

インソールの臭い予防にオススメのアイテム

グランズレメディの写真

私がインソールや靴の臭い対策としてオススメしているのがニュージーランド生まれの魔法の粉「グランズレメディ」です。

私も友人から教えてもらったのですが、靴やインソールの臭いが驚く程なくなります

履く前の靴の中に付属のスプーンで1杯入れるだけなので使い方も簡単です。

靴やインソールの臭いが気になり出したら、数日間続けて使うととても効果的です。

グランズレメディにはミョウバンタルクというベビーパウダーの原料が入っています。

そのため、ベビーパウダーとミョウバンでも代用が可能です。

割合としてはベビーパウダー1に対してミョウバン5ぐらいの割合で靴に入れるようにしてください。

欠点としては、入れてすぐに靴を脱ぐと濃い色の靴下に白い粉がついてしまいます。

オーダーメイドインソールを保管する際の注意点

インソールを取り出している写真

オーダーメイドインソールは普段よく履く靴に入れてそのままで保管されている方が多いと思います。

少しめんどうですが、オーダーメイドインソールを入れている靴を脱いだときに一緒にインソールも靴から出して下駄箱等に入れて保管するのがオススメです。

インソールを靴から出すことで、靴の中での群れが乾きやすくもなり臭いの予防にも繋がります。

私はインソール1足を複数の靴に入れて使うため、毎回履く度に取り出しています。

また、スキーやスノーボードのブーツ、バスケットボールシューズやゴルフシューズなどの場合もできれば毎回インソールは出しておくことをオススメします。

お客様の中でスキーのブーツに入れたまま乾燥室で乾かしたインナーの中にインソールが入っていて、熱で変形したお客様がいらっしゃいました。

また、ゴルフシューズやバスケットボールシューズも夏場に車の中に置いておくと熱で変形してしまうことがあります。

そのため、すこし面倒ではありますがインソールは「靴を脱ぐときに取り出して、靴を履くときに入れる」を心がけてもらえれば嬉しいです。

異邦人について

異邦人のイラスト

私達、異邦人はオーダーメイドインソールとウォーキングシューズを専門に販売している靴屋です。

靴屋としてシダス社製の熱成形のオーダーメイドインソールを世界一販売しています。

多いときには年間で1万足以上のオーダーメイドインソールの制作・販売実績がございます。

もし、オーダーメイドインソールについてご質問等がございましたらお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。

足や靴の知識が豊富なスタッフがオーダーメイドインソールについてご紹介させていただきます。

まとめ

お客様からオーダーメイドインソールの洗い方について尋ねられることがあります。

  • オーダーメイドインソールは洗っても大丈夫なのか?
  • インソールをどうやって洗ったら良いのか?
  • どうやって保管しておけば良いのか?

などのご質問が多いです。

オーダーメイドインソールは靴と同じように洗っても大丈夫です。

人肌程度のぬるま湯に少しつけ置きし、中性洗剤と使い古した歯ブラシ等で軽くこすりながら洗ってください。

洗ったあとはタオルで水分を吸ってから陰干しして乾かせば問題ありません。

2〜3ヶ月に1回程度洗えば臭いもだいぶ抑えれます。

乾燥機や熱湯等、高い温度はオーダーメイドインソールを変形させてしまう可能性があるので避けるようにしてください。

乾かす際も暖房器具からはできるかぎり離して乾かすようにするのがポイントです。

せっかく足型に合わせて作成したインソールが変形してしまってはオーダーメイドした意味がなくなってしまいます。

もし、オーダーメイドインソールに関して不明な点とうがございましたらお気軽に異邦人までご来店ください。

知識が豊富なスタッフがインソールのお手入れ等についてもご説明させていただきます。

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