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ウォーキングシューズとランニングシューズはどちらも同じスニーカーで、靴の種類の1つです。
この2種類の靴はウォーキングとランニングという別々の用途のために作られています。
そのため、ウォーキングシューズとランニングシューズには様々な違いがあります。
そこで今回は、ウォーキングシューズとランニングシューズの違いをまとめました。
このページの目次
ウォーキングシューズとランニングシューズの違い
ウォーキングシューズは歩くための靴で、ランニングシューズは走るための靴です。
どちらも自分の足で動くために設計・開発されている靴ですが、違いがたくさんあります。
2つの靴の違いを比較すると、明らかな違いがいくつかありました。
- デザイン
- 靴底
- 素材
- 重さ
- 安定感
- 寿命
- 種類
の7つの点です。
デザインの違い
ウォーキングシューズとランニングシューズをパッと見て、明らかに違うのが見た目です。
ウォーキングシューズは地味な黒やブラウンなど濃いめの色が多く、ランニングシューズはカラフルで派手な色の商品が多くなっています。
デザインの違いは、各メーカーのターゲットとしているユーザー層が違うからだと考えられます。
ウォーキングシューズの主なターゲットは年配の方で、中高年から上の層をターゲットにしています。
そのため、あまり派手なカラーやデザインの商品は見かけません。
落ち着いていたデザインで、ウォーキング・普段履き・仕事用など様々なシーンで履ける汎用的な商品が多いです。
一方のランニングシューズの主なターゲットは、若者から中高年まで幅が広いのが特徴です。
ファッションアイテムとして注目されることもあり、オシャレなデザインの商品が多くなっています。
靴底の違い
ウォーキングシューズとランニングシューズの靴底に使われている素材は全く違います。
ウォーキングシューズは、安定感と耐久性が求められるためある程度硬さのある素材を靴底の素材として採用されていることが多いです。
一方のランニングシューズはウォーキングシューズよりも柔らかくて、クッション性のある素材を靴底に使用されています。
なぜなら、走る時の方が歩く時よりも足にかかる衝撃が2倍以上強いと言われているからです。
走る時にかかる強い衝撃を、柔らかい素材で吸収・分散して足が疲れにくいように設計されています。
素材の違い
靴底の素材も違いましたが、靴本体に使われている素材にも違いがあります。
ランニングシューズは走るための靴で、靴の素材として通気性の良い素材が使われていることが多いです。
メッシュ素材などが採用されているモデルもあり、通気性と共に伸縮性も兼ね備えています。
足が汗をかいても靴の中の蒸れを防ぐ効果があります。
一方のウォーキングシューズでは、合皮や革などの硬めの素材が使われていることが多いです。
これは、歩く時に安定感を高めるためです。
また、防水性や耐久性もランニングシューズに比べると高くなっています。
重さの違い
ウォーキングシューズとランニングシューズでは重さが全然違います。
これは靴に使われている素材が違うためです。
ウォーキングシューズは靴底にもある程度硬さのある素材が使われていて、靴本体も合皮や革など固めの素材が使われています。
そのため、必然的に重たくなってしまいます。
ランニングシューズはクッション性の高い柔らかい靴底に、メッシュなど軽い素材で構成されています。
そのため、かなり軽量で圧倒的にウォーキングシューズよりも軽い仕上がりになっています。
安定感の違い
ウォーキングシューズとランニングシューズで安定感があるのは圧倒的にウォーキングシューズです。
ウォーキングシューズはある程度、硬い素材が使われているため、安定して歩けるようになっています。
ランニングシューズよりもクッション性は劣りますが、歩くための靴なので歩く衝撃はしっかりと吸収できます。
また、かかともしっかりと固定されるような設計になっていることが多いです。
一方のランニングシューズは、柔らかい靴底で衝撃を吸収したり分散させるため安定感は劣ります。
よく、クッションの柔らかい靴の方が疲れにくいと思われていらっしゃるお客様がご来店されますが、靴のクッション性能は逆です。
クッションの柔らかい靴程、安定感がなくて足が疲れる構造になっているのです。
寿命の違い
靴の寿命として長いのはウォーキングシューズです。
メーカーやモデルによって違いますが、平均的にランニングシューズの寿命は1,000km〜1,500kmで、ウォーキングシューズの寿命は1,500km〜2,000kmと言われています。
また、走るためのランニングシューズの方が柔らかい素材を使っているため、加水分解しやすい素材が多く使われています。
ウォーキングシューズは固めの素材が使われていることが多く、加水分解しにくいのも寿命が長くなる要因です。
種類の違い
種類が圧倒的に多いのがランニングシューズです。
ランニングシューズはファッションアイテムとして履かれていることも多く、多くのスポーツメーカーで主要製品として扱われています。
そのため、開発や研究にもたくさんの資金が投入されていて最新技術を採用した商品がたくさん市場に投入されています。
販売しているメーカーも多く、デザインも豊富で種類も多くなります。
一方のウォーキングシューズは、主要製品ではないため限られたメーカーが数種類販売しているだけです。
残念ながらあまり選択肢がないのがデメリットになります。
ウォーキングシューズでランニングしても大丈夫?
ウォーキングシューズが手元にあって、ウォーキングシューズでランニングをしたいという場合、あまりオススメはできません。
ウォーキングシューズでランニングをすると、どうしても素材の硬さが走るためには向いていません。
走る衝撃が足にダイレクトで伝わり、靴本体の硬さや重たさから足運びも軽やかに行えません。
とても疲れやすく、足が痛くなることもあります。
ランニングシューズでウォーキングをしても大丈夫?
逆にランニングシューズでウォーキングをすると、歩く時の安定感が損なわれます。
年配の方がランニングシューズでウォーキングをするのは転倒する原因になることもあるのでオススメはしません。
しかし、若い方で足腰の筋肉がしっかりとしている場合は、ランニングシューズでウォーキングをしても大丈夫です。
靴底や耐久性はウォーキングシューズの方が高いため、ランニングシューズの場合は買い替えサイクルが早くなるのだけは覚えておいてください。
結局どっちを買えばいい?
ランニングシューズかウォーキングシューズで迷っていらっしゃる方は、用途に合わせて購入するのがオススメです。
特に中高年以上の方は、
- ランニングする場合はランニングシューズ
- ウォーキングする場合はウォーキングシューズ
を買うようにしてください。
10代〜30代の若い方はランニングシューズでウォーキングをしても大丈夫ですが、楽にウォーキングをしたいという場合はウォーキングシューズの方がオススメです。
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まとめ
ウォーキングシューズとランニングシューズの主な違いは、
- デザイン
- 靴底
- 素材
- 重さ
- 安定感
- 寿命
- 種類
の7つです。
ウォーキングシューズは歩くために機能的に設計されていて、ランニングシューズは走るための機能を備えています。
使われている素材が全然違うため、用途に合わせて履き分けるのがオススメです。
若い方ならウォーキングシューズでランニングしたり、ランニングシューズでウォーキングしても大丈夫ですが足が疲れやすくなります。
中高年以上の方の場合は、歩くためにはウォーキングシューズを、走るためならランニングシューズを履くようにしてください。
ウォーキングシューズの購入を検討している方は、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
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