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ミズノやヨネックスのダイヤル式のウォーキングシューズはとても履きやすくて便利です。
5年程前から異邦人でも取り扱っておりますが、多くのお客様からご好評をいただいております。
ダイヤル式のウォーキングシューズのメリットはなんといっても靴紐を結ばなくて良い点です。
そこで今回は、ミズノやヨネックスが販売しているダイヤル式のウォーキングシューズについてまとめました。
2021年10月時点でのダイヤル式ウォーキングシューズの業界内の動向等についてもご紹介いたします。
このページの目次
ミズノやヨネックスのダイヤル式ウォーキングシューズ
ダイヤル式のウォーキングシューズを生産・販売しているメーカーはいくつかあります。
国内のブランドで有名なのはミズノとヨネックスです。
異邦人でもミズノとヨネックスのダイヤル式のウォーキングシューズを販売しております。
以前はニューバランスのダイヤル式ウォーキングシューズも販売しておりました。
人気もあったのですが、残念ながらニューバランスのダイヤル式ウォーキングシューズの生産が終了したため現在は取り扱っておりません。
他にもエレッセやオーストリアのダハシュタイン、アシックスのトレイルランニングシューズなどダイヤル式の商品を取り扱っております。
割合で言うとミズノ1割・ヨネックス7割・その他2割という感じの商品構成です。
ミズノとヨネックスは基本的に全店で取り扱っておりますが、他のメーカーの商品は一部の店舗では取り扱っておりません。
ミズノのダイヤル式ウォーキングシューズ
ミズノのダイヤル式ウォーキングシューズで有名なのはミズノLD40ボアが一番の人気商品でした。
全盛期には何種類か生産・販売されていました。
しかし、残念ながらニューバランスと同じようにミズノもダイヤル式のウォーキングシューズの生産を終了してしまいました。
現在新しいミズノのダイヤル式ウォーキングシューズは生産されておりません。
現在販売されている在庫が完売してしまうと、ミズノのダイヤル式ウォーキングシューズは姿を消してしまいます。
残念ながら現在ミズノの靴でダイヤルがつけられているのはゴルフシューズと一部の安全靴のみとなりました。
異邦人でもお客様から大変人気があったのため、ダイヤル式のウォーキングシューズの生産を続けていただけるように交渉は行いましたが、良い返答はいただけませんでした。
ヨネックスのダイヤル式ウォーキングシューズ
現在、ダイヤル式のウォーキングシューズの販売を積極的に行っているのがヨネックスです。
バドミントンで有名なヨネックスですが、ウォーキングシューズやスノーボードなどラケットを使うスポーツ以外の商品もラインナップされています。
ヨネックスのダイヤル式ウォーキングシューズは毎年カタログに掲載されるため、異邦人でも一番ラインナップが多いブランドとなっています。
幅のサイズが3Eや3.5Eと少し広めに設計されています。
異邦人でもダイヤル式のウォーキングシューズの中で最も売れているブランドはヨネックスです。
他のメーカーのダイヤル式ウォーキングシューズ
異邦人で取り扱っているダイヤル式のウォーキングシューズには、他にエレッセ・ダハシュタイン・アシックスの商品がございます。
全店舗には置いておりませんが、足の幅が合わない場合などにミズノやヨネックスの商品をご提案させていただく場合が多いです。
以前は異邦人ブランドでダイヤル式のウォーキングシューズを開発・販売していたこともありました。
今後も各メーカーがダイヤル式のウォーキングシューズの販売を縮小化していく場合は、異邦人オリジナルのダイヤル式ウォーキングシューズを開発・販売するかも知れません。
また、他のメーカーで有名なのがイグニオというアルペン・スポーツデポのオリジナルブランドのダイヤル式ウォーキングシューズもございます。
残念ながら異邦人では取り扱いができないため、イグニオの商品は販売はしておりません。
たまにジャパネットのテレビ通販などでもダイヤル式のウォーキングシューズを見かけることがあります。
ダイヤル式ウォーキングシューズに使われているBOAとは?
ダイヤル式のウォーキングシューズを含め、ゴルフシューズや安全靴などに使われているダイヤルの多くが”BOA”と書かれたダイヤルが使われていることが多いです。
”BOA”とはアメリカのBOA社が開発しているダイヤル調整式の締め具を指します。
スノーボードのブーツの紐を簡単に締めたいという想いから開発がスタートし、現在では様々な製品に使われています。
靴・ブーツ・ヘルメット・サポーターなど体のサイズに合わせて締め付けや調整が必要な製品に使われることが多いです。
ダイヤル式の締め具を開発し、特許を取得したパイオニア的なメーカーになります。
20年以上の歴史があり、ダイヤル式の締め具と言えば”BOA”という程業界をリードし続けています。
ミズノやヨネックスなど多くのウォーキングシューズにもBOA社のダイヤルが使われているケースがほとんどです。
一部、後発メーカーのダイヤルが使われることもありますが、割合としてはとても少ないです。
残念ながらBOA社自体がウォーキングシューズへのBOAダイヤルの採用にあまり積極的ではありません。
その結果、ダイヤル式のウォーキングシューズを様々なメーカーがストップする原因にもなっています。
ダイヤル式ウォーキングシューズのメリット
ダイヤル式のウォーキングシューズには様々なメリットがあります。
特に異邦人がお客様にお伝えするメリットは、
- 脱ぎ履きしやすい
- 足に馴染みやすい
- 歩きやすい
3つのポイントです。
脱ぎ履きしやすい
靴を履くときに一番煩わしいポイントが靴紐を結ぶことです。
ダイヤル式のウォーキングシューズはその最大の煩わしさをダイヤルを回すだけで解決してくれるのが最大のメリットです。
ダイヤルを回すだけなので、足を入れてダイヤルを回せば靴がゆっくりと締まっていきます。
慣れてしまえば、わずか数秒で両方の足のダイヤルを締めることもできます。
また、緩めるときもダイヤルを引っ張るなど、1つの動作で緩めることができるのも特徴です。
この脱ぎ履きのしやすさが、ダイヤル式ウォーキングシューズの人気のポイントです。
一度慣れてしまうと、紐靴のウォーキングシューズには戻れなくなってしまいます。
足に馴染みやすい
ダイヤル式のウォーキングシューズは足に馴染みやすいのも特徴の1つです。
ダイヤルを回したり緩めたりすることで、ダイヤルに巻かれているレースを全体的に締めたり緩めたりできます。
毎回靴を履く度に、足の甲の辺りまで紐が緩むため履く度にしっかりと足にフィットするのがダイヤル式のウォーキングシューズの特徴です。
靴紐の場合、足の甲の方まで緩めるためには紐を少しずつ引っ張って調整しなくてはいけません。
簡単に足にしっかりと馴染むように調整できるのがダイヤル式のメリットでもあります。
歩きやすい
靴紐式のウォーキングシューズが歩きにくいというわけではありませんが、ダイヤル式の方がより足にフィットするため歩きやすさが向上します。
靴紐の場合、しっかり締めたと自分では思っていても歩いていると少しずつ靴紐が引っ張られて緩んだりすることがあります。
ダイヤル式の場合は緩みが靴紐よりも出にくいです。
また、少し緩んだとしてもダイヤルを回すことで簡単に増し締めすることもできます。
ダイヤル式ウォーキングシューズのデメリット
ダイヤル式のウォーキングシューズのメリットはたくさんあるのですが、デメリットもあります。
最大のデメリットは商品の種類が少ないことです。
ダイヤル式のウォーキングシューズを販売しているブランドも少ないですし、各ブランドとも商品ラインナップがそこまで多くありません。
そのため、足の幅が合わないケースや色が気に入らないなどお客様が従来の靴紐タイプのウォーキングシューズを選ばれることもあります。
また、価格が従来の紐靴よりも高くなっているのもデメリットの1つです。
ダイヤル式ウォーキングシューズを選ぶときのポイント
ダイヤル式のウォーキングシューズを選ぶときも、ウォーキングシューズを選ぶときと変わりはありません。
足のサイズと幅を正確に測り、足のサイズと幅の合う靴を選ぶようにしてください。
特にダイヤル式の場合、幅の狭い靴を選んでしまうと紐靴よりもしっかりと締まるため歩いていると痛くなることがあります。
異邦人について
異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門に販売している靴屋です。
ここ数年はお客様からの要望もあり、ダイヤル式のウォーキングシューズの取り扱いも積極的に行っております。
国内外の様々なメーカーのウォーキングシューズを販売しており、ダイヤル式のウォーキングシューズのラインナップも他の靴屋さんに比べると豊富です。
中にはメーカーでは廃番になってしまった商品の在庫がある場合もございます。
取り扱っているダイヤルシューズのブランドや型番は店舗によって違いはございますが、ミズノとヨネックスのダイヤル式ウォーキングシューズは全店舗に在庫がございます。
ダイヤル式のウォーキングシューズを履き比べてみたいなど、ご興味がございましたらお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
まとめ
ダイヤル式のウォーキングシューズは異邦人でも人気の商品です。
異邦人では積極的に各ブランドのダイヤル式ウォーキングシューズの販売を行っております。
日本のブランドではミズノとヨネックスの商品が有名です。
異邦人では店舗によって他にもエレッセ・ダハシュタイン・アシックスのダイヤル式ウォーキングシューズを取り扱っております。
ダイヤル式のウォーキングシューズのメリットはなんといっても脱ぎ履きのしやすさです。
また、フィット感や歩きやすさも靴紐タイプのウォーキングシューズと比較すると向上しています。
デメリットは種類の少なさと価格になります。
残念ながらダイヤルを開発・生産しているBOA社がウォーキングシューズへのダイヤルの取り付けに積極的ではありません。
そのため、あまり多くのブランドからダイヤル式のウォーキングシューズがラインナップから消えてしまいました。
異邦人では今後も様々なブランドの営業担当者と交渉し、ダイヤル式ウォーキングシューズの取り扱いを増やしていきたいと考えております。
ダイヤル式のウォーキングシューズのご購入をご検討でしたら、異邦人までお気軽にご来店ください。
ウォーキングシューズ専門店の強みを生かし、お客様の足に合うダイヤル式ウォーキングシューズをご提案させていただきます。