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異邦人にはランニングシューズやマラソン用にインソールを入れたいとご来店されるお客様もいらっしゃいます。
運動の基本となる走るためのランニングシューズにインソールを入れることで足への衝撃を和らげる効果があり負担や疲れを軽減することができます。
また、靴と足のフィット感もより高まり、エネルギー伝達の効率化などにも効果があります。
そこで今回は、異邦人で取り扱っているランニングシューズに入れるためのオススメのインソールについてまとめました。
インソールを入れることで得られる効果などもご一緒にご説明します。
このページの目次
ランニングシューズにオススメのインソール

異邦人にランニングシューズ用にインソールを入れたいとご相談に来られるお客様にオススメしているのがシダスのランプラスです。
ランプラスは名前の通り、ランニング用のインソールとして開発されました。
異邦人で他に扱っているインソールの中でも、特に走ることに特化した機能が盛り込まれているのが特徴です。
ランニング用途以外でも、走る距離の長いスポーツをされる方にもオススメしています。
シダス ランプラスの特徴

シダスのインソールはいくつかの素材の組み合わせによって開発されています。
使われる素材によってインソールに様々な機能性が付加されます。
ランプラスにはランニングに特化した5つの機能があります。
- ❶ グリップ力の向上
- ❷ クッション性の向上
- ❸ 推進力の向上
- ❹ 衝撃吸収性の向上
- ❺ フィット感の向上
グリップ力の向上

ランプラスの表面に使われているメッシュ素材のトップシート。
高い通気性と、メッシュ素材の細かな網目が足とインソールのグリップ力を高める効果があります。
しっかりとつま先で地面を蹴りやすくなる素材が使われているのが特徴です。
クッション性の向上

ランプラスのつま先の裏側にはポリエチレンをベースとした素材がクッション材として使われています。
つま先の厚さは4mmとシダスのインソールの中では薄い方です。
薄いながらも、しっかりとクッション性を備えているのが特徴です。
推進力の向上

裏側の土踏まずの辺りにあるのが、トランスフルックスCというシダスのオリジナル構造の素材になります。
X字状に配置することにより、反発力を使ってしっかりと推進力を地面に伝える効果があります。
また、熱成形時に加工ができる特殊な素材になっています。
衝撃吸収性の向上

裏側のかかと部分には軽くて衝撃吸収性の高い素材を使用しています。
プロテックという素材で、
しっかりとかかとの衝撃を吸収して和らげることにより、次の一歩を踏み出し軸を安定させる構造になっています。
シダスではランプラスだけに使われている素材で、他のインソールに使われているジェルパッド等よりも軽くなっています。
フィット感の向上

ランプラスはシダスのフラッシュフィットインソールの1つです。
そのため、熱を加えて足の形に合わせてカスタムすることができます。
自分の足にインソールを合わすことで、靴と足のフィット感を高めて地面への力を効率的に伝えることができます。
ランプラスを使用する効果

ランニングシューズにランプラスを入れて履いていただくと、靴と足の一体感がより向上します。
トランスフルックスC素材の効果で反発力が高まる効果もあり、地面をより軽い力で蹴ることができるようになります。
大きな差は感じませんが、今までよりも軽い力で推進力が生まれることにより数千歩と走ることで小さな差が後々に大きな差へとつながります。
また、パワーロスを減らし、衝撃吸収素材、足の形に合わせた形状により地面から伝わる衝撃を抑え、疲れを軽減する効果もあります。
足に合うインソールを入れることで、軸足や体幹の向上効果もあるため、怪我の予防にも役立ちます。
インソールよりも大切なこと
ランニングやマラソン用に異邦人で取り扱っているランプラスをオススメしましたが、インソールを入れるよりも大切なことがあります。
それは、
- 足のサイズに合う靴を選ぶこと
- 靴を正しく履くこと
の2つです。
足に合うインソールを入れても、足に合う靴を正しく履けていなければインソールの効果を得ることはできません。
インソールは足に合う靴をきちんと正しく履くことで、その効果を発揮します。
インソールを選ぶ前に、もう一度ランニングシューズを正しく選んで正しく履けているか見直してみてください。
足に合うランニングシューズ選び

ランニングシューズには様々なメーカーから色々なモデルが販売されています。
また、1990年代からは後半のスニーカーブームの時はランニングシューズのナイキのエアマックスがファッションアイテムとして大人気になりました。
ランニングシューズはファッションアイテムの1つでもあります。
しかし、ランニングやマラソンに取り組む方は、ファッション性は置いておき、ご自身の足に明合う靴を選ぶことが大切です。
前にちゃんと足のサイズを測ったのはいつか覚えていらっしゃいますか?
まず、どんな靴を買う時も同じですが、買う前に足のサイズを測るようにしてください。
日本人のほとんどの方が、ご自身の足のサイズよりも大きめのサイズだと自覚していて、大きめの靴を履いていることが多いです。
足のサイズを測ったら、足の幅のサイズ(ワイズ)も測るようにしてください。
多くの方が靴選びで間違えるポイントは足の幅にあります。
足のサイズは合っているのに、幅が少しきついと、ワンサイズやツーサイズ大きめの靴を買う方が多いです。
靴にはメーカーやモデルによって足のサイズと幅の組み合わせが様々あります。
同じサイズでも幅の狭いモデル・広いモデルがあります。
足のサイズと幅の両方が合うランニングシューズを選ぶようにするのが靴選びでは最も重要です。
靴を正しく履くこと

足に合う靴を選ぶことができたら、正しく靴を履くようにしてください。
靴を正しく履くには、
- ❶ 座って履く
- ❷ 紐を緩めて足を入れる
- ❸ かかと側に足を詰める
- ❹ 紐をしっかりと引っ張る
- ❺ しっかりと緩まないように紐を結ぶ
の順番で履いてください。
靴の履き方は子供の頃に親に教えられた程度です。
誰も正しい履き方は教えてくれません。
特に日本では玄関での脱ぎ履きが多いため、靴を正しく履いていない方が多く感じます。
かかと側に詰めることで、靴のヒールカウンターがかかとの浮きを防ぎ、紐をしっかりと締めることで靴と足の隙間を無くします。
隙間が少ないことで、パワーロスを減らし、より足の力が地面へと伝わるようになります。
また、靴を正しく履くことで転倒しにくくなり、怪我の予防にもつながります。
異邦人にできること

異邦人はシダスのフラッシュフィットのオーダーメイドインソールとウォーキングシューズを専門に販売している靴屋です。
ランニングシューズや、マラソン・競歩などの競技用にとインソールをお買い求めにご来店されるお客様もいらっしゃいます。
異邦人で取り扱っているインソールでランニング用のランプラスをオススメさせていただき、
足と靴に合わせたインソールを熱成形して販売させていただいています。
ランニングシューズにインソールを入れようかとお悩みでしたら異邦人までお気軽にご来店・ご相談ください。
その際は、履いているランニングシューズも一緒にお持ちくださるようお願い致します。
異邦人ではランニングシューズの取り扱いはしておりません。
まとめ
異邦人にもランニングシューズに入れるためにインソールを作りたいとご来店されるお客様がいらっしゃいます。
ランニング用のインソールを作製する際にはランプラスをオススメしています。
ランプラスには走るための機能が詰め込まれたインソールになっています。
- 表面はグリップ力と通気性を兼ね備えたメッシュ素材の使用
- 裏面のつま先部分には薄さとクッション性を兼ね備えたポリエチレンベース
- 裏面の土踏まず部分には推進力を向上させるためのトランスフルックC
- 裏面のかかと辺りは軽量の衝撃吸収素材プロテック
- 足の形に合わせる熱成形によるフィット感の向上
つま先の厚み4mmの薄いインソールに様々な素材を使って走るために特化した作りになっているのがランプラスです。
ただ、インソールを入れる前に足に合う靴を正しく選んで、正しく履くようにしてください。
足に合わない靴や靴を正しく履いていないとインソールの効果を最大限に得ることができません。
靴選び、靴の履き方を理解した上で、インソールを入れるようにしたください。
異邦人でもランニングシューズ用のインソールを作製することができます。
もしご希望でしたらランニング用に履いている靴をお持ち込みください。
いつでも足や靴についての知識が豊富なスタッフがお客様の足に合うインソールをご提案させていただきます。


