安全靴に親指が当たって痛い!安全靴が足に合っていないかも!?

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安全靴を履く仕事をしていると、足の親指が痛くなることがよくあります。

安全靴には足先を守るために先芯が入っているため、普通の靴よりも足の親指が当たって痛みが生じやすいです。

足の親指に痛みがあると、仕事中に気になって集中できません。

出来る事なら痛まないようにして、仕事に集中したいですよね。

そこで今回は、安全靴を履く時に痛みが出る原因や対処法・安全靴の正しい選び方についてまとめました。

安全靴に親指が当たって痛い理由

安全靴で足の親指が痛いイラスト

安全靴を履いていると親指が痛くなる主な理由は2つあります。

  • 安全靴の中で足が動いている
  • 安全靴のつま先が硬い

です。

安全靴は靴の中で足が動いてしまって、硬いつま先の先芯部分に当たることで親指が痛みやすくなります。

安全靴の中で足が動いている

安全靴が足に合っていないと、靴の中で足が動いてしまいます。

最大の原因は歩いたり・動いたりすると足が靴の中で滑り、親指がつま先に当たって痛みが生じています。

安全靴だけではなく、スニーカーや他の靴でも同様のことが起こっています。

靴の中で足が動いてしまうと、親指が痛くなる以外にも様々なデメリットがあります。

しっかりと踏ん張ることができない

転倒している作業員のイラスト

足に合っていない安全靴の中で足が動いてしまうと、しっかりと踏ん張りにくくなります。

足が動いてしまうことで、足の裏で踏ん張る力が分散されるからです。

しっかり踏ん張れないとバランスを取るためにも余計な力が必要になります。

安全靴を履く現場は平らな場所以外での作業も多く、斜面などで踏ん張る機会が多いですよね?

安全靴が足に合わず、足が動いてしまう状態で履き続けることで事故につながる可能性もあります。

安全のためにも安全靴は足に合う靴を履くようにしてください。

体の様々部分に負担がかかる

腰痛の男性のイラスト

安全靴の中で足が動くことで、素足の状態よりも足の裏に余計な負担がかかります。

足への負担は足だけではなく、足首・膝・腰・肩など様々な部分へ影響を及ぼします。

足は第二の心臓と呼ばれるほど体全体の疾患の原因になっています。

また足に合っていない靴は、足底筋膜炎・外反母趾・扁平足・たこ・魚の目などの足の疾患を引き起こしやすくなります。

健康のためにも安全靴を選ぶ時は足に合う安全靴を探すようにしてください。

安全靴のつま先の素材が固い

安全靴のイラスト

安全靴で足の親指が痛くなるもう1つの理由は、安全靴の”安全性”が原因です。

安全靴は危険な場所での作業や、重いものを扱う作業時に履くための靴です。

足に物を落とした時の事故を防ぐために靴の先に先芯が入っています。

スニーカーや革靴などとは違い、安全のために必然的につま先に固い素材が使わます。

先芯は硬いプラスチックや金属などが多いようです。

安全靴の先に親指が当たると擦れて皮膚がめくれたり、サイズが大きかったり小さかったりすると親指が圧迫されてしまって痛みが生じます。

安全靴は普段履く靴よりもサイズや足へのフィット感を重視して選ぶことがとても大切です。

安全靴の中で親指が当たらないようにするために

安全靴の中で親指が当たることを予防するために2つの対策をご紹介します。

  • 足に合った安全靴を選ぶ
  • インソールを入れて履く

の2つです。

足に合った安全靴を選ぶ

安全靴の売り場の写真

安全靴を選ぶ時はサイズをしっかりと測り直して選ぶようにしてください。

異邦人にご来店するお客様に靴のサイズを聞くと実際の足のサイズより大きいサイズをお答えされます。

実際に測ってみると1.0cm〜2.0cm小さいことがほとんどです。

多くの日本人は実際の自分の足のサイズを知りません。

安全靴を選ぶ時は”いつもの足のサイズ”で選ばず、必ず足のサイズを測り直してから購入してください。

また、必ず試し履きをすることも重要です。

試し履きをして少し歩き回って足に違和感がないか、つま先が歩いている時に当たっていないかを確認するだけでも違います。

インソールを入れて履く

インソールの写真

安全靴の中で足が動かないようにするためにインソールを入れることも効果的です。

足の土踏まず部分にあるアーチをサポートできるインソールがオススメです。

アーチをサポートすることにより、靴の中で足が動きにくくなる効果があります。

多くの市販の靴の中に入っているインソールは平らで、安全靴も同様です。

平らなインソールでは足に合っている靴でも靴の中で足が動きやすくなります。

インソールを入れて足が動くのを防いで、親指がつま先に当たらないように予防してください。

安全靴とオーダーメイドインソール

安全靴に合うインソールを選ぶ際はオーダーメイドインソールがオススメです。

オーダーメイドのインソールは名前の通り1人1人の足の形に合わせて作成します。

足の形の癖や左右のサイズの違い、安全靴の形などに合わせて調整することができます。

あなたの足のアーチにピッタリ合うインソールを作ることで、安全靴の中で足が滑りにくくなって親指が先芯に当たりにくくなります。

また、足にピッタリと合うインソールは足への負担を減らし、足や体への負担を軽減することもできます。

オーダーメイドインソールの役割

アーチをサポートしているイラスト

オーダーメイドインソールは足に疾患があったり、歩く時に痛みがある方がよく利用しています。

プロのトップアスリートもパフォーマンスを最大限に発揮するためによく利用しています。

オーダーメイドインソールを入れて靴を履くことで、足が本来持つ綺麗なアーチになるようサポートする役割があります。

その結果、足のアーチが崩れることで起きる疾患の予防・痛みの改善・歪んでいる足のサポートをします。

また、足にかかる負担を減らすことで安定感も増し、バランスが取りやすくなり安全性を向上させる効果もあります。

オーダーメイドインソールの価格

お金のイラスト(15,000円)

多くのお店でオーダーメイドインソールは10,000円〜20,000円前後の価格で販売されています。

オーダーメイドインソールは市販されているインソールに比べて割高です。

1人1人の足に合わせて専属のスタッフが専用の器具を使って作成するため、どうしても市販品に比べると高くなってしまいます。

その分、足と靴にピッタリと合うインソールを作成することが可能です。

多くのオーダーメイドインソールは熱成形で熱したインソールを専用の器具で足の形に合わせて作成します。

作成すると毎日使って1年〜2年程使えるため、割高と思うかは人それぞれです。

異邦人では1足14,000円から作成させて頂いております。

安全靴に合うオーダーメイドインソールを作成される場合は、安全靴を持ってご来店ください。

安全靴の正しい選び方

安全靴を選ぶ時のポイントは、

  • 足のサイズ
  • 足の幅
  • 靴紐やマジックテープ

の3点です。

3つのポイントを抑えて安全靴を選ぶようにし、必ず試し履きをして足に合っているか確認するようにしてください。

試し履きをする時は安全靴を履いてつま先まで足を詰め、かかとに指1本分程度のスペースがある確認してください。

また、安全靴を履いて少し店内を歩き回ってつま先が先芯に当たらないか・足の他の部分に違和感がないかを確認することも重要です。

なるべく足にピッタリと合う安全靴を履くことで、親指に痛みが生じることを予防できます。

足のサイズ

足型をサイズを正確に測っている写真

安全靴を選ぶ時は足に合うサイズを選ぶようにしてください。

購入するお店で足のサイズを正確に測り、足のサイズに合ったサイズ安全靴を購入することが親指が痛くならない靴を選ぶ大切なポイントです。

横幅がきついからと足のサイズよりも大きな安全靴を選ぶのはオススメできません。

足のサイズより大きな安全靴は足の親指が先芯に当たる最大の原因です。

正確に足のサイズが測れない場合はお気軽に異邦人のお店まで測りに来てください。

足の幅

足の幅のイラスト

足のサイズと共に大切なのが足の幅のサイズです。

靴にはA〜Fまで足の幅のサイズがあります。

多くの方は足の幅のサイズをあまり認識していません。

安全靴の中には足の幅が記載されている商品もありますが、記載されていない商品も多いです。

記載されている場合は、足の幅のサイズが合う安全靴を選んでください。

国内のスポーツメーカー(ミズノやアシックスなど)の販売する安全靴は比較的足の幅が広めに作られています。

靴紐やマジックテープ

靴紐のイラスト

多くの安全靴は靴紐やマジックテープで幅の締め付けを調整できるようなっています。

足の大きさは朝と夕方でむくみなどで微妙に大きさが変わります。

安全靴を履く時はなるべく靴紐やマジックテープなどで足を動かないように固定できるタイプを選んでください。

めんどくさいかも知れませんが、靴を脱ぎ履きする度に緩めたり締めたりすることも親指の痛みを予防する効果があります。

安全靴の正しい履き方

安全靴を履く時は手間がかかりますが、靴紐やマジックテープは毎回締めるようにしてください。

脱ぎ履きすることが多いからと、紐を緩めに履いていると靴の中で足が動く原因になります。

履く時は可能であれば毎回座って履き、つま先ではなくかかと側へ”トントン”と足を詰めて履くようにしてください。

かかと側へ寄せてから靴紐やマジックテープでしっかりと足の甲を固定すると足が動くことを予防でき、つま先が先芯に当たりにくくなります。

まとめ

安全靴を履いていて足の親指が痛い原因は靴の中で足が動いているからです。

安全靴のつま先には硬い先芯が入っていて、靴の中で足が動くと親指が当たります。

痛くならないように履くためには、足のサイズに合った安全靴を選び、正しく履くことが大切です。

安全靴を購入する時は正しく足のサイズを測って、しっかりと試し履きするようにしてください。

また、インソールを入れてアーチをサポートすることで足が安全靴の中で動くのを予防できます。

インソールを入れてアーチをサポートすると足への余計な負担が減り、バランスも取りやすくなります。

バランス感覚の向上は、不安定な場所での作業の安全性も高めます

少し割高ですが、オーダーメイドインソールを入れて安全靴を履くのもオススメです。

足にピッタリと合ったインソールを使って足の疲労や負担の軽減にもつながります。

異邦人にも安全靴を持ち込んでオーダーメイドインソールを作成されるお客様も多くご来店します。

また、大阪梅田本店と四天王寺参道店は安全靴の取り扱いもしております。

正確な足のサイズ計測も無料で行っておりますので、いつでもお気軽にご来店ください。

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コメント

  1. 永谷耕一 より:

     自分は普段工場内を台車で運搬作業をしています。担当ライン・要求が多いです。工場内を頻繁に歩きます。自分は足の指が少し長いです。安全靴が右の人差し指・中指と当たり摩擦で非常に痛いです。安全靴のサイズを今までの26.5㎝から27㎝に上げる予定です。足の親指以外の指の安全靴での対処法をご説明の程、何卒宜しくお願いします。

    • 永谷 様

      この度はコメントをいただき誠にありがとうございます。
      異邦人の松尾です。

      靴を履いていて指先に負担がかかる原因としまして、

      ・靴のサイズが小さく靴の先に指が当たる。
      ・踵に体重が乗せれていない。
      ・足首周りを固定できていない。
      ・靴のサイズが大きいなどで靴の中で足が不安定。

      等になります。

      運搬等で足を踏ん張る為、多少は指先に負担がかかるのは仕方ありませんが極力踵でしっかり歩ける条件や靴の中で足をずらさない条件が必要になります。

      靴が小さくて先に当たり痛む意外に、逆に大きくて不安定な為に踏ん張ることで靴底を指で掴み痛む場合もございます。

      対処法としましては、まず足の計測等を行いご自身の本当の足のサイズを知った上で
      足に合った靴をしっかり紐やベルトを締めて正しく履き、更には足裏に合ったインソール等で靴の中で足を固定しバランスが保てる状態をおすすめいたします。