モートン病の改善には靴に中敷きを入れると効果的!?モートン病と中敷きについて

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靴を履いて歩くたびに足の指の間がピリピリ痛むのがモートン病の特徴です。

痛みで歩くのも辛くて、外に出るのが楽しくなくなりますよね。

靴と中敷きを見直すとモートン病の症状が軽減・改善される可能性があります。

足の痛みが軽減すれば出かけるのも楽になります。

そこで今回は、モートン病と靴と中敷きについてまとめてみました。

モートン病と靴と中敷き

オーダーメイドインソールを入れたパンプスのイラスト

モートン病と靴と中敷きには密接な関係があります。

モートン病は足の指の間の神経が腫れて痛みが生じる足の疾患です。

足への余計な負荷が主な原因で起こります。

特に、

  • 幅が細い靴
  • 底の薄い靴
  • 硬い素材の靴
  • 先の細くなった靴
  • 高いヒール

など足に合っていない靴を長時間履き続けるとモートン病を引き起こす可能性があります。

モートン病を改善・予防するには足に合う靴を選ぶことが一番大切です。

また、現在患っている方は足に合う靴と中敷きを使用すると症状が改善することがあります。

モートン病には足に合う靴を履くことが最も大切!

モートン病は足先に負荷が過度にかかって引き起こることが多いです。

負荷が過度にかかる原因となるのは多くの場合”靴”が原因です。

日常的にハイヒールパンプスなどのかかとが高くて先の細い靴を履いている方はモートン病になる可能性が高いです。

また、足のサイズより小さい靴窮屈なスニーカーを履き続けていてもモートン病を引き起こすことがあります。

予防するためには自分の足に合った靴を選び、足に過度な負荷を与えないことがとても大切です。

モートン病と診断されたり、モートン病を疑うような指にピリピリした痛みを感じた時は最初に靴を見直すようにしてください。

モートン病には中敷きも効果的

インソールの写真

モートン病の改善には足にピッタリと合う靴と中敷きを併用することも効果的です。

足に合った中敷きを入れることにより靴の中で足を動きにくくなり、つま先が靴に当たることを防ぎます。

また、アーチをサポートすることで足の裏の筋肉の働きをてサポートして足への負荷を軽減することができます。

中敷きを使うことで体全体のバランス維持や、過剰回内(オーバープロネーション)を防ぐ効果もあります。

足に合う中敷きをなかなか見つけることができない場合や、どんな中敷きが合うか分からない場合はオーダーメイド中敷きがオススメです。

オーダーメイド中敷きは足の癖や特徴を捉えて足にピッタリと合う中敷きを作ることができます。

※過剰回内(オーバープロネーション)とは?
過剰回内はかかと周りの関節が内側に過剰に動く状態です。
足のアーチを崩す原因で、足の変形につながります。
体全体を支える足はとても重要で、変形すると体全体に悪影響を及ぼします。
あまり気づいていない方も多い症状です。

モートン病の原因

モートン病のイラスト

モートン病は足に過度な負荷が長時間かかることにより、足の指の間の神経が腫れて痛みが生じます。

靴による圧迫長時間のつま先立ちが原因で負荷がかかって痛みを伴うこともあります。

また、開張足気味の方もモートン病になりやすいため、気をつけてください。

残念ながらモートン病の明確な原因は解明されていないことが多く、まだはっきりとは分かっていません。

モートン病と足のアーチ

 足にある3つのアーチのイラスト

足の裏は3つのアーチで体全体を支えています。

  • 横方向のアーチ
  • 縦方向の内側のアーチ
  • ❸ 縦方向の外側のアーチ

の3つです。

3つのアートのうちモートン病と関係しているのは”❶ 横方向のアーチ”と”❷ 縦方向の内側のアーチ”の2つです。

足のアーチが下がることによって足の指先に負荷がかかりやすくなります。

モートン病は足のかかとが内側へ傾いてしまう「過剰回内(オーバープロネーション)」と関係があると考えられています。

過剰回内により足の親指が内側へ倒れ込む力を抑えようとし、足の骨を支える靭帯が引っ張られて2つのアーチが下がります。

また、かかとも内側へ傾くと、足の指も引っ張られて内側へ変形することもあります。

モートン病の症状や特徴

モートン病のイラスト

モートン病は足の指先に負荷がかかり過ぎることで足の中指と薬指の間に、

  • ピリピリとした痛み
  • 指のしびれ
  • 焼けるような感覚(灼熱感)

などの神経症状が現れます。

一般的に多いのが中指と薬指間で、他の指にも症状が現れることもあります。

ひどい場合は指先だけでなく、ふくらはぎあたりまで痛みが出る方もいらっしゃいます。

また、痛みをかばいながら生活することで姿勢やバランスが崩れます。

姿勢やバランスが崩れると膝の痛み・腰痛・肩こり・頭痛などの原因にもなってしまいます。

モートン病は成人女性に多いといいわれており、特に30代から40代の女性に多いです。

最近は20代の女性にも増えてきています。

モートン病の傾向と対策

モートン病を患う方の傾向として、

  • 足に合わない靴を履いている
  • 長時間つま先立ちで仕事をしている
  • 開張足を患っている

方が多いです。

足に合わない靴を履いている

ハイヒールのイラスト

モートン病は足に合わない靴を長時間履くことが最大の原因とされています。

足に合っていない靴・底の薄い靴・硬い素材の靴などを履くことにより、足の付け根に力が入ったり足の指に負荷がかかってしまうからです。

特につま先部分が細くなっているハイヒールやパンプス・海外ブランドのスニーカーなどを好んで履く方に症状が出やすいです。

ハイヒールやパンプスを履く場合はなるべくヒールの低い靴を履くようにしてください。

海外ブランドのスニーカーは幅が細めに作られていることが多く、横方向からの圧迫が強くなります。

デザインだけで選ばず、試し履きをして足に合うスニーカーを履くようにしてください。

どんな靴でも足に合う靴を時間をかけて探すことがモートン病の予防と改善の最善策になります。

足にピッタリと合う靴は他の足の疾患や膝痛・腰痛・肩こりなどを軽減する効果もあります。

長時間つま先立ちで仕事をしている

つま先立ちで稲刈りをする男性のイラスト

つま先立ちをする姿勢が長時間続くと、モートン病になりやすいです。

中腰での作業、ハイヒールの常用などつま先で体重を支える姿勢は足の指の神経を刺激します。

足の指へ向かう神経は足の裏にある靭帯のすぐ下にあります。

つま先立ちで靭帯と地面の間で神経が圧迫されて痛みが生じます。

ハイヒールを履く場合はなるべく低めのヒールを履くなどで改善することがあります。

つま先立ちで長時間作業する時は、小まめに休憩を取って神経が長時間圧迫されないように気をつけてください。

開張足を患っている方

開張足は足の指の付け根にある横方向のアーチが崩れている症状です。

横方向のアーチが崩れると、足の指が横に広がってしまいます。

特にハイヒールやパンプスをよく履く女性に多く、女性の約9割は開張足の傾向があるとも言われます。

自覚症状がない方も多いです。

モートン病を患っている方は開張足になっている傾向があります。

開張足で横に広がっている足の指で無理して先の細い靴を履くと、指や指の間にある神経に負荷がかかります。

負荷がかかり、神経を刺激すると痛みを感じるようになります。

また、外反母趾や扁平足など他の足の疾患を抱えている方もモートン病の症状がみられます。

足のアーチに何らかの問題を抱えているとモートン病を患いやすいことは分かっています。

開張足の症状がある方も足に合った靴を履くことが一番の対策になります。

モートン病の方の靴の選び方

ウォーキングシューズのイラスト

モートン病の方が靴を選ぶ時にはいくつかポイントがあります。

  • 正しいサイズの靴を選ぶ
  • かかとがしっかりした靴を選ぶ
  • 中敷きが取り外し可能な靴を選ぶ
  • 幅の調整が可能な靴を選ぶ
  • 先が細くなっている靴は避ける
  • 底の薄い靴・底の硬い靴は避ける
  • 素材が硬い靴は避ける

この7つのポイントを押さえて靴を選ぶようにしてください。

正しいサイズの靴を選ぶ

お店のイラスト

靴のサイズは足の長さと足の幅のサイズがあります。

メーカーやブランドによって、同じサイズでも大きかったり小さかったりします。

靴を選ぶ時は必ず一度試し履きをしてから購入してください。

正しい靴選びをする上で試し履きをして店内を歩きまわり、足へのフィット感を確かめることはとても大切です。

正確なサイズが分からない場合は靴屋さんで必ず測ってから靴を選ぶようにしてください。

かかとの部分がしっかりした靴を選ぶ

かかと部分がしっかりと固定される靴を選ぶようにしてください。

かかと部分がしっかり固定されると、足が靴の中で動きにくくなります。

足が靴の中で動きにくくなることにより、足先が靴に当たりにくくなります。

パンプスやヒールの場合はベルトでかかとを止めることができる靴が理想的です。

中敷きが取り外し可能な靴を選ぶ

モートン病の方には靴だけではなく、中敷きも重要です。

靴は足に合っていても入っている中敷きが合わない場合は交換することが出来ます。

中敷きを交換することにより足のアーチを支えてモートン病や他の足の疾患の予防や改善にもつながります。

足に合う中敷きがない場合はオーダーメイド中敷きを使用すると靴と足にピッタリと合った中敷きを作ることができます。

幅の調整が可能な靴を選ぶ

紐靴のイラスト

足は1日の中でもむくみやすい場所です。

時間帯によっては1cm前後の差が出ることもあります。

朝には靴がぴったりでも夕方にはきつく感じる方も多いのではないでしょうか?

足のむくみに対応できるように紐やベルトで、微調整ができる靴を選ぶようにしてください。

先が細くなっている靴は避ける

先が尖った革靴のイラスト

モートン病の方は先が細くなっている靴を履くのはオススメできません

先が細いことにより横からの圧迫を強く受けてしまい、症状が悪化する可能性があります。

また、先が細いからと大きめのサイズを選ぶのも間違いです。

大きめのサイズの靴を履いていると足が靴の中で動いてしまい、歩くたびにつま先が靴の先端に当たって圧迫されます。

足のサイズに合った先が丸や四角い靴を選ぶようにしてください。

靴底の薄い靴・硬い靴は避ける

靴底の薄い靴や硬い靴は足の裏へ負荷をかけてしまいます。

靴底が柔らかすぎず、硬すぎない靴を選んでください。

柔らか過ぎる靴底の靴も歩く時にバランスを崩しやすくなります。

スニーカーやウォーキングシューズがオススメです。

素材が硬い靴は避ける

靴の素材が硬い革や、安全靴などつま先が硬い靴を履くのは避けるようにしてください。

硬い素材に指先が当たって症状を悪化させることがあります。

モートン病の一般的な治療法

病院のイラスト

モートン病の治療は「保存的療法」と「手術療法」のどちらかに分かれます。

多くの場合、保存的療法を行って様子を見ることが多いです。

3ヶ月ほど様子を見て、症状が改善しない場合は手術が必要になることもあります。

保存的療法

保存的療法は原因となる様々な負荷を避ける治療法です。

お医者さんからつま先立ちの姿勢を取らない、足に合わない靴を履かないなどの指示が出ることがあります。

鎮痛消炎剤・湿布・塗り薬などが処方され、並行して薬による緩和も行います。

モートン病の痛みは症状であって、根本的な原因は他にあります。

その原因を取り除かない限り改善や治療が終わることは難しいです。

また、足の指や甲のオイルマッサージやストレッチも効果的です。

足の筋肉をほぐして緊張をゆるめることで、足の指への圧迫を分散する効果があります。

痛みがひどい場合は、ステロイドの注射などを使って治療することもあるそうです。

手術療法

手術療法の場合は外科的手術を行うことが多いです。

神経剥離・神経腫摘出・深横中足靱帯の切離等の手術が行われます。

まとめ

モートン病は足の指の間の神経が腫れて痛みを伴う疾患です。

足に過度な負荷がかかって症状が現れます。

主な原因は足に合わない靴を長時間履き続けることと言われています。

改善のためには靴と中敷きの見直しをオススメするお医者さんもいらっしゃいます。

異邦人にもお医者さんにご紹介されてご来店されたお客様もいらっしゃいました。

足に合う靴と足にピッタリと合うオーダーメイド中敷きをご提案させて頂き、様子を見ていただくことで改善することがあります。

モートン病の予防や改善には足に合った靴を履くことが一番の近道です。

異邦人ではお客様のお悩みをお伺いして、足にピッタリと合う1足をご提案させて頂きます。

モートン病でお困りの方はお気軽にご来店の上、ご相談ください。