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靴の中で足が動いてしまう大きな原因は足に合った靴を選べていないからです。
足にピッタリと合う靴を正しく履いていると、靴の中で足が動く感覚はありません。
靴の中で足が動いいると、様々なデメリットが生じます。
そこで今回は、靴の中で足が動く原因とそのデメリットについてまとめました。
このページの目次
靴の中で足が動く原因
異邦人にご来店いただくお客様から「靴を履いていると足が痛くなる。」というご相談は非常に多いです。
足のサイズを測ったり、フットプリントを作成し、お客様の状況やお話をお伺いして原因を探るようにしています。
そんな中、足が痛くなる原因に足が靴の中で動いているケースがあります。
靴の中で足が動いてしまう原因は主に2つあります。
- 1つ目は足に合う靴が選べていないケース。
- 2つ目は靴を正しく履いていないケースです。
足に合う靴を選べていない
足に合う靴を選べていない場合でもいくつかのパターンに分かれています。
一番多いパターンは、ご自身が思っている足のサイズより大きい靴を選んでいるパターン。
このパターンの場合、歩いたりすることで靴の中で前後に足が動いてつま先やかかとに痛みが出てしまいます。
脱ぎやすく履きやすい靴を選んでいたり、ご自身の足のサイズを間違って認識しているお客様が多いです。
もう1つのパターンは、サイズは合っていますが靴の幅が合っていないパターンです。
こちらの場合は、前後左右に足が動いてしまい、足の様々な部分に痛みが出ることがあります。
足のサイズに合う靴は選べているのに、幅が広い靴を間違って選んでいるお客様に多いパターンになります。
靴を正しく履けていない
もう1つのケースは、靴を正しく履いていないことで靴の中で足が動いてしまいます。
靴紐を緩く結んでいたり、結びっぱなしだったり、履く度に靴紐やベルトで調整しない方は要注意です。
靴紐やベルトは靴のサイズを微調整するための機能であり、決して飾りやデザインではありません。
せっかくついている機能を使わずに、靴の中で足が動いてしまって足が痛くなっていては意味がないですよね?
少しばかり足のサイズが合っていなくても、靴が正しく履けていれば靴の中で足が動くこともなくなります。
間違っている靴の選び方
お客様からお話をお伺いしていると、多くの方の靴の選び方が間違っているからだと感じます。
間違った靴の選び方をしていては、靴の中で足が動いてしまうのも当然ですよね。
しかし、靴の選び方など誰も教えてくれません。
そうなんです。
だから靴の選び方が間違っていて当たり前です。
多くの方が洋服を選ぶのと同じように靴を選んでいるのです。
足に合うかどうか、履いていて痛くないかどうか、靴の中で足が動くかどうか。
それよりも、この服に合う靴、こんなシーンで履ける靴、学校や職場で必要な靴。
これでは足に合う靴、靴の中で足が動かない靴、履いていて痛くならない靴を選ぶことができません。
正しい靴選びを教えてくれるお店で、足に合う靴を正しく選ぶための知識を身につけるのも大切です。
靴の中で足が動くことで生じるデメリット
靴の中で足が動いてしまうことで、様々なデメリットが生じているのはご存知ですか?
最も実感しやすいのは足への痛みが生じることです。
つま先周辺や、かかと、靴擦れなど、靴の中で足が動いてしまうことで擦れや当たりが出て足が痛みます。
我慢して履き続けたり、痛くならないように気にして靴を履くことで変な癖や歩き方になってしまうことがあります。
足の様々なトラブルの原因になったり、足や体が疲れやすい原因になることもあります。
足のトラブルを抱えてしまう可能性
足のトラブルはたくさんありますが、最も有名なのは外反母趾です。
他にも外反母趾の逆で小指が変形していく内反小趾。
足の裏の筋膜から痛みが生じる足底筋膜炎。
扁平足やタコ・魚の目なども足に多いトラブルです。
足に合わない靴で、靴の中で足が動いてしまうことでこれらのトラブルの原因となることがあります。
足のトラブルを予防したいと考えていらっしゃる場合は、靴の中で足が動かない、足に合う靴をしっかりと履くことが大切です。
疲れやすい
靴の中で足が動いてしまうと、どうしても疲れやすくなってしまいます。
その理由は、足の裏の筋肉が常にバランスを保つために踏ん張っているからです。
靴の中で足が動かないように、筋肉が常に緊張している状態になっているんです。
1日緊張して過ごすことを想像してみてください。
とても疲れた感覚になりませんか?
そんな状態が足に合わない靴を履いていると足の裏の筋肉には1日中続くわけです。
そして、足の裏の筋肉は足の裏からふくらはぎ・ふともも・腰・背中・首と連動しています。
小さな筋肉の疲れかも知れませんが、それが長時間続いて蓄積されていくと、どうしても体全体へと影響を及ぼしてしまいます。
家に帰って、靴を脱ぐと楽になる感覚を覚えたことがある方は多いと思います。
足に合わない靴を履いていると、靴を脱いだときにとても楽に感じるのはその緊張が緩むからです。
靴の中で足が動かないようにするために
靴の中で足が動かないようにするために、最も基本的なことは足に合う靴を選ぶことです。
足に合う靴を選ぶことができれば、半分合格です。
残りの半分は正しく靴を履くことができれば合格です。
かかと側に足を詰めて、しっかりと靴紐を結んでください。
それがでも足が動いてしまうというばあい、インソールやクッションなど足が動きにくくなるようなアイテムを使うのも効果的です。
足に合う靴を選ぶことができていれば、靴の中で足が動いて痛みが生じることはほぼありません。
スポーツ経験者は靴選びが上手!?
多くのお客様と接していて正しく靴を選べていると感じるのは、本格的にスポーツをしていた方です。
スポーツでパフォーマンスを発揮するためには、足に合う靴を履くこととても大切です。
日常的な生活にもそんな考えが取り入れられている結果だと思います。
異邦人でできること
異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門に販売している靴屋になります。
様々なお客様がご来店されますが、多くのお客様は足や靴に関して何かしらのトラブルや問題を抱えているお客様です。
そんなお客様のお悩みをお伺いし、お客様の足に合うウォーキングシューズやインソールをご提案させていただいています。
靴の中で足が動く、足に合う靴がない、どんな靴を履いても足が痛いなど様々なお悩みやトラブルを解決するお手伝いをさせていただきました。
同じようなお悩みを抱えていらっしゃるお客様がいらっしゃいましたらお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
まとめ
靴の中で足が動いてしまう最も大きな原因は足に合う靴を選んでいないからです。
足のサイズ・幅・足囲などを測って、足に合うサイズの靴を選ぶことから始めてください。
また、靴が正しく履けていない場合も靴の中で足が動く原因になります。
靴のかかと部分にしっかりとかかとを収め、正しく靴紐やベルトを締めるようにしてください。
足に合わない靴や、靴の中で足が動いてしまうことで様々なデメリットがあります。
足のトラブルの原因になったり、体が疲れやすくなるなど良いことは1つもありません。
足にピッタリと合う靴を自分では選べない、どんな靴を履いても足が痛い、靴の中で足が動いてしまうとお悩みでしたら異邦人までご来店ください。
経験豊富なスタッフが足や靴のトラブルやお悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。