痛くない靴のブランドはある?痛くならないための靴選びと予防策

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異邦人には靴を履いていると痛いと悩んでご来店されるお客様もいらっしゃいます。

しかし、痛くならない靴のブランドはどこかと聞かれるとはっきりとお答えはできません。

足の形や歩き方など靴が痛くなる原因は人によって様々です。

そのため、このブランドの靴だと痛くならないとお答えはできないからです。

大切なことは靴を選ぶ際に正しく選んで、その靴を正しく履くことです。

そこで今回は、痛くならない靴のブランドや靴を履いていて痛くならないための靴選びについてまとめました。

痛くならない靴のブランド

足に合うピッタリの靴を履いているイラスト

靴を履いても足が痛くなるという方に「痛くならないオススメのブランドはこのブランドです!」とオススメできるブランドや靴が1つでもあればどんなに楽なことだといつも思います。

残念ながら「このブランドのこの靴だったら痛くなりません!」と特定の靴やブランドをお伝えすることはできません。

なぜなら、

  • 足の形
  • 足の特徴
  • 歩き方
  • 歩き方の癖
  • 体重のかけ方
  • 靴の形
  • 靴の種類

など靴を履いていて足が痛くなる原因は人によって違います。

痛くならない靴を見つけるためにはその人の足を見て、その人の足に合う靴をオススメする必要があるからです。

靴はブランド・モデル・種類・素材によってサイズ感や靴の中の形状も千差万別です。

長年靴の販売に関わっていると、靴の形は本当に同じサイズでも全然違うことがあるのも理解しています。

また、人の足の形も顔と同じように形が人それぞれ違います。

形のバラバラな靴に形が違う足を合わせて痛くならないような履ける靴を探すのは、とても難しいことだと感じてもらえると思います。

例えるなら1000ピースのジグゾーパズルの隣合うピースを見つけるような感覚です。

そのため「このブランドの靴はどんなお客様が履いても痛くなりません!」とオススメできないのです。

靴を履いていると痛くなる原因

靴ずれした女性のイラスト

靴を履いていて痛くなる場合のほとんどの原因は足に靴が合っていないからです。

足に合う靴を正しく選んで、正しく履いていれば、足が痛くなる可能性は少ないです。

靴を履いていて足が痛いとご来店されるお客様の多くは異邦人の場合女性です。

歳を重ねた方の場合は、ご自身では気づいていませんが外反母趾扁平足タコ魚の目などが原因で足が痛くなっているケースが多いです。

これらの原因も長年足に合わない靴を履き続けた結果、足の形が変形したり足の筋力が落ちて痛みが出るようになったのが原因です。

若い頃は足に合わない靴を履いても足の裏の筋力でカバーできていた状態が、歳とともに筋力が落ち痛みが出ることがあります。

20代・30代の若い年代のお客様の場合は、お仕事や就職活動などで履いているハイヒールやパンプスが痛いと来店されることが多いです。

足の形が特徴的だったり、どんな靴を履いても靴擦れができて痛くて困っているというご相談にご来店されます。

特に靴擦れができてしまう靴は、足に靴があっていないから靴擦れができてしまうことがほとんどです。

足に合う靴を選んで正しく履くことができれば、靴擦れはできません。

痛くない靴と出会うためには、痛くならない靴を選ぶために足に合う正しい靴選びを実践することが大切です。

痛くならないようにするための靴選び

足のサイズのイラスト

足に合う痛くならない靴を見つけるために大切なのが靴選びです。

靴を購入する際、どのように靴を選んでどのように購入されていますか?

以前の私の場合は、

  • ❶ 靴屋に行く
  • ❷ 気に入った靴を選ぶ
  • ❸ 店員さんにサイズを出してもらう
  • ❹ 試し履きをする
  • ❺ 購入する

という流れでした。

履いていて痛くなる靴や、靴擦れができる靴を履き続けていたこともありました。

しかし、異邦人で仕事をするようになってから靴の選び方も変わりました。

まず大切なことは自分の足のサイズを知ることです。

正しい自分の足のサイズを知ることが、痛くならない靴を選ぶための第一歩です。

私も自分の足のサイズは27.0センチだと思いこんでいましたが、異邦人で正しく測ってもらうと右が25.2cm、左が26.4cmだったのです。

左右のサイズで1.2cmも違いがあったのに驚きました。

どうしても左足のサイズに合わせて選ぶため右足のかかとがよく靴擦れができていたのもサイズの違いが原因だったのです。

痛くならない靴を選ぶための第一歩、まずはご自身の足のサイズを測り直すことから始めてみてください。

足の幅に合う靴を選ぶ

足の幅のイラスト

次に足の幅のサイズも知っておくとより足に合う靴を選ぶことができます。

今まで靴屋さんなどで、足の幅のサイズを測ってもらったことはありますか?

靴を選ぶ上で足の幅が足に合うことはとても重要な要素なのですが、あまり多くの靴屋さんでは重要視されていません。

そのため、足の幅を測る機会も少なく、足の幅にサイズがあることを知らないお客様も多いです。

足の幅の合わない靴を選ぶと、どうしても横からの圧迫が強くなり足の指の付け根部分などが痛くなりやすくなります。

また、足の幅が合うようになサイズが大きめの靴を選ぶケースもあります。

すると今度はかかと部分に空間ができやすくなり靴擦れができやすくなるのです。

日本人の平均的な幅のサイズはD〜2Eです。

しかし、私の場合は4E〜6Eとかなり幅が広い足だと分かりました。

今まで確かに足の幅がきついと大きめのサイズの靴を履いていた時期もありました。

靴紐をいくらしっかり締めても歩く際にかかとが固定されていなかったと今となると実感します。

痛くならないための靴を選ぶために大切なこと

サイズとワイズに合う靴のイラスト

痛くならない靴を選ぶために大切なことは、

  • 正しい足のサイズに合う靴
  • 足の幅に合う靴

の2つです。

これはどんな靴を選ぶ上でも当てはまります

痛くならない靴を見つけたいと考えていらっしゃる方は覚えておいてください。

痛くならないための予防

正しい足のサイズに合う靴を選んで、足の幅にも合うと思ってご自身で選んだ靴でも痛くなることもあります。

足の形は日々少しずつ変化しますし、時間帯によってもむくみ方などでサイズが変わったりすこともあります。

また、今まで持っている靴が歩いていると痛いという時には4つの予防策を試してみてください。

正しく靴を履く

靴を正しく履いている写真

靴は正しく履くようにしてください。

日本は玄関で靴を脱ぎ履きする機会が多く、意外と皆様正しく靴を履いていません。

正しく靴を履くには、

  • ❶ 玄関などに腰掛け
  • ❷ 靴に足を入れる
  • ❸ 靴のかかと側に足を詰める
  • ❹ 靴紐やベルトをしっかりと締める

ようにしてください。

靴と足をより密着させることで、靴が原因で足が痛くなりにくくなります。

インソールを入れる

足にピッタリ合うインソールの写真

インソールを入れることも足が痛くなる場合効果的です。

足の形に合うインソールを入れることで、インソールが靴の中で足が前後に動くことを予防することができます。

靴の中で足が前後に動かないことで、少し大きめのサイズの靴などでもかかとを靴にしっかりと固定することができ、足が痛くなるのを予防することができます。

ベルトをつける

ヒールやパンプスなどベルトで靴を足に固定できないような靴の場合、別売りでベルトが販売されています。

アンクルベルトやヒール用ベルトなどで検索すると見つけることができます。

このベルトを使うことで足を靴にしっかりと固定させることができ、足が痛くならないように予防することができます。

靴を履き分ける

靴を履き分けるイラスト

革靴・パンプス・ヒールなどを職場で履かなければいけないという方は通勤時と職場で靴を履き分けるのもオススメです。

職場用の靴と、通勤時の靴を分けることで歩く際は足に合った歩きやすい靴で歩くことで、足が痛くなりやすい靴での行動を制限することができます。

最近ではウォーキング用の革靴やウォーキングパンプスなどの商品も出ていますので、兼用できるような靴も販売されています。

異邦人にできること

異邦人のイラスト

異邦人は足に合う靴とオーダーメイドインソールを専門に販売している靴屋です。

足や靴に何かしらお悩みを抱えたお客様がご来店されることが多く、お客様の足に合う靴をご提案して販売している少し変わって靴屋です。

お客様に靴をご提案する際に、足のサイズと幅の計測はもちろん、足の形や歩き方の癖などを見るためにフットプリントも作成いたします。

それらの情報をお客様と一緒に分析し、お客様の足に合う靴をご提案しています。

どんな靴を履いても足が痛くなるとお悩みのお客様は、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。

お客様の足を見て、お客様のお悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。

まとめ

痛くならない靴のブランドを尋ねられても、はっきりとお答えすることはできません。

足の形・歩き方など靴が痛くなる原因は人によって違います。

靴屋としても、どんなお客様が履いても足が痛くならない靴があればとても販売しやすい商品だと思いますが、今までそんな靴には出会ったことがありません。

痛くならない靴は、正しく足のサイズや幅を知った上で足に合う靴を選ぶのが大切です。

足のサイズを正しく測り、足の幅のサイズを知り、サイズと幅に合う靴を選ぶようにするのがポイントです。

なぜなら、靴を履いていて足が痛くなる主な原因は靴が足に合っていないからです。

足に合う靴を選んで履くようにするだけでも、足が痛くなりにくくなります。

また、正しく靴を履いたりインソールを入れたりベルトを使うなどすることでさらに足が痛くなる要因を少なくすることができます。

異邦人では足のサイズや幅を正確に計測して、お客様の足に合う靴をご提案している靴屋です。

今までどんな靴を履いても足が痛むというお客様がいらっしゃいましたらお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。

足や靴の知識と今までの販売経験からお客様の足に合う1足をご提案させていただきます。