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靴を履いていると足の裏が痛くなる原因はいくつかあります。
靴そのものに原因がある場合や、足の筋肉が低下していて足の裏が痛くなる場合、運動不足など原因は人によって様々です。
普段立ち仕事をしない人が、いきなり数時間の立ち仕事をした時に足の裏が痛くなる場合は慣れていないからというケースが多いです。
普段から立ち仕事で、靴を履いていて足の裏が痛くなる場合は原因が「靴」にあるかも知れません。
足に合う靴を正しく履いていると、靴が原因で足の裏が痛くなるのを改善することができます。
そこで今回は、靴を履いていて足の裏が痛くなる原因と対処方法についてまとめました。
このページの目次
靴を履いていて足の裏が痛い時の原因と対処方法
私達が生活する上で靴を履かないことは考えられません。
しかし、多くの方が毎日履く”靴”についてあまり理解していません。
そのため、長時間”靴”を履いて外に出かけたり、毎日の立ち仕事で足の裏が痛くなると悩んでいらっしゃいます。
靴を履いていて、足の裏が痛い原因はいくつかあります。
- 足の裏が痛くなりやすい靴を履いている
- 足に合わない靴を履いている
- 足の裏の筋力が低下している
- 運動不足
- 慣れていない
などが主な原因です。
足の裏が痛くなりやすい靴を履いている
靴によっては足の裏が痛くなりやすい靴があります。
- ヒールの高い靴
- 靴底やミッドソールが硬い素材の靴
- 革靴など硬い素材でできたくつ
- サンダルやつっかけ
- 足首が固定される靴
などは歩いたり、長時間履いていると足の裏が痛くなりやすいです。
特にハイヒールなどのかかとの高い靴は、つねに足の裏が伸びた状態で履いているため痛くなりやすいです。
足が痛くなりやすい靴を履いていて、足の裏が痛いと悩んでいらっしゃる方は靴を替えてみて痛くならないかを試してみてください。
他の靴を履いていて、足の裏が痛くならない場合は履いている靴が原因で足の裏に痛みが生じています。
足に合わない靴を履いている
足の裏が痛くなりにくい靴を履いていなくても、足の裏が痛くなることがあります。
足のサイズや形に合っていない靴を履いていることも足の裏が痛くなる原因の1つです。
靴屋さんなどで多く見かける海外大手ブランドの靴は、日本人の足の形にあまり合わないことが多いです。
そのため、大きめのサイズを選んでいたり、足の形が靴に合わないのに無理に履いていると足の裏が痛くなります。
足に合わない靴を履いていて、足の裏が痛くなる場合は靴を選ぶ際にきちんとサイズを測ってから購入するようにしてください。
靴の幅が細いからと、足のサイズより大きな靴を履いていると足の裏が痛くなる原因になります。
足の裏の筋力が低下している
足の裏の筋力の低下も足の裏が痛くなる原因の1つになります。
足に合った靴を履いていても、筋力が低下すると長時間靴を履いていて足の裏に痛みが生じます。
特に年齢を重ねた中高年以降の方で多いケースです。
足の裏の筋力が低下すると、足の変形や疾患の原因にもなります。
足の筋肉を鍛えるためにウォーキングや足裏トレーニングを日常的に行うことで、足の裏の痛みを改善することができます。
また、足に合ったインソールを入れることで足の裏の筋肉の働きを補助するサポーターの役目を担います。
筋力が低下して足の裏が痛くなる方にはインソールの使用もオススメです。
運動不足
年齢を重ねていなくても、日常的な運動不足が原因で靴を履いている時に足の裏が痛くなることがあります。
また、運動不足で体重が増えることも、立ったり歩いたりする際に足の裏にかかる負担も増える原因です。
10代〜30代前半の方で、靴を履いていて足の裏が痛くなると悩んでいいらっしゃる方は日常的に運動するように心がけてください。
日常的に何かしら運動を習慣にしていらっしゃる方は、靴が原因で足の裏が痛くなるというケースは少ないです。
慣れていない
足に合った靴でも、靴に慣れていないと足の裏が痛くなることがあります。
ずっと同じ靴を履き続けている方で、新しい靴をおろした数日だけ足の裏に痛みが出たという方もいらっしゃいます。
靴はある程度履くことで、素材が程よい硬さに馴染み足によりフィットするようになります。
新しい靴をおろして、足の裏が痛いと悩んでいらっしゃる方は数日履き続けてみてください。
数日履き続けて痛みが取れない場合は、靴が足に合っていない可能性があります。
また、日頃はデスクワークの方が急に立ち仕事などを続けると1週間ぐらいは足の裏が痛くなることもあります。
立ち仕事に慣れ、仕事以外の時はなるべく足を休めるようにしてください。
足の裏が痛くなりにくい靴
靴が原因で足の裏が痛くなるという方は、靴を選ぶ際にも足が痛くなりにくい靴を選ぶようにすることが大切です。
足の裏が痛くなりにくい靴は、
- 靴の素材が立ったり歩いたりするのに適度な硬さがある
- かかとを固定できる
- かかとが高すぎない
- 足のサイズに合っている
靴です。
特に大切なのは最後の足の形やサイズに合っていることです。
足の形やサイズに靴が合っていないと、どうしても無理な形で足を靴の中に収めることになります。
すると、足の裏に無理な力がかかり足の裏が痛くなる原因になります。
また、サイズが大きいから大丈夫だろうと考えるのも間違いです。
サイズが大きい靴を履くと、どうしても動く時に靴の中で足が動いてしまいます。
足の裏が動かないようにと足の裏で踏ん張ることは、靴を履いている時に足の裏の筋肉に無駄な力がかかる原因になります。
足のサイズに合う靴の選び方
足のサイズに合う靴を選ぶには、必ず足のサイズを正確に測るようにしてください。
ご自身の足のサイズを正確に測ると、意外と小さいと思われる方がほとんどです。
私も正しく計測する前は27cmだと思っていましたが、実際に測ると左が26.4cmで、右が25.2cmでした。
左右で1.2cmも差があり、靴のサイズは26.5cmで、ワイズがDワイズの靴が一番足に合うことが分かりました。
右足の小さい分は靴先にクッションを入れたり、インソールを使うなどして足が動きにくいようにしています。
1度正しい足のサイズを知ることで、靴を選ぶ際にはサイズとワイズの合う靴を探すようになりました。
難しいのは、足の幅のサイズであるワイズを測ることです。
多くの靴屋さんではワイズまで測ってくれるお店があまりありません。
ワイズを測ることで、足の幅や形に合う靴を選ぶことができるようになります。
靴を履いていて、足の裏が痛くなるという方は足のサイズとワイズを正しく計測して足のサイズとワイズの両方が合う靴を試してみてください。
インソールを使うのもオススメ!
靴を履いていて、足の裏が痛くなるという方はインソールを入れるのもオススメです。
インソールには様々な種類がありますが、防寒用や消臭用のインソールではなく立体的な形で土踏まず部分を持ち上げてれるインソールです。
一般的な靴にインソールが入っている場合、平らなインソールが入っていることがほとんどです。
そのインソールを立体的なインソールに入れ替えることで、土踏まず部分を下からサポートすることができます。
土踏まずは足の裏の筋肉によって持ち上がっています。
立っているだけでも、土踏まずを維持するために足の裏の筋肉を絶えず使っています。
その筋肉を下から支えることで、足の裏が疲れにくくなり痛みを軽減することができるのです。
また、足に合ったインソールを入れることで、足が靴の中で動きにくくなり靴の中に固定する働きもあります。
靴の中で足が動かないだけでも、足の裏の痛みにくくなります。
靴を正しく履くのも大切!
靴を履いていて、足の裏が痛くなるとお悩みの方は、靴を正しく履くだけで痛みを対処できるかも知れません。
日本ではどうしても靴を玄関で脱ぐことが多く、脱ぎ履きしやすい靴を選ぶ傾向にあります。
そのため、大きめサイズの靴を緩めに履いている方がとても多いです。
また、靴紐を脱ぎ履きする度に緩めたり結んだりしている方はそこまで多くありません。
靴を正しく履くだけでも、足の裏への負担は軽減します。
靴を正しく履くには、
- ❶ 座って履く
- ❷ 靴のかかと側に足を詰める
- ❸ 靴を履く度にきちんと結び直す
ことが大切です。
座ってかかと側に詰めて靴を履き、しっかりとベルトや靴紐で足を固定することで靴の中で足が動きにくくなります。
靴の中で足が動きにくくなることで、足の裏の筋肉の負担を少なくすることができるのです。
足の裏が痛いと悩んでいらっしゃる方は一度お試しください。
足に合う靴と足に合うインソールをお探しの方へ
私達は「異邦人」という名前でウォーキングシューズとオーダーメイドインソールの専門店を運営しています。
異邦人にご来店されるお客様は、足や靴に何かしらの悩みを持ったお客様です。
異邦人ではお客様の足や靴のお悩みをお伺いし、お客様の悩みを解決するための靴やオーダーメイドインソールをご提案しています。
なぜ、ウォーキングシューズとオーダーメイドインソールの専門に販売しているかと言いますと、
- ウォーキングシューズにはメーカーやモデルによって様々なワイズの商品がある。
- オーダーメイドインソールを入れることでよりお客様の足に靴をよりフィットさせることができる。
からです。
お客様の足を正確に測り、足のサイズと合うウォーキングシューズにオーダーメイドインソールを入れて履いていただくことで、足にピッタリと合う靴のご提案ができるのです。
どんな靴を履いても足の裏が痛くなるとお悩みでしたら、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
お客様の抱えている悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。
まとめ
”靴”を履いていて足の裏が痛くなる原因はいくつかあります。
原因によって対処法も異なります。
足の裏が痛くなりやすい靴を履いている場合や、足に合わない靴を履いている場合は足に合う靴を選んで履くようにしてください。
足の裏の筋力の低下や運動不足が原因の方は、ウォーキングや足の裏をトレーニングをすることで改善することがあります。
また、新しい靴に足が慣れていないときや、普段あまり立ったり歩いたりすることがない方は徐々に慣れていくことで痛みが出にくくなります。
大切なことは、足に合った靴を正しく履くことで足の裏の筋肉への負担を少なくすることが靴による足の裏の痛みを軽減することにつながります。
足に合う靴を正しく選ぶためには、足のサイズと幅のワイズを知り、サイズとワイズの合う靴を選ぶことが大切です。
また、インソールを使うことで足の裏の筋肉を支え、靴の中で足が動きにくくなる効果もあります。
どんな靴を履いても足の裏が痛くなるという方は、私達の運営する「異邦人」までお気軽にご来店・ご相談ください。
異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門店として2003年から販売しています。
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