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扁平足の方は足の形が特徴的で、歩いたり立ち仕事をしていると体全体が疲れやすい傾向にあります。
インソールを靴に入れると疲れが軽減すると言われています。
しかし、「扁平足でインソールを入れてみたけど足が痛い!」と悩んでいらっる方も多いです。
そこで今回は、扁平足の方がインソールを入れても足が痛いときの改善策などをまとめました。
このページの目次
扁平足用のインソールを入れても足が痛い!
扁平足の方の足は土踏まずが平たくて、足の裏が平になっています。
扁平足になると、足からくる衝撃を吸収できなかったり体のバランスを維持するのに余計な力を使ってしまいます。
結果的に体が疲れやすかったり、膝痛・腰痛・肩こり・頭痛などの原因になります。
インターネットなどで調べると、インソールを入れると改善すると紹介されていることが多いです。
確かにインソールを入れることで疲れの軽減や体のバランスを維持することをサポートすることができます。
しかし、インソールを使う上で大切なポイントが3つあります。
- 足に合うインソールを使うこと
- 足に合った靴に入れること
- 靴を正しく履くこと
この3つのポイントを抑えておかなければ、インソールを入れても足が痛くなることがあります。
足に合うインソール
インソールの役割は足の働きをサポートすることです。
中には防寒用や滑り止めなどを目的としたインソールもあります。
しかし、インソールは足のサポーターです。
足の働きをサポートしたり、靴と足の間に入れることで足が持つ本来の働きを維持することが目的です。
膝や腰のサポーターもサイズや形が合っていないと本来の働きをしません。
インソールも同じで、足に合わないインソールを使っていると本来の働きをすることができません。
インソールを使用する場合は、足に合うインソールを選んで入れるようにしてください。
足に合う靴
足に合うインソールを見つけることができても、足に靴が合っていないとインソールの効果を最大限に活かすことができません。
歩くときに、足 → インソール → 靴 へと力が伝わっていきます。
インソールを入れている靴が自分の足のサイズより大きかったり、足に合っていないとインソールの上で足が動いてしまい力が抜けてしまいます。
力が100%伝わらないと歩くときや立っているときに余計な力を使うことになります。
そうすると足や体が疲れやすかったり、地面から伝わる衝撃を吸収できずに体が疲れやすくなったりします。
インソールを使用する上で、足に合う靴はとても大切です。
靴を正しく履く
足に合ったインソールと足に合った靴が揃っても靴を正しく履かなくては意味がありません。
靴を正しく履いていないと、歩くときにどうしても力が分散してしまいます。
また、靴をゆるく履いていてもインソールの上で足が動いてしまう原因になることもあります。
せっかく足に合うインソールと靴を見つけたのに、最後の最後で効果を活かすことができなくなります。
足に合うインソールの見つけ方
足に合うインソールを見つけるにはいろいろなインソールを試してみる必要があります。
市販されているインソールの多くは、平均的な足の形のデータから製造されています。
また、メーカーやブランドによって形も様々です。
扁平足用のインソールもたくさん販売されています。
しかし、形状もバラバラでどのインソールが自分の足に合うかは試してみないことにはわかりません。
市販のインソールは安いものは百円均一で購入することもできます。
一般的には3,000円~5,000円前後のインソールが主流です。
インソールを購入するときは試着する
市販されているインソールを購入する際は、お店で試着できるかを確認してください。
靴屋さんの中にはパッケージから出して試着させてもらえるお店もあります。
実際に、自分の靴の中に入れて店頭を歩いてみて痛みがある場合は購入を控えるようにしてください。
痛みがなく、靴と足のフィット感がしっくりくるインソールを選ぶのがポイントです。
しかし、長時間の立ち仕事や長い距離を歩くと足が痛くなってくることがあります。
そのような場合は、インソールが足に合っていない可能性があります。
オーダーメイドインソールがオススメ!
足に合うインソールを見つけるにはかなり時間がかかります。
また、いくつものインソールを購入して試してみるのも大変です。
そこでオススメなのがオーダーメイドインソールです。
オーダーメイドインソールは自分の足の形に合わせてインソール作ることができます。
扁平足の方はもちろん、外反母趾や足底筋膜炎などの足の疾患の改善にも使われます。
価格は10,000円前後で販売されていることが多いです。
私達のお店はオーダーメイドインソールとウォーキングシューズを専門に販売しています。
足に合ったインソールを見つけたい、扁平足でどんなインソールを入れても足が痛いというときはお気軽にご来店・ご相談ください。
15年以上の経験と知識からお客様に最適なご提案やアドバイスをさせていただきます。
足に合う靴の見つけ方
足に合うインソールと同じぐらい大切なのが”足に合う靴”を履くことです。
日本では玄関で靴を脱いだり履いたりすることが多く、どうしても脱ぎやすく履きやすい大きめのサイズの靴を選ぶ傾向にあります。
大きめのサイズの靴は足に合っていないことが多く、歩いているときの疲れや足が痛くなる原因になります。
足に合う靴を見つけるためには、靴を購入する際は必ず足のサイズを正確に測るようにしてください。
また、足の長さだけではなく足の幅(足囲)のサイズも測ってもらうことをオススメします。
足の長さと足の幅(足囲)の両方が合う靴を履くだけでも、足の痛みが軽減することがあります。
靴屋さんの中には、足の計測をしてもらえないようなお店もあります。
そんなお店では靴を購入するのは控えるようにしてください。
靴を買う時は必ず試し履きをする!
靴を買う時に必ず試し履きをして購入していますか?
インターネットで試し履きをせずに靴を買うこともオススメしません。
靴を購入する時の試し履きはとても重要です。
必ず靴を正しく履いて、しっかりと靴紐やベルトを締めて店内をぐるりと歩き回ってください。
靴の中で足が動くような感覚や、足のどこかに靴が当たっている時は足に合っていない可能性があります。
正しい靴の履き方
足に合うインソールと靴を手に入れたら、最後は正しく靴を履くようにしてください。
脱ぎ履きしやすいからと、靴紐やベルトを緩めずに靴を履いている方を多く見かけます。
靴を履く時に紐やベルトを毎回締め直すだけでも、足への負担を減らすことができます。
また、靴を履く時は必ず座って履くようにするのも大切です。
座りながら靴に足を入れて、かかと側にトントンと足を詰めるようにしてください。
つま先側をトントンと履いている方を見かけますが、靴を履く時はかかと側に足を固定するのが基本です。
かかと側にしっかりと足を固定すると、歩く時に脱げにくくなる効果もあります。
扁平足が原因で他の足の疾患を患うことも
異邦人には扁平足のお客様も多くご来店されます。
扁平足のお客様に多いのが、他の足の疾患を併発しているケースです。
扁平足の方で併発している多い他の足の疾患には、
- 外反母趾
- 内反小趾
- 足底筋膜炎
- モートン病
- タコ・魚の目
などがあります。
扁平足になる原因は様々ですが、足の筋力が低下した中高年に特に多い症状です。
長年間違った靴選びや靴の履き方が原因となり、他の足の疾患を患ってしまいます。
扁平足の兆候がある方は早めに正しい対処を行うことで、他の足の疾患の予防にもつながります。
まとめ
扁平足でインソールを入れていても「足が痛い!」と悩んでいる方は多いです。
扁平足の足は、健康な足の方よりも足に伝わる衝撃やバランスを維持するために無駄な力がかかってしまいます。
インソールを入れるという対応は間違っていませんが、インソールを入れる上で大切なポイントが3つあります。
- 足に合うインソールを使うこと
- 足に合った靴に入れること
- 靴を正しく履くこと
この3つのポイントを抑えて、インソールを入れることで痛みがなくなったり軽減することができます。
足に合うインソールを見つけるのはとても大変で、いろいろなインソールを試して足に合うインソールを見つけてください。
異邦人ではオーダーメイドインソールを専門に扱っています。
扁平足で足が痛いと悩んでいらっしゃるお客様もたくさんご来店されます。
時間をかけていろいろなインソールを試すのがわずらわしいと感じる方は、オーダーメイドインソールを作成することをオススメします。
異邦人では足に合うインソールの作成はもちろん、足に合う靴をご提案して正しい靴の履き方や歩き方もお伝えさせていただきます。
長年足の痛みに悩んでいらっしゃる方は、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
足と靴のプロがお客様の悩みを解決するお手伝いをさせていただきます。
コメント
林里奈 様
この度はサイトへコメントいただき誠にありがとうございます。
異邦人の松尾です。
いただきましたコメントで状況がいまいち解りかねます。
一度、現在お使いの靴とインソールを見せていただきたく思います。
お近くの異邦人までご来店いただきましたら、ご相談承らせていただきます。
横が膨れてるので、長時間履くと痛くなります。
何か、はめる方法ありますか?