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歩くと土踏まずに痛みが出ると、外出するのもめんどくさくなりますよね。
歩くと土踏まずが痛くなる原因はいくつかあります。
一番多い症状は足底筋膜炎という足の疾患ですが、それ以外の原因でも歩くと土踏まずが痛くなることがあります。
そこで今回は、「歩くと土踏まずが痛い!」と悩んでいる方に原因や改善策などをまとめました。
このページの目次
土踏まずが歩くと痛い…
歩くと土踏まずが痛くて悩んでいらっしゃる方は以外と多いです。
最近では自動車や電車など交通手段が発達して昔の人程外をのように歩いて生活することも少なくなりました。
また、仕事でもオフィスワークの方は椅子に座っている時間も長くなり、足を使う機会が減っています。
体の健康維持のためにも1日1万歩歩く方が言われていますが、足の健康のためにも歩くことが大切です。
また、健康な方で歩いていると土踏まずが痛くなる原因には様々なケースが考えられます。
異邦人にご相談に来られる方の多くは、
- ❶ 足底筋膜炎
- ❷力の低下
- ❸に合わない靴
- ❹ンソール(中敷き)が足に合わない
の4つが多いです。
原因❶ 足底筋膜炎
足底筋膜炎は土踏まずやかかとのあたりに痛みが出る症状です。
朝起きた時の1歩目や、歩いていたりすると痛くなくことがあります。
何もしていないのに、足の裏を押すと痛いときは足底筋膜炎の可能性があります。
日本人の10%程度が痛みの有無に関わらず、足底筋膜炎の症状があると言われています。
異邦人にご相談に来られるお客様の中でも1位、2位を争うぐらい多い症状です。
我慢して生活している方も多いと想像できます。
足底筋膜とは、足の裏にある筋肉を包む膜のことです。
かかとの骨から指の付け根までつながっていて、土踏まずを形成するために大きな働きをしています。
どうしても歩く時に大切な働きをする筋肉のため、足底筋膜炎を完治するのは難しいとされています。
足底筋膜炎は足底筋と足底筋膜の間で炎症が起こり、足底筋膜がうまく働かないことで痛みがでます。
原因❷ 筋力の衰え
普段からあまり運動をしていなかったり、歩いていないとどうしても筋力が衰えてしまいます。
また、歳を重ねても人の筋力は低下していきます。
足の裏の筋力(足底筋)が衰えることで、どうしても歩くときに使う筋肉に痛みが出ます。
歩き始めは痛くなかったのに、歩いていると痛くなってくる方は筋力が衰えていることが原因かも知れません。
足底筋の働き
足の裏にある足底筋は人の足の土踏まずを形成している筋肉です。
歩く時の土踏まずが痛い方の多くが、この足底筋周辺に痛みを伴っています。
足底筋は人が歩く時や走る時など、足を使った動きをする時に衝撃を吸収したり分散する働きをしています。
車で言うサスペンションのような働きで、足底筋がないと体全体へ衝撃が伝わってしまいます。
足底筋が弱まると、バランスを保ちにくくなったり膝・腰・肩・首など他の体の部分に痛みを伴う原因となります。
原因❸ 足に合わない靴を履いている
足に合わない靴を履いて歩いていると、土踏まずに痛みが出ることがあります。
最近はインターネット通販や靴屋さんのチェーン店、スポーツショップなどで靴を安く気軽に買えるようになりました。
サイズをしっかりと測って、試着して買わないことも増えています。
そのため、履いて歩いていると足に合っておらず土踏まずが痛くなってくることがあります。
また、足に負担がかかる靴を履くことでも、土踏まずに痛みがでることがあります。
足に負担がかかる靴とは、
- 靴底の硬い靴
- 靴底の柔らかすぎる靴
- ヒールの高い靴
- かかとが固定されない靴
などです。
原因❹ インソール(中敷き)が足に合っていない
靴に入っているインソール(中敷き)が足に合っていないことで歩いていると土踏まずが痛くなることもあります。
また、元からインソールの入っていない靴や、革靴などの靴の中が硬い靴を履いている時も痛くなることがあります。
インソールが足に合っていない場合は、足に合うインソールを入れることで改善することがあります。
市販のインソールの中には土踏まずを持ち上げることを目的として、土踏まずあたりが極端に高くなっている商品もあります。
土踏まずがあまりに高いインソールは、足底筋を無理に引っ張ってしまい逆効果になることもあります。
足底筋膜炎の改善方法
足底筋膜炎の治療には、
- ストレッチ
- 運動
- テーピング
- 痛み止めなどの薬
- インソールや靴の改善
などの治療が施されることが多いです。
ストレッチや運動で根本的な筋肉の働きを改善させ、テーピングや痛み止め・靴とインソールで痛みを和らげる治療が行われることが多いです。
どうしても、治療に時間がかかる足の疾患で長いこと付き合っていかなくてはいけません。
異邦人にはお医者さんなどの紹介でインソールや靴の改善のためにご来店される方が多いです。
足裏の筋力の衰えが原因の場合
足裏にある足底筋が衰えている場合は、筋力を鍛える必要があります。
普段からウォーキングやランニングなど足底筋を使う運動を取り入れることで、筋肉を鍛えることができます。
年を重ねた方でも、いつまでも健康的に歩きたいと思っている方はなるべく早くから運動する習慣をつけるようにしてください。
また、足裏を鍛えるストレッチも効果的です。
床に置いたタオルを足を使ってたぐりよせるようなストレッチや、ゴルフボールなど硬いボールを足裏で転がすストレッチが一般的です。
学校の体育の時間で行う、準備運動のアキレス腱を伸ばしたり、屈伸することでも足底筋をストレッチすることができます。
運動とともに取り入れるようにしてはいかがでしょうか?
足に合う靴を選ぶ
足に合っていない靴を履いて歩くことでも土踏まずに痛みを伴うことがあります。
ある靴では痛くないのに、ある靴では痛みがあるという方は靴が足に合っていない可能性があります。
足に合った靴を履くためには、靴を選ぶ時にしっかりとサイズを測ってから足のサイズに合う靴を購入するようにしてください。
異邦人にご来店されるお客様の足のサイズを測ると、履いている靴よりもサイズが小さいことがほとんどです。
日本では玄関で靴を脱ぎ履きする文化があるため、どうしても脱ぎ履きしやすい大きめのサイズの靴を選びがちになります。
大きめの靴は歩く時に足に多くの負担がかかり、土踏まずに痛みが出る原因になることがあります。
また、サイズを測る時は足の長さのサイズだけでなく足の幅(ワイズ)のサイズも測ってもらうことでより足に合う靴を選びやすくなります。
あまり知られていませんが、靴には長さの”サイズ”と幅の”ワイズ”の2つのサイズがあります。
足に合う靴を履くためには両方のサイズが合っている靴を選ぶようにしてください。
選んだ靴を店頭で試着して、店内を少し歩き回ってみて感触を確かめることも大切です。
試着しないことには、足に合っているかはわかりません。
歩いていて違和感がある場合は他の靴を選ぶようにしてください。
靴を正しく履くことも大切
歩くと足が痛くなると悩んでいる方は、靴を正しく履くことで改善する可能性があります。
靴を履く時にベルトや靴紐を毎回締め直していますか?
靴を履く時には、毎回ベルトや靴紐をしっかりと締め直すことがとても大切です。
足と靴の間がなくなるべくピッタリとしていることが足への負担が少なくなります。
また、靴を履く際には座って履くようにしてください。
座りながら足を入れて、かかと側に足をコンコンと詰めることでより靴が足に密着します。
靴のかかと側に足を詰めて、ベルトや紐を締めるとかかとが足にしっかりと固定されるからです。
もし、間違った靴の履き方をしていたら一度試してみてください。
インソールを入れて足の働きをサポートする
歩くと足が痛いと悩んでいる方はインソールを入れることもオススメです。
インソールはすでに入れているけど、まだ痛みがあるという方はインソールが足に合っていない可能性があります。
市販のインソールは平均的な足型のデータを元に作られています。
そのため、足の形によっては足に合わないこともあるのです。
特に大切なのは土踏まずのフィット感です。
インソールを入れる時は、店頭で確認してから足に合わせて購入するようにしてください。
インソールには足底筋の持つ働きを補助する役割があり、足の裏にかかる負担を軽減します。
バランス感覚の向上やスポーツでのパフォーマンスアップにもつながります。
オススメはオーダーメイドインソール
多くのトップアスリートは靴を作る段階から足の形にピッタリと合う靴を作成します。
その際には必ず足の形に合うオーダーメイドインソールを作成しています。
また、足底筋膜炎の治療にもオーダーメイドインソールが使われることがあります。
日本では保険適用外ですが、欧米では足の治療を目的としたオーダーメイドインソールは保険適用で購入することができます。
足に合うインソールが見つからないと悩んでいる方や、足底筋膜炎の痛みを改善したいと思っている方はオーダーメイドインソールを使ってみてください。
足にピッタリと合うインソールを使うことで、今までの悩みから開放されるかも知れません。
異邦人はオーダーメイドインソールとウォーキングシューズの専門店です。
15年以上に渡り、オーダーメイドインソールの作成を行っています。
土踏まずの痛みに悩んでいらっしゃるお客様も多くご来店されます。
知識と経験を兼ね備えたスタッフがお客様のお悩みを解決するためのお手伝いをさせていただきます。
まとめ
歩くと土踏まずが痛いと悩んでいる方の数はかなり多いです。
異邦人にご相談に来られるお客様の中でも歩くと土踏まずが痛くなる原因で多いのは、
- 足底筋膜炎
- 筋力の低下
- 足に合わない靴
- インソール(中敷き)が足に合わない
の4つです。
足底筋膜炎の方は病院での治療と共に足に合う靴やインソールを日常的に履くことで痛みが軽減する可能性があります。
筋力が低下して痛みが出る場合は、運動やストレッチを行い筋肉を鍛えることで改善する可能性があります。
足に合わない靴やインソールが原因の場合は靴やインソールの選び方を見直してください。
異邦人には毎日数名の方が土踏まずの痛みで相談に来られます。
ご相談に来られたお客様には、今まで培ってきた経験と知識・過去にご来店されたお客様のケースからお客様に最適な改善策を見つけるお手伝いをさせていただきます。
歩くと土踏まずが痛いと悩んでいらっしゃる方はお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
きっとお役にたつアドバイスができると思います。