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立ち仕事で「足が疲れる」と靴を見直すために、異邦人にご来店されるお客様もいらっしゃいます。
立ち仕事で足が疲れる主な原因は足に合っていない靴を履いていることです。
あなたは、立ち仕事をするための靴をきちんサイズを測って選んでいますか?
今履いている靴はどんな靴ですか?
普段から立ち仕事をしている方は、足に合った靴に履き替えることで足が疲れにくくなります。
そこで今回は、「立ち仕事で足が疲れない靴と対策方法」についてまとめました。
このページの目次
立ち仕事で足が疲れない靴
普段から立ち仕事で、足が疲れる方は足に合っていない靴を履いている可能性が高いです。
立ち仕事で足が疲れない靴の条件は、
- 足のサイズに合う靴
- 足の幅のサイズに合う靴
- かかとがしっかりと固定される靴
- 靴底が平らな靴
- 靴底が滑りにくい靴
- クッション性能がある程度ある靴
などがあります。
この条件に一番合う靴は、サイズの合うスニーカーやウォーキングシューズなど運動したり歩いたりするための靴です。
スニーカーやウォーキングシューズには様々なメーカーから様々な種類や色の靴が販売されています。
職場で履いていても目立たないような足に合う1足を見つけることが、立ち仕事で足が疲れないようにするためには大切です。
立ち仕事で足が疲れやすい靴
逆に、立ち仕事で足が疲れやすい靴の条件もいくつかあります。
- サイズの大きい靴
- 幅の細い靴
- かかとの高い靴
- かかとが固定されない靴
- 硬い素材で作られている靴
- 柔らかすぎる素材で作られている靴
などは立ち仕事を長時間する上で、足が疲れやすい傾向にあります。
お仕事でハイヒールやパンプス、革靴などを履かなければいけない方は足を酷使していることになります。
2019年に#KuTooが話題になったように日本の職場は靴まで指定されていることがあります。
特に職場で指定されている靴は、足のことはあまり考えられていないことが多いため疲れやすい傾向にあります。
立ち仕事で足が疲れない靴を選びのポイント
立ち仕事で足が疲れない靴を選ぶために大切なポイントは、
- 足のサイズを正確に測る
- ブランドやデザインで選ばない
- 靴紐やベルトで足に固定できる靴を選ぶ
- 靴を買う時は必ず試し履きをする
の4つが大切です。
足のサイズを正確に測る
靴を探す上で最も大切なことは足のサイズに合っていることです。
足のサイズには一般的に使われる足の長さのサイズと、あまり多くの方が気にしていない足の幅のサイズの「ワイズ」の2つあります。
長さのサイズが合っていても、幅のワイズが合っていなければ足に合っているとは言えません。
大切なことは、長さのサイズと幅のワイズの両方が合っている靴を選ぶことです。
多くの靴屋さんでは長さや幅を正確には測ってくれません。
疲れにくい靴を見つけたい場合は、足の長さと幅の両方を正確に測ってもらえる靴屋さんで靴を探すようにしてください。
ブランドやデザインで選ばない
靴をブランドやデザインで選んでいる方は、一度靴選びを見直してください。
足が疲れにくい靴を選ぶために最も大切なことは、足のサイズに合うことです。
ブランドやデザインで靴を選んでいては、いつまでも疲れにくい靴を選ぶことができません。
アシックスやミズノなど国産メーカーの靴だから日本人の足に合うというのは思い込みです。
また、ナイキやアディダスでもモデルによって同じサイズでも大きさが微妙に違います。
同じメーカーの同じモデルでも色によって使われている素材が違っていて履き心地が違うこともあります。
立ち仕事で疲れにくい靴を探していらっしゃる方は決してブランドやデザインで靴を選ばないようにしてください。
靴紐やベルトで足に固定できる靴を選ぶ
立ち仕事で疲れない靴を探している方にとって、靴紐やベルトで足に靴をしっかりと固定できるかどうかは大切なポイントです。
足の大きさは1日の間でも時間帯によって少しずつ変化します。
靴紐やベルトで靴のサイズを微調整することで、足をしっかりと靴に固定することができます。
また、足と靴がしっかり固定されることで靴の中で足が動くのを防ぐことができます。
歩いたり、動いたりする度に足が靴の中で動いてしまうと、立ち仕事をしていなくても足が疲れる原因になるのです。
靴を買う時は必ず試し履きをする
靴を買う時にあなたはしっかり試し履きをしていますか?
インターネットで気に入った靴をポチっと購入していませんか?
足に合う靴は疲れにくい靴の絶対条件です。
靴を購入する際は、必ず試し履きをして購入するようにしてください。
私は靴を購入する際に、必ずしっかりとかかと側に足を詰めて靴紐を締めて試し履きをしています。
履いた靴を履いて店内をウロウロして、少しでも違和感があればその靴は買いません。
たまに店員さんに嫌な顔をされることもありますが、足に合わない靴を履き続けるよりはましです。
そんな顔をする店員さんは「あまり靴のことを理解していないな」とも受け取っています。
そんなお店では靴を買う気にもなりません。
もちろん異邦人でもお客様の足に合う靴をご提案して、しっかりと試し履きをしてもらっています。
違和感があるからと違う靴をご提案することもあります。
それだけ、疲れにくい靴を選ぶためには試しに履いてみることが重要なのです。
立ち仕事で足が疲れないための対策
立ち仕事で足が疲れない靴を選ぶにしても、スニーカーやウォーキングシューズを履いて仕事はできないという方も多いと思います。
異邦人には過去に様々なご職業のお客様が足の悩みを抱えてご来店されました。
職場で履く靴に合わせて、ご提案させていたいた対策方法をご紹介します。
パンプス・ハイヒール
パンプスやハイヒールを履かなくてはいけない職場の場合、ヒールがなるべく低い靴を選ぶようにしてください。
かかとを固定するためのベルトがついている靴であれば足を靴に固定させることができるため疲れを軽減してくれます。
また、職場で履く用の靴と通勤などに使う靴を分けるのもオススメです。
異邦人ではウォーキングパンプスも取り扱っています。
黒や紺などあまりファッション性のないデザインになりますが足のことを考えるのであれば、ウォーキングパンプスの着用をご提案しています。
ナースシューズ
ナースシューズを持ち込まれたお客様もいらっしゃいました。
そんなお客様には白や薄いグレーのスニーカーやウォーキングシューズをオススメしています。
足に合うスニーカーやウォーキングシューズにインソールを入れて履くだけで嘘のように足の疲れが軽減するからです。
中には職場から支給される靴のため、変えることができないというお客様もいらっしゃいます。
そんなお客様にはオーダーメイドインソールを入れることをご提案しています。
介護シューズ
介護の現場では一般的にスニーカーが使われていることが多いようです。
力仕事が多く、よく動くため1〜2ヶ月もすると靴がボロボロになるとご相談に来られたお客様がいらっしゃいました。
靴を見せていただくと、拇指球の当たりやかかとの部分がかなりダメージがありました。
しっかりサイズの合うスニーカーを見つけ、足に合うインソールを入れると疲れにくくなるとご提案させていただきました。
革靴
仕事で革靴を履いていて、とても疲れるとご来店されるお客様にはビジネスウォーキングシューズをご提案させていただいております。
特に大阪梅田本店にご来店されるお客様が多いのですが、革素材でできていて革靴のように見えるウォーキングシューズがあります。
しっかりとかかとも固定でき、サイズや幅の種類も豊富なので普段履いている革靴よりも疲れにくいのが特徴です。
また、クッション性もしっかりとしていて革靴のように靴底が固くないため足にも優しい設計です。
安全靴
安全靴を持ち込まれるお客様には、まず足のサイズと幅に合う安全靴を見つけるようにアドバイスさせていただいています。
最近では国内の靴メーカーも安全靴を作っています。
スニーカーの考えを元に作られた安全靴のため、比較的しっかりとした作りになっているのが特徴です。
サイズの合う安全靴にインソールを入れて履いていただくことで、足が疲れにくくなります。
コックシューズ
コックシューズを持ち込まれたお客様も過去に数名いらっしゃいました。
水をあまり使わないような場合は、スニーカーを使ってはどうかとご提案させていただきました。
よく水を使う場合は、長靴と2足用意しておいて、履き替えて使うようにとご提案させていただいたこともあります。
最近ではアシックスから販売されているコックシューズが人気のようですが、大切なことはブランドやデザインでなく足に合う靴かどうかです。
しっかりと足に合うコックシューズを選ぶようにしてください。
長靴
長靴を毎日履いていて、足がすごく疲れると相談に来られたお客様もいらっしゃいました。
まずは、サイズが0.5cm刻みで販売されている長靴の中から自分の足に合う長靴を見つけるようにアドバイスさせていただきました。
1ヶ月後ぐらいに、新しい長靴をもって再度ご来店された際に長靴に入れるインソールをオーダーメイドしてみてはとご提案しました。
また、長靴を履く際に長靴を外側から固定できるベルトがあるともご紹介しました。
その後、長靴とベルトとオーダーメイドインソールでかなり疲れが軽減されたとのことです。
2年に1回程オーダーメイドインソールを作りにご来店されます。
スリッパ
主婦のお客様に多いのですが、1日の大半をスリッパを履いて屋内で過ごされていらっしゃる方がいらっしゃいます。
スリッパはつま先を引っ掛けて履く履物で、かかとが固定されないため歩く時や動く時にしっかりと足が履物に固定されません。
長期間の間スリッパを履いていることで、外反母趾や腰痛など体や足の不調を訴える方もいらっしゃいます。
そんな方にはルームシューズをご提案させていただいています。
ウォーキングシューズの中にはインソールを入れて履けるタイプの商品もあり、足を固定して室内で履いていただけるため足の健康にオススメです。
インソールを入れて足の働きをサポート
立ち仕事で足に合う靴と一緒に使うと疲れを軽減してくれるアイテムが「インソール」です。
インソールは靴の中に入れる中敷で、立体的なインソールを使用することで足の働きをサポートする役割があります。
足の裏から足を支える働きがあり、足の裏の筋肉の働きを補助する役目をにないます。
足の裏のサポーターと考えてください。
どんなインソールでもいいわけではなく、足の裏の形に合わせてしっかりと足の裏をサポートできるインソールを入れることが大切です。
インソールを入れることで、
- 靴の中で足が動きににくくなる
- 靴のフィット感の向上
- かかとが固定される
などの効果もあります。
足が疲れやすい方にとって、インソールはメリットしかありません。
オーダーメイドインソールについて
足に合うインソールがなかなか見つからないという方には、オーダーメイドインソールをオススメします。
オーダーメイドインソールは足の形に合わせてピッタリと合うインソールを作るサービスです。
異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールの専門店です。
足にピッタリと合うオーダーメイドインソールを入れて履いていただくことで、足の健康をサポートできることを知っています。
立ち仕事で足が疲れてどうにかしたいお客様や、足や靴に悩みを抱えていらっしゃるお客様を15年以上オーダーメイドインソールとウォーキングシューズで支えてきました。
今まで足に合う靴を履いたことがない方や、足に合うインソールに出会ったことがない方は、お気軽にご相談・ご来店ください。
まとめ
異邦人には立ち仕事で足が疲れるとご相談にご来店されるお客様が多くいらっしゃいます。
そんなお客様には足のサイズと幅の合う靴を正しく履くことで疲れが軽減されることをお伝えしています。
立ち仕事で足が疲れる原因は、
- サイズが合っていない
- ベルトや靴紐で足を靴に固定できていない
- 靴の中で足が動く
- かかとが固定されていない
- 靴の素材が硬い
- かかとが高い
- 靴の素材が柔らかすぎる
- クッションが柔らかい
- インソールが合っていない
などがあります。
立ち仕事で疲れない靴を選ぶために最も大切なことはサイズと幅の合う靴を正しく選んで、正しく履くことです。
職場によっては靴を指定されていることもありますが、インソールを入れるなどしてなるべく足が疲れる要素を減らすことが大切です。
足が疲れない靴を履いて、できるだけ立ち仕事で疲れを溜めないようにしてください。
異邦人には足や靴の相談に毎日たくさんのお客様がご来店されます。
今までに数多くのお客様のお悩みを解決するお手伝いをしてきた実績がございます。
立ち仕事で足が疲れるとお悩みでしたら、異邦人のお店までお気軽にご来店・ご相談ください。
無料で足のサイズを正しく測ったり、何かしらのアドバイスをさせていただきます。