安全靴を毎日履いていると腰痛がつらい…インソールを入れると腰痛対策になるの?

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異邦人にご来店するお客様で、仕事で毎日安全靴を履いていて腰痛に悩んでいらっしゃったお客様が過去に何人かいらっしゃいました。

安全靴は腰痛になる要素が多い靴の種類の1つです。

特性上、硬い素材が多く使われています。

また、安価な安全靴は安全靴の機能は備わっているものの、靴の観点から見た場合の構造が体へ影響を与えかねない商品も多いです。

そこで今回は、安全靴を履いていると腰痛になる原因とインソールの腰痛対策の効果についてまとめました。

安全靴にインソールを入れると腰痛対策に効果はある?

安全靴のイラスト

安全靴にインソールを入れることで腰痛への対策効果はあります。

インソールを入れることで、体のバランスを整える効果があるからです。

また、安全靴の靴の特性として硬い素材が使われていることが多いです。

硬い素材の靴の場合、地面からの衝撃が腰へと伝わりやすいというデメリットがあります。

インソールを入れることで、地面からの衝撃を分散させる効果もあります。

安全靴で腰痛になる原因

腰痛の男性のイラスト

安全靴を履いていると腰痛になる原因としては、

  • 体のバランスがずれてしまっている
  • 衝撃が腰まで伝わりやすい

ことが2つの大きな原因だと異邦人では考えています。

体のバランスが崩れてしまうと、意識はしていませんが足・腰・背中・首などへの負担が増えて腰痛の原因となります。

また、安全靴の特性上硬い素材が使われていることが腰への衝撃を伝わりやくなります。

特にお仕事で履く機会が多い安全靴の場合、他の靴よりも長時間履き続けます。

業務中に歩いたり、立ち続けている時間も長く靴が体に与える影響は仕事以外で履いている靴よりも体へ影響を与える可能性が高いです。

インソールを入れると腰痛改善に効果的?

オーダーメイドインソールのイラスト

異邦人ではお仕事で履く安全靴にインソールを入れることは腰痛の対策には効果的だと考えています。

インソールを入れることで、体がバランスを取りやすくする効果があります。

また、足に合うインソールは足が本来持つ衝撃を吸収する効果を高めることもできます。

腰痛の原因となる大きな2つの原因の対策ができるからです。

それ以外にも足に合うインソールを靴に入れて履くことで、様々なメリットがあります。

インソールは車のサスペンション

車のサスペンションのイラスト

インソールを入れるこは、車で例えるとサスペンションをチューンナップするようなものです。

車は走る環境や要素を考慮してパーツを入れ替えることができます。

サスペンションを固くしたり柔らかくしたりすることで、走っている時の車体のバランスを安定させることができます。

また、衝撃を吸収・分散することでドライバーが安定して運転に集中でき、タイヤを路面がグリップする効果があります。

しかし、人間は車のように体のパーツを自由に入れ替えることができません。

そこで、インソールを使って体の本来持つ機能を効果的に使えるようにサポートできます。

インソールの他の効果

足にピッタリ合うインソールの写真

インソールには他にも様々な効果があります。

  • かかとの安定(バランスサポート効果)
  • 足の裏のアーチサポート(衝撃分散効果)
  • 足へのフィット感
  • 面で体を支える(衝撃分散効果)
  • 疲れの軽減
  • 怪我の予防
  • 血行促進

など足に合うインソールを入れて安全靴を履くことで様々な効果を得ることができます。

特に疲れの軽減や、バランス維持機能を向上させる効果に関しては現場等でお仕事をされているお客様にとっては怪我の予防に直結する要素です。

腰痛を改善には安全靴とインソールの選び方が大切

安全靴の売り場の写真

安全靴で腰痛に悩まされていらっしゃる方は、どのように安全靴を選んでいらっしゃいますか?

異邦人にご来店されたお客様がご持参いただいた安全靴を見せていただくと、

  • 会社から支給されている安全靴
  • いつも履いているお気に入りの安全靴
  • 消耗品なので最低限の機能で価格が安い安全靴

などを履いていらっしゃいました。

安全靴としての機能は備わっているものの、靴としては腰痛になりやす構造の安全靴が多かったです。

インソールが平らで厚みがなく、つま先部分の素材はしっかりとしていますが、靴底(ソール)や中底(ミッドソール)の素材が柔らかすぎたり硬すぎる安全靴など様々でした。

毎日お仕事で長時間履くことが多い安全靴を選ぶ際は、靴としての機能もしっかりと備わった安全靴を選ぶことが大切です。

最近では、国内の大手メーカーも安全靴の販売に力を入れています。

価格は高くなりますが、安全靴としての機能と靴としての機能の両方がしっかりと考えられた構造の商品が増えてきました

足に合う安全靴を選びやすくなっています。

安全靴の選び方

サイズとワイズに合う靴のイラスト

安全靴も普段履く靴も、足に合う靴の選び方は基本的には同じです。

足のサイズと幅の両方が合う靴を選ぶようにしてください。

多くのお客様が、靴をサイズだけで選んでいることが多いですが、靴を選ぶ際は幅のサイズにも気をつけて選ぶことで足に合う靴を選ぶことができます。

また、サイズもご自身のサイズよりも大きい靴を履いていることが多いです。

玄関などで脱ぎ履きが多い日本の場合、少し大きめのサイズを選ぶことで脱ぎ履きが楽だからです。

安全靴を購入する前にご自身の足のサイズと幅を測り直してから選ぶことをオススメします。

特に安全靴の場合、サイズが大きい靴を履いているとつま先の硬い部分に足の指が当たって痛みがでる可能性があります。

サイズの合う安全靴の中から、なるべく多くの安全靴を試し履きして選ぶのがポイントです。

安全靴の中には、靴の幅のサイズが記載されている商品もあります。

靴の幅の記載がある安全靴を試し履きすることで、足の幅が狭いか広いかの感覚を感じることもできます。

インソールの選び方

インソールの写真

インソールも足の裏の形に合うインソールを選ぶようにしてください。

市販されているインソールには土踏まず部分が高くなっている商品や低い商品など様々です。

インターネット通販等で安く販売されていることもありますが、足に合わないインソールではインソールとしての効果を最大限に得ることができません。

可能であれば実際に販売されているお店で足に合わせ、土踏まず部分がフィットしているかを確認してから購入するようにしてください。

なかなか足に合うインソールが見つからない場合は、足の形に合わせて成形するオーダーメイドインソールのご利用もオススメです。

異邦人にできること

異邦人のイラスト

私どもが運営するウォーキングシューズとオーダーメイドインソールの専門店「異邦人」は足や靴の悩みを抱えたお客様をサポートする靴屋です。

毎日様々な足や靴の悩みを抱えたお客様がご来店されます。

その中にお仕事で毎日のように安全靴を履いているけど、足が痛くなる・腰が痛いなどのトラブルを抱えたお客様が多いことに気づきました。

安全靴の特性上、履かずにお仕事をするわけにはいきません。

そこで、安全靴にオーダーメイドインソールを入れて履くことをご提案すると、足の痛みや腰の痛みが楽になったとお客様が喜ばれていらっしゃいました。

多くのお客様が会社からの支給品や普段履いている安全靴を持ち込んでインソールのオーダーメイドをご依頼されます。

中には靴としての構造に疑問を抱く安全靴もありました。

そんな安全靴をお持ち込みいただいたお客様には、安全靴の選び方をお伝えして足に合う安全靴を選んでから再びご来店してもらうようにお願いしています。

安全靴を持ち込むお客様が増えたことで、異邦人の大阪梅田本店と四天王寺表参道店では一部のメーカーの安全靴の取り扱いも始めました。

毎日お仕事で履く安全靴だからこそ、しっかりと足に合う安全靴を履いて安全にお仕事をしていただけるのが異邦人の願いです。

まとめ

安全靴は腰痛になりやすい靴の種類の1つです。

硬い素材が使われていることが多く、中には靴の構造として機能していない安全靴もあるからです。

安全靴に足に合うインソールを入れることで腰痛対策に効果を発揮します。

足に合うインソールは足が持つ、

  • 体のバランスを整える機能
  • 衝撃を分散させる機能

をサポートすることができるからです。

また、安全靴の選び方も腰痛対策には大切です。

足のサイズと幅(ワイズ)の合う安全靴を履くことで、安全靴を足にフィットさせることで靴が持つ効果を最大限に発揮することができます。

インソールも足の裏の形に合う商品を選ぶことで、腰痛への対策効果が向上します。

まずは、足に合う安全靴に足に合うインソールを入れて対策してみてはいかがでしょうか?

それでもあまり効果がないという場合は、異邦人までご来店・ご相談ください。

お客様の足に合う安全靴の選び方や、足の形にピタッと合うオーダーメイドインソールを作成させていただきます。

また、大阪梅田本店と四天王寺参道店では安全靴の取り扱いも行っています。

足に合う安全靴をスタッフが選び、ご提案させていただくこともできます。

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