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左足・右足どちらかの土踏まずだけが痛いと悩んで異邦人にご来店されるお客様がいらっしゃいます。
なぜ、左足・右足どちらかの土踏まずだけ痛くなるのでしょうか?
考えられる原因としては、
- 体のバランスの崩れ
- 利き足と軸足
- 左右の足のサイズの違い
の3つです。
そこで今回は、左足・右足どちらかの土踏まずが痛む場合の原因などについてまとめました。
このページの目次
左足や右足の土踏まずが痛い原因
異邦人には毎日のように足や靴に何かしらの悩みを抱えたお客様がご来店されます。
左足・右足どちらかの足の土踏まずが痛いとご相談に来られるお客様もいらっしゃいます。
どちらかの土踏まずが痛くなる原因は、左右どちらかの足への負担が大きいことが原因だと考えています。
- 体のバランスの崩れ
- 利き足と軸足の使い方
- 左右の足のサイズの違い
などが左足・右足のどちらかに痛みがでる原因になります。
体のバランスが崩れ
体のバランスは日常生活を続けていると気づかない間に少しずつ崩れています。
この体のバランスの崩れが原因で左足・右足どちらかの土踏まずの痛みの原因になることがあります。
体のバランスが崩れることによって、歩くときや立っているときにどちらかの足に荷重が多くかかってしまいます。
僅かなバランスの崩れでも、日常生活を続けていると知らない間に蓄積されていきます。
左右のバランスが1%違っていても、右足には49%左足には51%と2%の差が出ることになります。
バランスの崩れが大きいほど、左右の足へかかる負荷の差も大きくなるのです。
また、利き足と軸足の関係によって人の荷重は左右対症にかかっていないことがほとんどです。
長期間バランスが崩れた状態で生活していると、土踏まずにある足底筋へ疲れが蓄積して左右どちらが痛くなることがあります。
利き足と軸足
手にも右利きと左利きの利き手があるのと同様に、足にも右利きや左利きがあります。
ボールを蹴ったりジャンプするときに蹴り出す足がほとんどの場合利き足です。
右利きの方は右足であることが多いですが、必ずしもそうだとは限りません。
利き足の逆の足を軸足と呼びます。
利き足は動き出す際の1歩目や、ボールを蹴るなどの動作を行う足です。
その動作をサポートするのが軸足で、体のバランスを維持するために体を支えるための補助をしています。
そのため、軸足のほうが体を支える割合が大きくなるのです。
利き足が右足の場合、左足の軸足へ荷重が多くかかることになります。
また、軸足の方が筋肉もつきやすく、力が強いのが特徴です。
そのため、利き足とは逆の左足・右足どちらかの土踏まずが痛くなることがあります。
利き足と軸足の力や負荷の差も左右どちらかの土踏まずが痛くなる原因の1つです。
利き足の調べ方
利き足を調べるには、両足で立って軽く後ろから誰かに押してもらってください。
その際に、踏み出した方の足が利き足になります。
他にもボールを蹴りやすい方の足や、あぐらをかいたときや足を組んだときに上にくる足が利き足であることが多いです。
左右の足のサイズの違い
人間の足は1人1人形が違います。
また、1人の人間でも左右の足の形が左右対称であることの方が珍しいです。
私の場合も、左足と右足で足のサイズが1.2cm違います。
店頭でもお客様の足を測っていると、左右で2mm〜3mm違うことがほとんどです。
足の長さだけではなく足の幅のサイズも違っていることが多いです。
しかし、靴は基本的に左右対症で左右とも同じサイズでできています。
右足のサイズにはぴったりだけど、左足は少しきついなどということがあります。
その左右の足の大きさの差がどちらかへ負荷が増えて、土踏まずが痛くなる原因となるのです。
土踏まずが痛くなる原因
左右の土踏まずどちらかが痛くなる場合、異邦人に来店されるお客様の原因として最も多いのは「足底筋膜炎」の症状です。
左右どちらかの足だけが足底筋膜炎を患っているケースです。
足底筋膜炎は土踏まずやかかとの周辺に痛みが出る足の疾患の1つです。
朝起きた時の1歩目や、歩いている途中に痛みが出ることがあります。
足底筋膜とは、足の裏にある筋肉を包んでいる膜のことです。
この膜に覆われた筋肉は足のかかとの骨から足の指の付け根までつながっています。
土踏まずを形成している筋肉です。
左右どちらかに痛みが出る場合は、どちらかの足の裏への筋肉の負担が大きくなっているのが原因です。
また、足底筋膜炎はどうしても歩いたり立ったりするときに負荷がかかるためなかなか治らない症状の1つでもあります。
軸足の方に痛みが出る場合は足底筋膜炎の可能性が高いです。
足底筋の衰え
足底筋膜炎とともに多いのが、足の筋力の衰えです。
歳を重ねるとどうしても筋力は衰えてきます。
運動を続けていても、年齢の経過とともに筋力が衰えていくのは仕方ありません。
足の裏の土踏まずを維持する足底筋が衰えると、どうしても歩くときに使う筋肉に痛みが出ます。
歩き始めは痛くなかったのに、少し長い距離を歩いていると痛くなってくる場合は筋力が衰えていることが原因です。
利き足の土踏まずが痛くなる場合は、足底筋の衰えが原因だと考えられます。
足底筋の働き
足の裏にある足底筋は土踏まずを形成している筋肉です。
足底筋は人が歩く時や走る時など、足を使った動きをする時に衝撃を吸収したり分散する車のサスペンションのような働きをしています。
足底筋の働きにより、足にかかる衝撃が分散されて体全体へ衝撃が伝わらないような仕組みになっているのです。
足底筋が衰えてしまうと、体全体に衝撃が伝わり膝・腰・肩・首など体の様々な部分に痛みが出る原因にもなります。
足に合わない靴やインソール
足に合わない靴やインソールの利用は土踏まずが痛くなる原因になります。
特定の靴を履いていると足の裏が痛くなる場合などは、靴が足に合っていない可能性が高いです。
- 大きいサイズの靴
- かかとが固定されない靴
- 小さいサイズの靴
- 素材の硬い靴
- 靴底の柔らかい靴
- かかとの高い靴
などは足底筋に必要以上に負担がかかる原因となります。
また、インソールが足に合わない場合も同様に足底筋に痛みが出て、土踏まずが痛くなることがあります。
異邦人にできること
異邦人はウォーキングシューズとオーダーメイドインソールの専門店です。
様々な足や体の痛み、靴に関して悩んでいらっしゃるお客様がご来店されます。
異邦人でできることは、
- 足に合う靴をお客様にご提案する
- 足に合うインソールを作成する
の2つです。
お客様のお悩みをお伺いし、お客様の足や体の健康を足元からサポートできるように足に合う靴とインソールをご提案しています。
左足・右足どちらかの土踏まずが痛いとご来店されるお客様もいらっしゃいます。
多くの場合は足底筋膜炎や足底筋の衰えが原因です。
足に合う靴とオーダーメイドインソールで足元から足底筋をサポートすることで、痛みがなくなったというお客様も多いです。
左足・右足どちらかの土踏まずが痛いとお悩みでしたら、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
足や靴の知識と、販売経験豊富なスタッフがお客様のお悩みを解決できるようお手伝いさせていただきます。
まとめ
左足や右足の土踏まずが痛いと異邦人にご来店されるお客様がいらっしゃいます。
左足・右足どちらかの土踏まずが痛くなる原因には、
- 体のバランスの崩れ
- 利き足と軸足
- 左右の足のサイズの違い
などで左右どちらかの足の裏の足底筋への負荷が大きくなって痛みが出ていると異邦人では考えています。
土踏まずが痛くなる原因として最も多い症状が足底筋膜炎です。
ご来店されるお客様を見ていると左右どちらかの足への負荷が大きくなることで、片方の足だけ足底筋膜炎の症状が出ているケースが多いです。
足に合う靴とインソールで体のバランスを正常に保ち、足底筋へかかる負荷を軽くすることが解決への近道だと異邦人では考えます。
左足・右足どちらかの土踏まずが痛いと悩んでいらっしゃいましたら、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
足に合う靴とインソールをご提案させていただき、お客様の足の悩みを解決できるようなご提案をさせていただきます。