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お気に入りの新しい靴を買って、気に入って履いていたら足が痛くなった経験はありませんか?
恐らく多くの方が経験したことがあるかと思います。
私も新しい靴を履き始める際は、あまり長時間履かないようにしています。
そこで今回は、新しい靴を履くと足が痛くなりやすい理由と足が痛くならないための対策についてまとめました。
このページの目次
新しい靴を履くと足が痛い理由
新品の靴を初めて履いて、出かけたりすると足が痛くなることはよくあります。
その最大の原因は靴の”素材の硬さ”です。
靴は新しいほど素材が固く、歩いたりする時の負担になります。
少しずつ履き慣れてくると足に馴染んできて痛くなりにくくなります。
つま先などのよく動く部分にシワができたりすると、足に馴染んできた目印です。
足に合っていない可能性
新品の靴を何回か履いてもなかなか痛みがなくならないという場合は靴が足に合っていない可能性もあります。
足に合わない靴は素材が足に馴染んでもそもそも靴の形が足に合いません。
どうしても足に無理をさせて靴を履いている状態です。
そのため、履く度に痛い思いをしてしまいます。
また、靴ずれができたりする原因にもなります。
新しい靴を履いて足が痛くならないようにするために
新しい靴を履いても足が痛くならないようにするために異邦人が提案する方法は、
- 靴の選び方
- 正しく靴を履く
- 少しずつ足に馴染ませる
- インソールを入れる
の4つです。
足に合う靴の選び方
最も大切なことは、足に合う靴を正しく選ぶことです。
靴を正しく選ぶためには、正しい足のサイズと幅を知ることがポイントです。
靴屋さんで靴を買う際に、毎回足のサイズを測って靴を選んでいますか?
多くの方はご自身が24cmの靴を履いていると、自分の足のサイズは24cmだと思い込んでいるケースが多いです。
実際に異邦人にご来店されるお客様に靴のサイズを聞いても、実際に測った足のサイズより大きなサイズだと思いこんでいます。
足が痛くなりにくい靴を選びたければ、靴を買う際は足のサイズをきっちりと測って靴を選ぶようにしてください。
靴の幅のサイズも大切
靴には足の長さのサイズと幅のサイズのワイズの2つのサイズ基準があります。
足が痛くなりにくい足に合う靴を選ぶ際には、足の幅のサイズも合う靴を選ぶことも大切です。
足の幅が合わないからと1サイズ大きめのサイズを選ぶということは珍しくありません。
しかし、サイズが大きい靴はかかとの部分に靴ずれができやすくなります。
また、歩く度に靴が脱げそうになったりと足が痛くなりやすい原因にもなるのです。
靴を正しく履く
足に合う靴を選ぶことができていたら、正しく靴を履くことも大切なポイントです。
靴を履く際は、玄関などで座って履くようにして足をかかと側に詰めてください。
立ってつま先側をトントンと叩いて靴を履く方も見かけます。
靴のかかと側にかかとを詰めることで、かかとが靴のかかと部分に固定されて靴が脱げにくいようようになるのです。
靴紐やベルトをきっちりと締める
靴を正しく履くには靴紐やベルトをきっちりと締めることも大切です。
足のサイズは日常生活で血流・気温・湿度・天気などで少しずつ変化します。
その変化を微調整することができるのが靴紐やベルトです。
靴紐を結びっぱなしで、靴べらで靴を履いていてはせっかくの調整機能を使っていないのと同じです。
痛くならないように新しい靴を履きたければ、靴を正しく履くようにしてください。
少しずつ足に馴染ませる
新しい靴はどうしてもすぐに足に馴染みません。
買ってすぐは近所に出かけるのに履いたり、家の中で足を馴染ませるために10分程度履いてみたりするようにしてください。
1週間〜2週間毎日少しずつ馴染ませて少しずつ歩く距離を伸ばしたり、履く時間を長くしたりするのがポイントです。
足にピッタリと合う靴ほど、足に馴染ませる時間を長く取るのが大切です。
どうしても、ピッタリと足に合うサイズの靴は最初キツくて足に合わないように感じてしまうからです。
少しずつ履き慣らしてくると、足にとても馴染んで歩きやすくなってきます。
異邦人にご来店するお客様にも、少しずつ足に慣らしてくださいといつもお伝えしています。
インソールを入れる
新品の靴にインソールを入れて履くのもオススメの対策方法の1つです。
インソールといっても、匂いや蒸れ対策などのインソールではあまり意味がありません。
立体的な構造になっていて、土踏まずの形に合うインソールを入れることが大切です。
足の裏の形に合わせた立体的なインソールを入れることで、靴の中で足が動くのを防止する役目があります。
すると不思議なことに、足がぴったりと靴の中で収まり痛くなりにくのです。
異邦人でもお客様の足に合うインソールの利用を勧めています。
どうしても足に馴染まないときは?
新しい靴がどうしても足に馴染まない場合もあります。
いつまで経っても、長い時間靴を履いていると痛くなったり靴ずれができたりする場合は靴が足に合っていない可能性が高いです。
そんな時は、あきらめてその靴を履くのを止めておくことをオススメします。
足に合わない靴を無理やり履いていると、外反母趾・足底筋膜炎などの原因になることもあります。
ひどい場合は、少しずつ足が圧迫されて変形する原因になる場合もあります。
気に入っているデザインだからと、足に馴染まない靴を履き続けるのは足や体の健康にマイナスなことしかありません。
異邦人について
異邦人は足や靴に何かしらの悩みを抱えたお客様が多く来店する少し変わった靴屋です。
ご来店されるお客様の足のサイズと幅を正しく測り、お客様の足に合う靴をご提案するご提案型の販売方法を採用しています。
しかし、足に合う靴を選んでいるからといって、足が痛くなりませんとは絶対にお伝えしません。
足に合う靴だからこそ、馴染むまで履き慣らしてから長時間履くようにしてくださいとお伝えしています。
ご来店される多くのお客様は、今まで足にピッタリと合う靴を履いた経験がありません。
そのため、最初はどうしても違和感があります。
少し馴染んだぐらいから、足に合う靴で歩くととても楽に歩けるとご実感いただけるようになるのです。
いつも新品の靴を買うと足が痛くなってつらいとお悩みでしたら、異邦人のお店までお気軽にご来店・ご相談ください。
お客様の足が痛くならないような靴をご提案し、対策方法等もお伝えさせていただきます。
まとめ
新品の靴を履くと足が痛くなるのは、珍しいことではありません。
新品の靴はどうしても素材が固く、なかなか足に馴染まないのが一般的です。
何回か履いてもなかなか足にしっくりと来ないという場合は、足に合っていない可能性もあります。
新品の靴を履いていて、足が痛くならないようにするためには、
- 靴を購入する際には足のサイズを測って足に合う靴を選ぶこと
- かかとに詰めて、きちんと靴紐やベルトを調整して靴を履くこと
- 新品の靴は少しずつ履き慣らして足に馴染ませること
- 立体的なインソールを使って靴の中で足が動かないようにすること
の4つの対策方法をご提案いたします。
様々な対策を行っても足に馴染まずに履く度に足が痛くなる靴は足に合っていない可能性が高いです。
足や体の健康にとってよくないので、いくら気に入っていても履くのを止めることをオススメします。
いつも新品の靴を買って履いていると、足が痛くてどうやって靴を選べば良いのかわからないというお客様は異邦人に来てみませんか?
お客様の足にピッタリと合う靴をご提案させていただき、履き方から歩き方までお伝えさせていただきます。
もちろん、なかなか足に馴染まないという場合でもしっかりアフターフォローさせていただきます。
お気軽にご来店・ご相談ください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。