足の幅が広いことを「ばんびろ」「だんびろ」と言うのはなぜ?

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ごくたま〜に足の幅が広いことを「ばんびろ」「だんびろ」と表現されるお客様がいらっしゃいます。
 
初めて聞いたときから話の流れで「ばんびろ」「だんびろ」は足の幅が広いということをおっしゃているのは伝わりました。
 
何度か耳にして、どこの方言なのか気になり調べてみました。
 
そこで今回は、足の幅が広いことを「だんびろ」「ばんびろ」と表現する理由や足の幅が広がる原因についてまとめました。

足の幅が広いことを「ばんびろ」・「だんびろ」と表現する理由

幅広の足のイラスト
 
異邦人で様々なお客様とお話をしていると足の幅が広いことを「ばんびろ」「だんびろ」とおっしゃるお客様が稀にいらっしゃいます
 
話の内容から意味はすぐに理解できるのですが、初めて聞いたときから少し気になっていました。
 
辞書などで調べても乗っていませんし、方言なのかと思っていたのですが、方言でもないようです。
 
漢字で書くと「ばんびろ」は「番広」や「番平」。
 
「だんびろ」は「段広」「段平」と書くみたいです。
 
結局、答えを見つけられておりません。
 
語源を調べてみても、さっぱりわかりませんでした。
 
今でも静岡や山梨などでは使われているみたいですが、はっきりと方言という訳でもないようです。
 
柔道や剣道などで足の幅が広い人を表すときにも使うみたいで、地域が限定されているかというとそうでもなさそうでした。
 
はっきりとした語源や意味が結局わからず終いで、モヤモヤが残っている次第です。
 
追記:刀の刃の幅が広いことを「段平」と書いて「だんびら」と読むみたいですが、読み方が違います。
 
ますます謎が深まりました。

最初から広かった?広がった?

足の幅のイラスト
 
足の幅が広いことを「ばんびろ」「だんびろ」と一部の方が表現することは理解できました。
 
足の幅は元々広い場合と、後から広がる場合の2つのパターンがあるのはご存知ですか?
 
基本的に欧米人に比べて、日本人は足の幅が広く、幅広・甲高であることが多いです。
 
スポーツ用のシューズなどでアジア向けの商品などでは幅広・甲高に設計されたモデルを出しているメーカーもあります。
 
しかし、後から足の幅が広くなってしまった場合は、足のトラブルを抱えている可能性があります。

足の幅が後から広がった場合

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足の幅や足の大きさは成長すると止まるわけではなく、日々変化しています。
 
骨の構造や形が大きく変化するわけではありませんが、微妙な変化が日々起こっています。
 
特に立った時に体を支える足は体の他の部分よりも影響を受けやすい部分です。
 
自分では気づかないことも多く、いつの間にか足の形が変わっていたという方も珍しくありません。
 
特に足の幅が後天的に広くなっている場合は、足にトラブルを抱えていることが多いです。
 
代表的なトラブルとしては、
  • 外反母趾
  • 内反小趾
  • 扁平足
  • 開張足
  • 足底筋膜炎
などです。
 
足の幅が以前より広くなったと感じる場合や、今まで履いていた靴のサイズが少し小さくなったと感じた場合、足の幅が広がってきている可能性があります。

足の幅が広がる原因

足の幅が後天的に広がってしまう原因には様々あります。
 
代表的な3つの原因として、
  • 足に合わない靴
  • 筋力の低下
  • 体重の増加
が主な要因です。

足に合わない靴

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足に合わない靴を履くことは、足のトラブルになる原因として最も多いケースです。
 
特に若い頃に幅の狭い靴や、サイズの大きい靴ハイヒールなどのかかとの高い靴などを履いていると年齢を重ねてから足にトラブルを抱えてしまうことが多いです。
 
その理由は、足の筋肉が正しく機能しないことによって、バランスが崩れてしまったり、変形が起こってしまうからです。
 
若い頃はあまり気になりませんが、年齢を重ねると少しずつ蓄積して崩れが目立ってきます。
 
そのため、長期的にみると足に合わない靴が足の幅が広がってしまったり、足にトラブルを抱える原因になります。
 
サイズと幅が足に合う靴を正しく履くことで、足のトラブルの多くは避けることができます。

筋力の低下

弱った足の筋肉のイラスト
 
年齢を重ねていくと、どうしても筋力は衰えてしまう傾向にあります。
 
足の筋肉も例外ではなく、足の裏にある土踏まずを形成している筋力が低下してしまうと、どうしても足の幅が広がってしまいます。
 
気づかないことも多く、知らない間に土踏まずが低くなっていたということも珍しくありません。
 
土踏まずを形成している筋力が低下すると、足の真ん中辺りにタコやマメができることがあります。
 
また、日常的に歩く距離が多い方などは比較的足の裏の筋力が維持されているケースが多いです。

体重の増加

体重計のイラスト
 
体重の増加も後天的に足の幅が広がってしまう原因になります。
 
足の裏にある筋肉は、立った時に体の全体重を支えています。
 
体重が増加することで、その支えている筋肉に負荷が増えてしまいます。
 
負荷が増えると、今までに1必要だった力が1.1、1.2と必要になる力が大きくなっていきます。
 
増えた負荷が足の裏の筋肉のバランスを崩してしまうことで、足のアーチが崩れてしまい幅が広がる原因になるのです。

健康な足を取り戻すには?

足に合うピッタリの靴を履いているイラスト
 
足の幅が広がったと感じたり、実際に以前よりも幅が広がったと実感している場合、後からでも健康な足を取り戻す方法はあります。
 
その中でも特に大切なことは、足に合った靴を正しく履くことです。
 
足に合わない靴を履き続けることは、筋力の低下や、体重の増加よりも足に大きな影響を与えます。
 
足に合う靴とは、足のサイズと足の幅(ワイズ)の両方のサイズが合う靴になります。
 
靴を選ぶ場合、靴のサイズが合うかどうかを気にして選ぶことが多いです。
 
しかし、足の健康のためには足の幅のサイズ(ワイズ)も合うかどうかを気にしながら靴を選ぶようにすることが大切です。
 
足の幅が合うことで、自然に靴を履けるようになり、バランスよく足の筋肉を使うことができるようになるからです。
 
また、足に合う靴を見つけた場合でもその履き方を間違っていては意味がありません。
 
足に合う靴を正しく選んで、正しく履くことが健康な足を取り戻すには大切なポイントです。

インソールを使うことも効果的

足にピッタリ合うインソールの写真
 
足の健康のために、靴にインソールを入れて履くことも効果的です。
 
足に合う靴にインソールを入れて履くことで、足が靴の中でピタッと収まり、足の裏の筋肉が正常に働くようになるからです。
 
インソールは足の裏から足の働きを補助するサポーターのような役割を担います。
 
衰えてしまった筋肉の働きを補助し、体重を支える効果もあります。
 
欧米では足のトラブルの治療にも用いられることもあり、インソールと足のトラブルと密接な関わりがあるとされています。

異邦人にできること

異邦人のイラスト
 
異邦人はオーダーメイドインソールとウォーキングシューズを専門に販売している靴屋になります。
 
足や靴でトラブルやお悩みを抱えたお客様がよくご来店されます。
 
お客様からお話を聞かせてもらい、お客様の足に合う靴とインソールをご提案して販売させていただいております。
 
そんなお客様とのお話の中で「ばんびろ」「だんびろ」という言葉を聞く機会がありました。
 
足の幅が広がってしまったり、幅が広くてお困りのお客様の足に合う靴をお客様のニーズを汲み取ってご提案させていただきます。
 
足の幅が広くて足に合う靴が見つからないというお客様はお気軽にご来店・ご相談ください。
 

まとめ

足の幅が広いことを「ばんびろ」「だんびろ」と言うことがあります。
 
辞書などで調べても明確な意味や由来は解りませんでした。
 
方言でもないようですが、足の幅が広いということを表しているというのは会話の中でわかりました。
 
また何か分かればこの記事を更新する予定です。
 
日本人は欧米人に比べて幅広甲高の足の形をしているケースが多いです。
 
また、年齢を重ねることで靴の影響や筋力の低下で、足の幅が広がってしまうことがあります。
 
足の筋力の低下や変形は、様々な足のトラブルの原因になります。
 
健康な足を維持しながら、足の幅が広がらないようにするためには足に合う靴を正しく履いたり、インソールを入れて靴を履くなどの対策が効果的です。
 
足の幅が広くて悩んでいたり、「ばんびろ」「だんびろ」で足に合う靴がないというお客様はお気軽に異邦人までご来店・ご相談ください。
 
今まで数多くの足や靴のお悩みを解決するお手伝いをしてきたスタッフが、お客様の足に合う靴をご提案させていただきます。
 

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