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土踏まずが痛い原因として最も可能性が高いのが足底筋膜炎・足底腱膜炎です。
原因としては、歩きすぎで一時的になることもあれば、足に合わない靴を履き続けていることで慢性的に発症することもあります。
他にも足の裏の筋力の低下、体重の増加など体の変化に伴って発症することもあります。
また、扁平足や甲高など足の形による原因の場合もあります。
いずれの原因にしても、足に合う靴を履くことで痛みの緩和や改善に効果があります。
そこで今回は、土踏まずが痛い原因と対策方法についてまとめました。
このページの目次
土踏まずが痛い原因
土踏まずが痛くなる症状として、最も可能性が高いのが足底筋膜炎・足底腱膜炎です。
足底筋膜炎・足底腱膜炎は言い方は違いますが、ほぼ同じ症状だと考えていただいて問題ありません。
症状として、歩いている時や立っている時に土踏まずの周辺が痛くなるというのが特徴です。
異邦人に”足の悩み”でご来店するお客様の中でも最も多いのが、足底筋膜炎・足底腱膜炎と外反母趾になります。
この3つの足の症状で悩んでいるお客様は、約半数にもなります。
それぐらい、世の中の方が困っている症状の1つです。
また、足に合わない靴や足の裏の筋力の衰えも土踏まずが痛くなる原因の可能性もあります。
足底筋膜炎・足底腱膜炎の原因
足底筋膜炎・足底腱膜炎の原因として可能性が高いのは、足の使いすぎです。
毎日デスクワークなのに急に運動を始めたり、長い距離を歩いたり、立ち仕事したりすると発症することがあります。
足の使いすぎで症状が出た場合、足を休めて上げることで改善します。
毎日立ち仕事をしている方や、営業職などで毎日歩きまわるようなお仕事の方の場合は慢性的に土踏まずに痛みが生じることがあります。
また、体重の増加など足の裏への負担が増えることでも足底筋膜炎・足底腱膜炎を発症することもあります。
体重が増えることにより、足の裏の筋肉が支える重さが増え今までよりも過剰に筋肉を酷使するようになるからです。
足底筋膜炎・足底腱膜炎とは?
足の裏の土踏まずの辺りには足底腱膜(そくていけんまく)と膜のような腱があります。
この腱は足のかかとの骨から足の指の付け根の骨までを覆っていて、その腱が炎症することを足底筋膜炎・足底腱膜炎と呼びます。
わかりやすく言うと、足の裏の筋肉の炎症です。
足底筋膜炎・足底腱膜炎の判断方法
朝起きて布団から出た1歩目に土踏まずの辺りに痛みを感じたら、ほぼ足底筋膜炎・足底腱膜炎になっています。
毎朝同じような症状が出る方は、慢性的に足底筋膜炎・足底腱膜炎になってしまっていいます。
また、かかとを指で押した時に痛みが出る場合も可能性が高いです。
まれにリウマチなどや神経痛の場合もあるので、症状がある場合は早めに病院で診察を受けるようにしてください。
足に合わない靴が原因
足に合わない靴が原因で土踏まずがの部分が痛くなることもあります。
特に扁平足や甲高など足の形に特徴があるお客様は、足に合わない靴を日常的に無理をしながら履いているというケースが多いです。
また、無理をしながら靴を履くことで、足底筋膜炎・足底筋膜炎になってしまうこともあります。
足の裏の筋力の衰えが原因
身体中の筋肉はトレーニング等をしていても、年齢と共に衰えていきます。
筋肉が衰えると筋肉の柔軟性が失われてしまいます。
柔軟性を失った筋肉を無理に働かせると、炎症を起こして足底筋膜炎・足底筋膜炎になってしまいます。
また、体重の増加と筋肉の衰えの両方が原因となっていることもよくあります。
土踏まずが痛い原因への対策
土踏まずが痛い原因として、最も可能性の高い足的筋膜炎・足底腱膜炎の対策として効果的だと言われているのが足に合う靴を履くことです。
足的筋膜炎・足底腱膜炎は裏の筋肉が炎症を起こしているので、炎症を抑えるために足の裏への負荷を少なくすることが最大の対策方法です。
そのためには、足に合う靴を正しく履くことが求められます。
足に合う靴を履くと、足の筋肉を正しく働かせることができ筋肉の働きをより効率的にすることができます。
足底筋膜炎・足底腱膜炎の治療法
病院などで足底筋膜炎・足底腱膜炎と診断された場合、これといった治療は行われません。
多くの場合は対処療法となり、足の裏の筋肉を休ませることを勧められます。
残念ながら手術や薬などで抑えれるような症状ではなく、生活の習慣を改めることが求められます。
大切なことは足に合う靴を履く!
土踏まずの痛みの原因が足底筋膜炎・足底筋膜炎の場合、お医者様からも勧められるのが足に合う靴を履くことです。
足にピッタリと合う靴は、靴の中で足が動くのを防ぐ効果があります。
靴の中で足が動くことで足の筋肉に無駄な負荷がかかっています。
その負荷をなるべく減らすためにも、足に合う靴を履くようにしてください。
負荷を減らすことで、足の筋肉を少しでも楽にすることが足裏の痛みへの対処の第一歩となります。
正しく靴を履くことも大切
足に合う靴を選べていても、正しく靴を履いていなければその効果は半減してしまいます。
靴はしっかりと足に固定して履くことで、歩きやすくなり足の持つ力を最大限に発揮することができます。
正しく靴を履くには、かかと側に足を詰めて痛くならない程度に靴紐やベルトで足に靴を固定するように履くようにしてください。
異邦人でも、靴をご購入されるお客様には必ず靴の正しい履き方についてアドバイスさせていただいております。
また、サンダル・スリッパ・草履・下駄・サイズの大きい靴・幅が広い靴・柔らかい素材の靴などは足が靴の中でしっかりと固定されません。
靴の中で足が動いてしまい、足の裏の筋肉への負荷が増えてしまう原因にもなります。
インソールの利用もオススメ
土踏まずが痛いと悩んでいらっしゃる方にはインソールの利用もオススメです。
インソールは靴の中に入れて使う靴の中敷きのことです。
多くの靴には元からインソールが入っていますが、だいたいが平らになっています。
そのインソールを入れ替えることができるのはご存知ですか?
土踏まずの部分にピッタリと合うインソールを入れ替えることで、足の裏から筋肉の働きを補助する役割があります。
重度の足底筋膜炎・足底腱膜炎の治療でも足底板と呼ばれる医療用のインソールが使われることもあります。
異邦人にできること
異邦人は足のや靴の悩みを抱えたお客様が多く来店する珍しい靴屋です。
ウォーキングシューズとオーダーメイドインソールを専門に取り扱っています。
異邦人では、お客様がご来店した際にお客様の足や靴の悩みを聞きながら足のサイズや幅を測ります。
また、フットプリントという足の型を採ってお客様と一緒にお客様の足の状態を分析しながら靴を選びます。
一般的な靴屋さんのように、お客様が靴を選ぶのではなくお客様の足に合う靴をスタッフがご提案させていただく販売方法になっています。
そのため、どんな靴でも足に合わないというお客様や足底筋膜炎・足底腱膜炎でお医者様に足に合う靴を勧められたというお客様が毎日のようにご来店されます。
インソールの作成
異邦人が靴と一緒にご提案させていただいているのが”オーダーメイドインソール”です。
オーダーメイドインソールを入れてご提案した靴を履いていただくことで、足にピッタリと合う靴がご提案できるからです。
足の裏の形に合わせて、熱成形したインソールを入れていただくことで足の裏の筋肉の働きをサポートする効果を高めることができます。
特に足底筋膜炎・足底腱膜炎の症状が出ているお客様には効果的です。
まとめ
足の土踏まずの痛みの原因として可能性が最も高いのが足底筋膜炎・足底腱膜炎です。
足底筋膜炎・足底腱膜炎の原因としては、
- 足への負担が増えたこと
- 足に合わない靴を履いていること
- 足の筋力の衰え
- 体重の増加
などが考えられます。
足底筋膜炎・足底腱膜炎は分かりやすく言うと足の裏の筋肉の炎症です。
痛みを抑える対策としては足をしっかり休めることが大切です。
病院で診断しても対処療法が取られることがほとんどです。
立ち仕事などでなかなか対処療法もできないという方は足に合う靴やインソールなどを使って足の筋肉の働きを補助するようにしてください。
病院などでも足に合う靴を履くことが大切だと教えられるケースもあります。
お医者様の勧めで異邦人にご来店されるお客様も多いです。
異邦人ではお客様の足のサイズを正確に測り、足に合う靴とオーダーメイドインソールを通じてお客様の足や靴の悩みを解決するお手伝いをしている靴屋です。
足底筋膜炎・足底腱膜炎に悩んでご来店されるお客様も多く、異邦人の靴を履いて楽になったと喜ばれています。
土踏まずの痛みで悩んでいらっしゃいましたら、お気軽に異邦人までご来店・ご相談ください!