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歩いたり立ったりしている時に土踏まずに痛みを感じますか?
土踏まずの痛みは歩く時の癖や足の形に原因があるかもしれません。
インソールを使用すると痛みが改善することもあります。
そこで今回は、土踏まずが痛い時の対処法やインソールについてまとめました。
このページの目次
土踏まずが痛い時はインソールの使用がオススメ!
人の体を支えるために”足”は重要な役割を果たしています。
特に足の裏にある「土踏まず」が体を支えるために最も重要な部分です。
足の裏が地面につかないようにアーチ状になっているのが普通です。
異邦人の経験から土踏まずが痛い方はアーチが崩れていたり、変形しているケースが多いです。
土踏まずに痛みや違和感があると、立つ時や歩く時にバランスが崩れてしまいます。
バランスを取るためにサポートするのがインソールの役割です。
土踏まずが痛い時はインソールでサポート!
足に合うインソールを使用することで、足のアーチをサポートして土踏まずの痛みを軽減することができます。
土踏まずの痛みが軽減することは足への負担を減らし、普段の生活をおくる上でのストレスもなくなります。
インソールにはアーチをサポートし、クッション性、安定感を向上させる効果があります。
また、アーチのサポートをすることで足の歪みを予防にも繋がっています。
土踏まずや足裏が痛い場合は、足に合うインソールを使うことをオススメします。
インソールを入れる効果について
インソールは足の裏の土踏まずにあるアーチを持ち上げることをサポートします。
アーチをサポートすると土踏まずが本来の役割を果たし、痛みの原因である歪みや疾患を改善・予防する効果があります。
また、インソールには靴の中で足が動かないようにする働きもあり、足の疲れを軽減させる効果もあります。
しかし、インソールの効果を最大限に発揮するためには足に合った靴と足に合ったインソールを使わないと意味がありません。
足に合っていない靴にインソールだけ入れても意味がないことを知っておいてください。
土踏まずが痛い原因
土踏まずが痛くなる原因には、
- 疲労
- 歩く時のクセ
- 足に合わない靴
- 筋力の低下
- 足の形
など様々です。
原因は様々ですが、最終的には”足に歪み”が生じてアーチが崩れてしまうことで痛みが生じていることがほとんどです。
足に疲れが溜まったり、歩き方の癖、筋力の低下によって足の形が崩れて足に歪みが生じると土踏まずのアーチが崩れてしまいます。
痛みを改善するには、原因を無くして歪みをサポートする必要があります。
土踏まずの痛みが出る足の疾患
土踏まずに痛みが出る足の疾患には、
- 足底筋膜炎
- 偏平足
- 足底線維腫
などがあります。
足底筋膜炎
足底筋膜炎は足に合わない靴を履き続けたり、歩く時の癖による足の歪みなどが原因で足の裏に痛みが生じます。
ヒールの高い靴や、足首が固定されるブーツなどを頻繁に履くことで足の裏に過度な負担をかけてしまい足底筋膜炎になることもあります。
足底筋膜炎は足の裏にある筋肉の膜が過度に伸びてしまう疾患です。
炎症を繰り返すことで”足底筋膜”が伸びにくく、断裂傷を起こしやすい状態に陥ってしまうと慢性的に痛みが出ることもあります。
偏平足
扁平足はアーチを支えている筋力や腱の機能低下により起こります。
土踏まずにあるアーチを支えるため筋肉が弱ることが一般的な原因です。
年配の方に多い症状ですが、若い方でも足に合わない靴を履き続けていると扁平足になることもあります。
足底線維腫
足底線維腫は土踏まずの辺りに腫瘍ができてしまう疾患です。
土踏まずを触った時に、コリコリしたしこりのようなものがある場合は「足底線維腫」の可能性があります。
しこりは良性のため、病院などに行っても対処療法で終わることが多いです。
足底線維腫は足の裏の筋肉や筋膜への負担が繰り返される事で起こります。
足底線維腫ができた方は扁平足や足底筋膜炎を併発している可能性が高いです。
土踏がないことも!?
子供に土踏まずがないことは珍しいことではありません。
土踏まずは成長する過程で小学校低学年頃までに形成されるからです。
しかし、大人になってから土踏まずがなくなる症状は問題です。
足の筋肉の低下や、合わない靴を履き続けることで土踏まずがなくなり、アーチが崩れてしまいます。
痛みがある方もいれば、痛みを感じない方もいらっしゃいます。
なくなった土踏まずは日々のトレーニングや、正しく足に合った靴を履くこと、正しく歩くことで取り戻すこともできます。
土踏まずの役割について
土踏まずの役割は、
- 体のバランス維持
- 体を支える
- 足の指を動かす
- 体の衝撃を吸収するクッション
- 足を蹴り出すバネ
の5つです。
あまり知られていませんが、体を動かす上での重要な役割を担っています。
しかし、多くの方が土踏まずの重要性を認識していません。
土踏まずに痛みが出ると歩く時のバランスが崩れてしまいます。
歩く時のバランスが崩れると知らない間に足首・膝・腰・背中・首など体の他の部分に負担がかかる原因になります。
土踏まずが痛い時はオーダーメイドインソールがオススメ!
土踏まずに痛みを感じる場合はインソールでサポートすることで痛みを緩和することができます。
しかし、市販のインソールではあなたの足に合っているのか分かりません。
足に合わないインソールを使用していると逆に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そこで、インソールを使用を考えていらっしゃる場合はオーダーメイドのインソールを入れることをオススメします。
オーダーメイドインソールのメリット
オーダーメイドインソールは一人一人の足形を取り、足の癖や歪みに合わせたインソールを作成できるのが最大のメリットです。
足の形や左右によって違う足の歪みを整えることで崩れたアーチをサポートします。
市販のインソールの中からなかなか自分の足にピッタリと合うインソールを見つけることは難しいです。
オーダーメイドインソールを入れることであなたの足のバランスを正し、土踏まずの痛みを軽減することができます。
痛みを軽減するだけではなく、原因である足の疾患を改善して足の負担を軽減する効果もあります。
オーダーメイドインソールのデメリット
オーダーメイドのインソールは足形を取って製作するため、手間がかかります。
そのため市販のインソールよりも割高です。
市販のインソールは安いものは100円均一でも購入することができます。
一般的に2,000円〜3,000円程度で販売されていることが多いです。
しかし、オーダーメイドのインソールは10,000円〜20,000円前後で販売されています。
販売店も少ないのもデメリットの1つです。
一般的な靴屋さんでは販売されておらず、専門店を探すのも一苦労です。
土踏まずの痛みには靴も大切
土踏まずに痛みがある方は足に合っていない靴を履いている可能性があります。
足に合った靴を履くことで痛みが軽減することもあります。
特に普段スリッパやハイヒールなど足に負担がかかる履物を長く履いている方は足に合った靴を正しく履くだけでも痛みが軽減することがあります。
土踏まずに痛みがある方は靴の選び方も見直してみてください。
まとめ
土踏まずが痛い時はインソールを使用することで痛みを軽減できるかも知れません。
インソールを入れることで土踏まずにあるアーチをサポートし、足が本来の役割を果たすことを手助けするからです。
また、足に合ったインソールを入れることで靴の中で足が動かないようにする役割もあります。
土踏まずが痛くなる原因は様々ですが、ほとんどの場合は「足の歪み」です。
また、「足底筋膜炎」「偏平足」「足底線維腫」などの疾患を患っている可能性もあります。
土踏まずは体を支えるための様々な役割がある重要な部分です。
痛みがある場合はインソールを入れたり、足に合う靴を履くなどして対策するようにしてください。
なるべく足の裏に負担をかけずに、正しく足を使うことが痛みを軽減するためのポイントです。
異邦人にも土踏まずに痛みを抱えてご来店されるお客様がたくさんいらっしゃいます。
多くの方は扁平足や足底筋膜炎などの疾患が原因です。
お客様に足に合う靴とオーダーメイドインソールをご提案させていただくと土踏まずの痛みが改善することが多いです。
土踏まずの痛みに悩んでいらっしゃる方は異邦人へご相談ください。
足型を計測し、土踏まずが痛む原因を調べることもできます。